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リュウ(主)

どうもみなさんこんちゃっちゃ!

リュウ(主)

主のリュウです!

リュウ(主)

というわけで今回は前回予告した通り…

リュウ(主)

お仲間追加です☆

リュウ(主)

もうね、語ることがねぇんだ☆

リュウ(主)

ってことで注意書き!

⚠️ • 魔女狩りの物語です。 • ミリちゃんが魔女狩りされてしまいました…。 • 前回の続きです。 • このみが主人公の人間。 • ののちが鬼設定。 • …今回クソほど長いです、覚悟して呼んでください。(?)

リュウ(主)

これでもいいよって方はどうぞ!

リュウ(主)

そしてお察しの方はわかるだろうけど…

リュウ(主)

お仲間はみなさんがよく知るあの方となっておりますので

リュウ(主)

お楽しみに☆

木の上から何者かが降りてくる。

甘狼このみ

だ…誰…!?

???

ののはねぇ…

音ノ乃のの

音ノ乃のの!

甘狼このみ

のの……?

音ノ乃のの

そうそう!

音ノ乃のの

で、そう言う君はなんていうの?

甘狼このみ

…甘狼このみ…。

音ノ乃のの

じゃあこのちゃんだ!

甘狼このみ

…。

距離の詰め方が早いなぁ……。

甘狼このみ

と言うか…な、なんでこんな森にいるの…?

音ノ乃のの

ん~…日に当たらないため…かな?

甘狼このみ

日に…当たらないため…?

音ノ乃のの

あーそっか!このちゃんは人間なのか!

甘狼このみ

そう…だけど…

…なにか嫌な予感がする…。

甘狼このみ

…あなたは?

音ノ乃のの

ののは…

音ノ乃のの

”鬼”だよ♪

ののがそう言ったとたん、

ののの目が赤く染まった。

甘狼このみ

…ッ!?

鬼…!?

速く…逃げなきゃ…ッ

殺される…!

甘狼このみ

ダッダッダッ

このみは足を素早く動かし、必死に逃げようとするが…。

音ノ乃のの

ふーん…逃げるんだ。

もちろん鬼のののからは逃げ切れない。

甘狼このみ

ひっ…!?

気づけばこのみは木に押し付けられていた。

音ノ乃のの

ののが怖い?クスッ

ののはクスクスと笑いながら顔を近づける。

甘狼このみ

い…やだ…ッ

音ノ乃のの

嫌だって言われても…

音ノ乃のの

久々に人間なんて見たし、食べないわけにはいかないんだよ。

ののはこのみの首筋に口を近づける。

甘狼このみ

ッ…!

こんなところで…終わりたくないのに…ッ

甘狼このみ

助けて…ミリちゃん…ッ

音ノ乃のの

は…?ミリ…ちゃん…?

このみがそう言うとののは動きを止める。

甘狼このみ

…?

音ノ乃のの

ミリ…ちゃ……

音ノ乃のの

ッ…!ダッダッダッ

甘狼このみ

あっちょっ…!

ののはなぜか全速力で走って行ってしまう。

甘狼このみ

待ってっ…!ダッダッダッ

あの言い方…まさかミリちゃんを知って…?

音ノ乃のの

はぁっはぁっはぁっ…ッ

音ノ乃のの

うわっ…!?ズズッ

動揺していたせいか、石につまずき転んでしまう。

甘狼このみ

ねぇっ待って!

甘狼このみ

あなたミリちゃんを知って…!

音ノ乃のの

ごめん…なさっ…

音ノ乃のの

ごめんなさい…ッごめんなさい…ッポロポロッ

甘狼このみ

ちょっ…!

このみが駆け寄る。

甘狼このみ

大丈夫…?

音ノ乃のの

のの…また人を殺そうとしちゃって…ッグスッ

甘狼このみ

ど…どうゆうこと…?

音ノ乃のの

もう…人のこと殺さないって決めたのに…ッ

音ノ乃のの

ののは…また…ッ

甘狼このみ

…ッ

このみがそれを見て優しく抱きしめる。

甘狼このみ

大丈夫…大丈夫だから…落ち着いて…?

音ノ乃のの

…なんで…このちゃんは…そんなにやってくれるの?

音ノ乃のの

ののはこのちゃんのこと殺そうとしたんだよ…ッ!?

甘狼このみ

そんなの関係ないじゃんッ!

音ノ乃のの

…!

甘狼このみ

あなたは……ののはっ!

甘狼このみ

生きるためにやっただけのことでしょ…ッ!

甘狼このみ

それで正解なんだよ!

音ノ乃のの

…本当に…?

甘狼このみ

鬼なんだから、人間を殺そうとして正解なの…。

甘狼このみ

今回はこのが弱かったからこうなっただけ…!

音ノ乃のの

で…でも…

甘狼このみ

でもじゃない!

甘狼このみ

もともとこのはある魔女を助けるために強くならなきゃいけないのに…

甘狼このみ

それができてないから…

甘狼このみ

だから、ののは悪くない…ッ

音ノ乃のの

…あり…がと…。

甘狼このみ

いいよ、このは。ニコッ

このみはニコッとののを安心させるように微笑む。

音ノ乃のの

…(…このちゃん…ミリちゃんに似てる…。)

音ノ乃のの

…な、なにかののにできることはないかな…!

甘狼このみ

…え?

音ノ乃のの

いや…その…。

音ノ乃のの

…慰めてもらったお礼に…なにかできることないかなって…思って…。

甘狼このみ

な、なるほど…。

…なにかののちゃんにもできること……。

…あ、そうだ!

甘狼このみ

じゃ…じゃあさ!

甘狼このみ

ののちゃん、ミリちゃんのこと知ってるようなこと言ってたけど…

甘狼このみ

…ミリちゃんのこと知ってるの?

音ノ乃のの

…知ってる。

音ノ乃のの

と言うか、知らないわけがない…。

音ノ乃のの

命の恩人なんだから…。

甘狼このみ

命の…恩人…?

音ノ乃のの

…ちょっと長くなるけど…ののの過去、話していい?

甘狼このみ

うん…聞きたい…。

音ノ乃のの

…わかった。

ののは昔、

鬼の落ちこぼれだった。

ののの過去

なにをやってもうまくいかなくて…。

音ノ乃のの(幼少期)

う…ッ…。

また…人間逃しちゃった…

鬼の子1

なにやってんだよののっ!

鬼の子2

久々の獲物だったんだぞ!?

音ノ乃のの(幼少期)

ご…ごめ…っ

鬼の子1

もう聞き飽きたんだよそれ。

鬼の子2

お前はせいぜい1人で虫でも食ってろw

音ノ乃のの(幼少期)

ッ…。

鬼の子1

うわ、お前最低じゃんw

鬼の子2

いいじゃねぇかこれぐらい。

鬼の子2

そんなことより俺らは別の獲物探しに行こうぜ!

鬼の子1

そうだな。コイツといたら獲物なんか取れねぇしww

毎日毎日、友達も減っていって。

ついに1人になってしまった。

音ノ乃のの(幼少期)

…なんでののだけ…ッ。

とにかく悔しかった。

毎日バカにされて…鬼なのに獲物すら取れない…。

そんな自分が憎くて、殺したかった。

だけどそんなある日、ある魔女に出会った。

???

君、仲間外れにされてるけどいいの?

音ノ乃のの(幼少期)

誰…?

ミリちゃん

ボクはミリちゃん、魔女だよ!

音ノ乃のの(幼少期)

この魔女…魔力も妖力もえげつない…。

音ノ乃のの(幼少期)

そんな強い魔女さんが鬼の落ちこぼれに何のご用意?

ミリちゃん

君のこと、鍛えてあげるよ!

音ノ乃のの(幼少期)

…は?

会って早々なにこの魔女…?

鍛えてあげるって…どうゆうこと…。

音ノ乃のの(幼少期)

そんなの必要ない、ほっといてよ。

ミリちゃん

…じゃあなんで君は悔しそうに泣いてたのかな?

音ノ乃のの(幼少期)

ッ…

ののはミリちゃんに言われるまでずっと気づかなかった。

泣いているということすら…。

音ノ乃のの(幼少期)

…なんでののに構うの…。

ミリちゃん

最初にも言ったけど、

ミリちゃん

仲間外れにされてたから、かな?

ミリちゃん

ボクさ、仲間外れにする奴が嫌いなんだよね。

音ノ乃のの(幼少期)

…なんで?

ミリちゃん

こっちの気も知らないくせに、言うだけいって離れていく。

ミリちゃん

そんなの理不尽じゃん?

音ノ乃のの(幼少期)

…!

なんでそう思ったのかは今でもそんなにわかっていない。

ただ、その瞬間ミリちゃんを信じてみようと思った。

現在

甘狼このみ

そんなことが…

音ノ乃のの

今にとっては軽いことだけどね、

甘狼このみ

それからは…ミリちゃんとどうなったの?

音ノ乃のの

毎日ミリちゃんがこの森に来てくれてね…。

音ノ乃のの

ずっと特訓してくれてたんだ~。

甘狼このみ

へぇ…。(やっぱりミリちゃんは…どんな人にでも優しかったんだな…)

音ノ乃のの

そのおかげで強さはトップになることができた。

音ノ乃のの

だけど、ミリちゃんが人間は殺しちゃダメだって言ってさ。

甘狼このみ

うん…。

音ノ乃のの

ミリちゃんが美味しいお米とか食べさせてくれて、

音ノ乃のの

すごい…楽しかったんだ…!

甘狼このみ

そうだったんだね…。

音ノ乃のの

だけど……

ののは少し言葉を詰まらせる。

甘狼このみ

…?

音ノ乃のの

ののの力が暴走しちゃって…。

音ノ乃のの

鬼の本能に抗えなくて、ミリちゃんを殺そうとしちゃったの…。

甘狼このみ

…それで…どうなったの…?

音ノ乃のの

もちろんミリちゃんに退治されたよ…。

音ノ乃のの

多分ミリちゃん、ののに誰1人として殺してほしくなかったんだと思う。

音ノ乃のの

だけどののはそれがトラウマになって…

音ノ乃のの

ミリちゃんの居場所から離れちゃってさ…w

甘狼このみ

…そっか。

音ノ乃のの

それ以来…ミリちゃんには会えてないんだ。

音ノ乃のの

だから、このちゃんに会えて、ミリちゃんを知ってる人に出会えて…。

音ノ乃のの

よかったって思う!

音ノ乃のの

ミリちゃん、久々に会えるかな~!

このときこのみは、罪悪感に潰される。

…もうミリちゃんは死んでしまったからだ。

甘狼このみ

…のの。

音ノ乃のの

なに?

甘狼このみ

…その…ミリちゃんのことなんだけど…。

音ノ乃のの

うんうん!

音ノ乃のの

これから会いに行く?それならののも一緒に行くよ!

甘狼このみ

ッ…。

…言いづらいけど…

言った方がのののためにはなる…。

甘狼このみ

ミリちゃん、この前魔女狩りに殺されちゃったんだ。

音ノ乃のの

…ぇ?

のののキラキラ輝いていた目が、一瞬にして光を消した。

音ノ乃のの

…そっか……。

音ノ乃のの

そっか!

音ノ乃のの

ごめんね、変な期待しちゃって…!

甘狼このみ

このみが優しくののを抱きしめ、落ち着いた口調で言う。

甘狼このみ

辛かったら…泣いてもいいって、ミリちゃん言ってたよ?ギュッ

音ノ乃のの

…ギュッ

音ノ乃のの

何から何まで…ごめんね…ポロポロッ

甘狼このみ

…うん。大丈夫。

数分後

甘狼このみ

落ち着いた?

音ノ乃のの

うん…ありがと!

甘狼このみ

平気だよ!

甘狼このみ

このだって初めはすごい辛かったし…

甘狼このみ

だけどミリちゃんからもらったバッジがあったら。

このみはののにM字型のバッジを見せる。

音ノ乃のの

あ、それ…。

ののは見覚えがあるように、

自分のポケットからこのみの持っているものと同じバッジを出す。

甘狼このみ

もしかして…ののもミリちゃんからもらったの?

音ノ乃のの

うん、ミリちゃんと別れる前にね…。

音ノ乃のの

「きっとそのバッチがこの先の道の開いてくれるはず。」って言われて…。

甘狼このみ

この先の道って…今日の出会いのことだったのかな…

音ノ乃のの

さぁ…どうなんだろうね…。

すると、いきなり2つのバッジが浮き出す

甘狼このみ

え…?

音ノ乃のの

ん…?

のののバッジは薄紫色に光り、

このみのバッジは水色に光った。

甘狼このみ

なに…これ…?

音ノ乃のの

…あ、そういえば…。

甘狼このみ

…なにかわかった?

音ノ乃のの

ミリちゃんが…旅で進歩したら

音ノ乃のの

このバッジが”自分の色”に光るって言ってた…。

甘狼このみ

じゃあ…これは…。

バッジは持ち主の2人の手元に戻った。

2人は少しの間沈黙する。

少したってののが声を発する。

音ノ乃のの

…そういえばこのちゃんって、

音ノ乃のの

なんでここに来てたの?

甘狼このみ

…仲間探し…かな。

音ノ乃のの

仲間探し?

甘狼このみ

そう、

甘狼このみ

…ミリちゃんを殺した魔女狩りの…

甘狼このみ

トップを倒すために…。

音ノ乃のの

…詳しく聞かせて。

甘狼このみ

わかった…。

このみは今までにあったことを話す。

甘狼このみ

ってことがあって…。

音ノ乃のの

なるほどね…。

音ノ乃のの

ねぇっ!このちゃん!

甘狼このみ

どうしたの?

音ノ乃のの

ののが1人目の仲間になるよ!

甘狼このみ

え…いいの…?

音ノ乃のの

うん!

音ノ乃のの

さっきから励ましてもらったりしてるお礼にさ!

音ノ乃のの

(あとはののも行きたいっていうのもあるけど…w)

甘狼このみ

じゃあ…仲間になってくれる…?

音ノ乃のの

もちろん!鬼のののがこのちゃんのこと守ってあげる!

このみは嬉しそうに笑いながら、

甘狼このみ

うん、わかった!

甘狼このみ

これから、よろしくね!ニコッ

音ノ乃のの

こちらこそ!ニコッ

甘狼このみ

じゃあ、今日は夜遅いし…

甘狼このみ

ミリちゃんとこのの家、来る?

甘狼このみ

結構ここから近いんだよ!

音ノ乃のの

ミリちゃんとこのちゃんの家かぁ…

音ノ乃のの

ぜひ行ってみたいです!!

甘狼このみ

よ~し、じゃあ着いてきなさい!

このみは一歩一歩と、我が家へ向かった。

ミリちゃんとこのみの家

音ノ乃のの

うわ~…広…!

音ノ乃のの

と言うかちょうど2段ベッドじゃん!

甘狼このみ

そうなんだ~!だから一緒に寝れるよ!

音ノ乃のの

よっしゃっ

甘狼このみ

じゃあ夜ご飯食べたら明日のことについて話そっか!

音ノ乃のの

わかった!

そのあとは2人で夜ご飯を食べ終わり、明日の話をすることになった。

音ノ乃のの

じゃあ…明日はどうする?

甘狼このみ

とりあえず仲間を増やしたいんだよね…

甘狼このみ

それと仮の拠点も作っといたほうがいい…。

甘狼このみ

この家は人里から離れてると言っても、

甘狼このみ

たまに人は来るし、

甘狼このみ

ののは鬼だからバレたら大事になる…。

音ノ乃のの

なるほどね…。

音ノ乃のの

…なんか魔女みたいに魔法を使える人がいれば…

甘狼このみ

でもそんな人知らないし…

音ノ乃のの

…それならさ、

甘狼このみ

?

音ノ乃のの

危険だとは思うんだけど…。

音ノ乃のの

ののがいた森の奥に草原があってね?

音ノ乃のの

その草原に1つの家があるの。

甘狼このみ

1つの家?

音ノ乃のの

そう、でもなんか…そこは見えないバリアが張ってあって…

音ノ乃のの

行けないんだけど、

音ノ乃のの

…のの、その家に悪魔が住んでるのをたまたま見たの。

甘狼このみ

悪魔…か。

甘狼このみ

もしかしたら魔女みたいに魔法が使えるかもしれないね…!

音ノ乃のの

そう、それに掛けて行ってみるのもいいかなって思うんだけど…。

甘狼このみ

それがいいと思う!

音ノ乃のの

じゃあそうしよっか!

甘狼このみ

あ、そう言えばののって鬼なのに昼間に外出歩けるの?

音ノ乃のの

ミリちゃんが昔太陽に当たっても燃えない魔法かけてくれたから、

音ノ乃のの

他の鬼とは違って外には出れるよ!

甘狼このみ

なるほど…

甘狼このみ

それなら行けるかもね!

甘狼このみ

じゃあ今日は明日のためにも寝よっか?

音ノ乃のの

そうだね!

2人はベッドに入り込み、眠りについた。

明日はどんな冒険が待っているのだろうか…。

リュウ(主)

はい、みなさんホントに読んでくれてありがとうございます…ッッ

リュウ(主)

そうとう長かったっしょ…w

甘狼このみ

ホントに…読まなくてもいい気がするもう…。

音ノ乃のの

www

リュウ(主)

次回からはちゃんと短くするんでよろしくお願いします…ッ

リュウ(主)

ってことで!

甘狼このみ

よかったらいいねよろしくお願いします!

音ノ乃のの

また次回の投稿で会いましょう!

この作品はいかがでしたか?

202

コメント

12

ユーザー

ののちゃん過去が切ない...鬼1と鬼2はヤバイ生物です。

ユーザー

こういう切ない系の物語も書けるの天才すぎます,,,😇😇

ユーザー

このちゃん優しいねぇぇぇ!!! 僕ぐらいは(?)ストーリー書くのうまいね〜(お前だけはない、諦めろ)

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