父
どうぞ、あがって
みそら
はい、お邪魔します
家の中に入れてくれる雄一郎さん
父
みそらちゃん
父
着替えてくるから、ゲストルームで待っててくれるかな?
みそら
はい
父
れい、道案内して、あとみそらちゃんに着替えを出してあげなさい
れい
わかった
今会いたくない人No.1なのに
れい
ついてきて
れい
ここだよ
れい
あっちのバスルームの中に着替えがあるから、それ使って
れい
俺も部屋で着替えてくるから、着替え終わったらこの部屋で待ってて
みそら
、、、、、
れい
聞いてる?
みそら
、、、、
れい
ねぇ
みそら
ありがとう、じゃあ!
れい
え、ちょっ、、
私はその男子を追い出し、勢いよくドアを閉めた
なんなの
初めて会った時と態度違うじゃん
お父さんの前だから?
すごい、、、
バスルームもホテルみたい
そして、きれいに畳まれているシルクの部屋着に着替えた
ーガチャ
みそら
、、、!
れい
、、よう
なんだこの人か
れい
無視かよ
れい
なあ、なんか怒ってる?
れい
さっきのことか?
れい
さっきのはその
みそら
別に気にしてないから
れい
違うんだって!
みそら
私のこと勘違いしてそれでもいいから
れい
だからそれが違うの!
彼は焦った様子で、私が座っているソバァの隣に腰掛ける
なんで隣に座ってくるの、、。
私は彼から離れて座り直す
れい
なんで離れるかな
みそら
、、、
れい
とにかく!
れい
俺がお前をストーカーと間違えたのは、色々と訳があって?
みそら
色々?
れい
ここ最近、数人の女に家までつけてこられたりしてたんだよ。
れい
断ってもしつこかったからてっきお前も遭難かと思って
みそら
はぁ
れい
、、、あ?
みそら
さっきから話を消えてれば言い訳ばっかり
みそら
一言の"ごめんね"っていえばすむことでしょ
れい
お、俺は今から謝ろうと思ってたんだよ!
みそら
嘘。聞いてると、遠回しに"私が悪い"っていってる
みそら
今の言い方だと、急にここにきた私が悪いみたい!
れい
そんなこと言ってねぇだろ!
ーガチャ
父
またせたね、私の書斎で話そうか
みそら
はい、、
父
ん?どうしたれい
父
そんなブスッとして
れい
なんでもねぇよ
子供みたいにすねてる
バカみたい!
父
じゃあ、いこうか
父
れいもね
雄一郎さんはそういって廊下を歩き出す
私は彼から逃げるようについていった
少ししてから彼が動き始めた
別に来なくていいのに
まぁ、しょうがないけど
父
みそらちゃん
みそら
はい
父
お母さんから貰った手紙読ませてもらったよ
父
これからうちで暮らさないか?
みそら
え……?
父
お母さんの手紙に書いてあって心配だから
父
君が良かったらここに引っ越してきてくれないか?
父
学校はれいがいってるがっこうで
みそら
転校ですか?
父
そういうことになるな
みそら
はぁ
父
これからは自分の家だと思ってくれていい
父
欲しいものも言ってくれたらなんでも買ってあげる
みそら
私はそんなことしてもらう義理ありません
父
みそらちゃん
父
お母さんから貰った手紙に通帳が入ってたよ
父
みそらによろしくって
みそら
ッ!
父
君は何も心配いらないよ
父
お母さんが無くなったあともこうやってお母さんは見守ってくれてる
みそら
はい
お母さん
ありがとう
父
さっそく
父
転入手続きをして
父
引越ししよう
みそら
あ、でもひとつ良いですか?
父
どういたんだい?
みそら
何もしないでここに住むのはあれなので
みそら
なにかすることありません?
父
じゃあれいのお世話をよろしく
れい
親父!俺の世話ってなんだよ!
父
私がいない間れいはどうせダラダラ過ごしていて規則正しい生活なんて送ってないはずだ
父
だかられいの生活の面倒を見て欲しい
れい
規則正しい生活ってなんだよ!?
れい
俺はひとりでもちゃんとやってるって
父
どうだか
父
どうせ、ご飯もろくに食わないで
父
遊び歩いてんだろ
れい
な…!
父
何か必要な物があったら言ってね
父
家の事はみそらちゃんに任せるよ
父
もちろん、れいが悪さした時も
れい
し、しねぇよ!
父
今日は遅いし止まっていきなさい
みそら
ありがとうございます
父
さっきのところ使っていいから
みそら
はい
父
ではおやすみ
父
れいみそらちゃんは部屋まで送ってあげなさい
みそら
いいです!1人で行けますから!
父
いやいや送らせてくれ
父
れい、頼んだぞ
れい
わかったよ






