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カロス地方ミアレシティ ミアレ大学内
ミヅハ
やだもうこんな時間になっちゃった…
参考書が詰まったトートバッグを提げながらミヅハは図書館から出てきた。
ミヅハ
もう！一気に課題出すからよ…
ミヅハ
みんな先に帰ってるよなぁ
ミヅハ
しょうがない、ひとりで帰りますか…
すると突如叫び声が聞こえた
ミヅハ
何…！？庭園の辺りから…！
ミアレキャンパス ベール庭園前
そこには足から血を流した白衣の男とヘルガーを従えた男がいた
白衣の男
ウグッ！
男
お前のせいだッ！
男
学会で俺にあんな恥をかかせやがって！
男
やれヘルガー！トドメをさしてやれ！
ヘルガー
グルルッ！！
ミヅハ
やめなさいッ！
ミヅハ
バンギラス､ヘルガーにストーンエッジ！
バンギラス
バギュアァッ！
放った岩はヘルガーを直撃し、 ヘルガーは戦闘不能となった
男
クソッ！テメェこの女ッ！畜生ッ、お前らまとめてやっちまえッ！！
男は逆上しドンカラスとエンニュートを繰り出した
ミヅハ
ええい構うもんですか！バンギラスッ！
バンギラス
グアァァッ！！
二匹のポケモンは呆気なく戦闘不能になり、男は警官へ連行された
白衣の男も救急車で病院へ運ばれたそうだ
こうして事件は幕を閉じた
事件から一週間後
ミヅハ
やぁっと授業も終わり！
ミヅハ
さて帰りましょ…
友人
ミヅハ！
友人
ここにいたのか、なんか呼ばれてたよ〜
ミヅハ
えッなに、私が？
友人
うん、教授室に来いだってさ。
ミヅハ
えぇ…私なにかしたっけなぁ……
ミヅハ
今日はまっすぐ帰れると思ったのに……
教授室
ミヅハ
失礼します、
ミヅハ
呼ばれて来ました〜……って
ミヅハ
誰もいない…？
教授室には誰もいなかった
ミヅハ
(場所間違てないよね…？)
すると奥から慌ただしくおさげが出てきた
学生
あっ、ごめんなさい色々と立て込んでて…
学生
とりあえず適当な椅子にかけてください。
学生
えーっと…これを…ポチッと！
おさげはホロキャスターのスイッチを入れた
教授
やぁ、いきなり呼び出してすまないね。
ハクレン教授
私のことを覚えているかな？
そこにはこの前の白衣の男の姿があった
ミヅハ
あの時の…！
教授
正解。
私の名前はハクレン。キミがミヅハ君だね、いやぁ本当に感謝するよ…
私の名前はハクレン。キミがミヅハ君だね、いやぁ本当に感謝するよ…
ミヅハ
いえ、それほどでも…
ハクレン教授
そう謙遜するな、キミがいなかったら一体どうなっていたか…
ミヅハ
どうも、ありがとうございます。
ハクレン教授
呼び出したのは礼を言うためでもあるが…実はもうひとつあってな、
ハクレン教授
キミ、ポケモンの調査をやってみる気はないか？
ミヅハ
ポケモンの…調査？
ハクレン教授
あぁ、主に各地にいるポケモンを捕獲したり生態の調査なんかをしたりしている。
ミヅハ
なんで私が…？
ハクレン教授
この前の事件でね、キミを見たとき、
ハクレン教授
キミのとても力強いカリスマ性、バトルの腕…それがひしひしと私に伝わってきたんだ。
ミヅハ
教授ではなくて私なんかでよろしいんですか？
ハクレン教授
本来なら私が行く予定だったんだが…あいにくの怪我でとても行けそうにないんだよ。
ハクレン教授
それにそんな心配することはないぞ、
ハクレン教授
何もひとりで行くんじゃないからな。
ハクレン教授
私の優秀な助手もセットだ。
ミヅハ
助手…？
ハクレン教授
紹介しよう、そこにいる彼女が私の助手のジンジャーだ。
ジンジャー
教授、私も行くって本当ですか！？
ハクレン教授
なんだ、いやなのか？
ジンジャー
嫌とかではないですけど…もっと事前に言ってくださいよ！
ハクレン教授
スマンスマン、いやぁついうっかり…
今こっちも人手不足でな…
今こっちも人手不足でな…
ハクレン教授
ともかく…ミヅハ君、調査に協力してはくれないか？
ミヅハ
分かりました。協力します！
ハクレン教授
そうか！いやぁありがたい。
ハクレン教授
断られたらどうしようと思っていたからなぁ…
ハクレン教授
それじゃあミヅハ君、ジンジャー、期待しているぞ！
そう言うとホロキャスターの画面が消え、通話がオフになった。
ジンジャー
まったく、教授ったらもう…
ジンジャー
あ､そういえばまだ自己紹介が済んでませんでしたね、
ジンジャー
私の名前はジンジャー、一年生です。
これからよろしくお願いしますね。
これからよろしくお願いしますね。
ミヅハ
私はミヅハ。色々迷惑かけると思うけど…よろしくお願いします。
ジンジャー
これから二人で頑張りましょうね！
ミヅハ
(なんか事がたんたんと進んでるけど…)
ミヅハ
(私これからどうなっちゃうのよ〜！？)
そんな二人の冒険は…
続くったら続く！
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