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夏姫

ほら、帰るぞ〜

秋葉

ほーい

そう言って、保健室から出て帰り始めた。

夏姫

そういやお前、部活は行かなくていいのか?

秋葉

うん。いいのいいの。
めんどくさいし、気分じゃないから

夏姫

あ、そ

秋葉

てか、よく部活してるって分かったね
(教えてないのに)

夏姫

まぁな。一応幼馴染だし

秋葉

あっそ。まぁ、女子ばかりだし。自由なんだよ。うちの部活は

夏姫

部長のお前が言うことか?

秋葉

別になりたくてなったわけじゃないし

夏姫

ふぅ~ん。女子ね

秋葉

何?
その顔

夏姫

別に

秋葉

彼女できたと思った?

夏姫

いや、別に……。

夏姫

まぁ、少し思った。

秋葉

ほらね。
やっぱり可愛いね。

夏姫

うるせ。

ドカ

秋葉

も〜痛いな(笑)

秋葉

ひどいよ。本当

駅に着き。電車を待っていると

夏姫

彼氏とか作る気ねぇの?

秋葉

ん?急にどうした?

夏姫

いや、別に

それを見た、秋葉は、笑いながら答える。

秋葉

まぁ、彼女も彼氏も今は、作る気無いよ

そう秋葉が答えるとホッとした声で夏姫が答えた。

夏姫

へ、へー。そっか。
(あるって言われたら正直な所焦る。)

秋葉

電車来たよ。
乗る?乗らない?

と、秋葉が夏姫の顔を覗き込む。

夏姫

乗るけど

秋葉

その顔も可愛いね。

ドカ

秋葉

イテ。悪かったよ。

そう言いながら電車に乗り込む

秋葉

お前さんは?

夏姫

秋葉

部活とかしなくていいの?

夏姫

あ…うん

秋葉

どうしたの?

夏姫

いや、別に

秋葉

ふぅ~ん?そうかい

少しの沈黙が続いた

夏姫

?何を考えている?

秋葉

何も

夏姫

そう。
(本当に何考えているのか分からない)

駅につくまで沈黙が続いた。

間もなくーー駅。ーー駅〜。 というアナウンスがなった

夏姫

おい!降りるぞ。寝るな

秋葉

くぅ~?うん

そして降りていく

駅で降りるともうすっかり暗くなっていた。

夏姫

すっかり暗くいな。

秋葉

うん

夏姫

今日、家の人いないんだっけ?

秋葉

うん

夏姫

大丈夫?

秋葉

大丈夫だよ~。
夏姫ちゃんは、本当に心配症ね♡
えっちゃんに似てね!

夏姫

うるせぇよ

秋葉

まったく、皆がみんなして

ため息を付き

秋葉

何歳だと思ってんのさ?

夏姫

3歳児

秋葉

ぅ…。

秋葉

ひどいな
まったく

夏姫

あ、そういや、お前のクラスの奴か分からんがお前のこと睨んでる奴がいたけど

夏姫

何かしたのか?

秋葉

え!何もしてないよ!
ひどいことする奴がいるよね(笑)

夏姫

はぁ、実際のところは、分からないけど気をつけろよ

秋葉

ん~。お前さんもな

夏姫

秋葉

トラウマ抱えているままだと余計に体が動かなくなるぞ。

夏姫

……。おう… 
ありがとう

秋葉

家、来るか?

夏姫

いや、いい。

秋葉

そうかい

秋葉

じゃぁね

夏姫

おう

何も知らないくせに…。

夏姫は、そう小さくつぶやいた。

秋葉

おい!凪、ずるいぞ

秋葉

僕が主人公なのに、これじゃぁ、夏姫の奴が主人公じゃん

まぁ、いいじゃん。
今度また、いっぱい出してあげるから

秋葉

分かったよ

うん!秋葉は、本当に物わかりのいいね

秋葉

ふん

じゃぁ次回もお楽しみに

君は、いいよね!秋葉くん

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