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待ってました!ありがとう😇
神作に出会った!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ フォロー失礼します
神様と呼ばせてください! まじで最高すぎます! イラスト保存したいです!
こんにちは~
ハートの数やばすぎません、?
すごすぎる....
フォロワー様神しか居ないんですかね?
本当にありがとうございます✨️ 感謝しきれないっ。
え~っと、続きです
注意事項は1話目の方をご覧下さい~
剣持
伏見
病院から帰って数分、僕はガクくんに撫でられうとうとしている。
最近いろんなトラブルがあったせいか、疲れが酷い。
剣持
伏見
剣持
ガクくん、、優しいな。
僕はガクくんに甘えて、少し仮眠をとることにした。
伏見
俺が撫で始めて数分後、刀也さんは眠りについた。
最近忙しそうだったし、トラブルもあったし、疲れてたんだろう。
まだ高校生、子供なのにこんな事になってしまって、辛いだろうな、、
彼の包帯で巻かれた左腕を見つめながら思う。
伏見
目を瞑り動かない彼、
寝ているだけなのに....怖い、
このまま消えてしまいそうで怖い、
細い体、綺麗な肌。
この彼の姿に傷がつかないことを願う。
伏見
伏見
伏見
剣持
微かに聞こえる彼の小さな寝息。
すごく弱々しく聞こえる。
伏見
心配になりながら彼を撫でていると、
ピコンッ、ピコンッッ.....
大量の通知音がなる。
伏見
鳴り響く通知音に驚き自分のスマホを手に取った。
伏見
スマホを確認するが何も通知はきていない。
なんでだ?
ピコンッ、ピコンッ......
よく見ると机の上にある刀也さんのスマホが振動していた。
見て、、いいかな、?
.....ッ、少しだけ、
自分のスマホをしまい、彼のスマホを手に取る。 確認してみると.....
衝撃的なものを目にした。
剣持
剣持
剣持
伏見
伏見
通知音のせいか彼が起きてしまった。
剣持
寝起きの低い声で彼が言う。
伏見
俺がさっきまで見ていた彼のスマホの画面を見せた。
女性スタッフ
女性スタッフ
女性スタッフ
女性スタッフ
女性スタッフ
リスナー)嘘だろ、
リスナー)最低やん
リスナー)剣持、、、マジかよ、
リスナー)そんな、
リスナー)見損なった
リスナー)なんでこいつ推してたんだろ
伏見
剣持
絶望した表情で目を見開く彼。
そりゃ、そ~だよな、
剣持
伏見
しかし、絶望しきった顔から急に真顔になった。
剣持
剣持
少し微笑みながら言う。
伏見
伏見
剣持
剣持
伏見
目にはハイライトがなく、不気味な笑みで微笑み続ける。
その笑みには明確な怒りがある。
恐ろしく、強い怒り。
目に見えなくても彼の視線から感じ取れる。
伏見
剣持
剣持
剣持
伏見
少し散歩をすることにした。 気分転換と言ったところだろうか、
服を着替え、家の外へ足を運んだ。
伏見
剣持
ついさっきの出来事にもやもやしている。
あのスタッフは一体何がしたいんだ、
被害者面しやがって、
僕が何をしたって言うんだ、
剣持
やばい
めっちゃイライラする
ガクくんに八つ当たりしちゃいそう
剣持
もやもやする気持ちをおさえ、さんぽをする。
ガクくんは、僕が気分転換出来るように散歩に誘ってくれたのかも
伏見
僕の顔を覗き込みながら彼が言う。
剣持
剣持
そう言って彼の目を見つめながら笑っているふりをした。
実は最近笑顔でいることがなくなってきている。
でも、ずっと真顔だったら心配させてしまう。
だから僕は、迷惑をかけないように笑顔の面をかぶるようになった。
誰にも、何も言われないように。
普通の日常を送れるように。
今の僕にとっての普通は他の人から見たら普通じゃないのかもしれない。
逆に、今の僕の日常よりも辛い時間を過ごしている人がいる。
その人と比べたら僕はマシな方なのかもしれない。
あ~ぁ。
僕って弱。
何で自分がいちばん辛いみたいな顔してんだろ。
自分でも分からなくて馬鹿らしくなる。
僕が、"辛い"
この感情を抱いていいのかな。
僕が辛いなんて言ったらもっと辛い人に失礼なのでは、?
分からない
何も分からない。
僕が未熟なせいで
剣持
伏見
剣持
コンビニ、包帯でも買おうかな、
ストレス発散にみんなリスカ?をしているらしく、僕も試してみることにした。
剣持
伏見
いつもと同じ道なのに今日は何故か薄暗く見える。
不思議...。
そんな事を思いながらコンビニへ向かった。
コンビニの前には高校生が数名、サラリーマンが1人立っていた。
伏見
剣持
軽く会話をしてから店内へ足を踏み入れた。
伏見
商品棚に綺麗に並んでいる飲み物などを眺めながら彼が言う。
剣持
僕も数秒だけ飲み物を見つめた後、包帯を探しに行った。
剣持
ガーゼ....消毒液.....
剣持
剣持
1番下の棚に置いてあったラス1の包帯を手に取りガクくんのもとへ戻る。
ガクくんの手元を見ると、缶コーヒーが握られていた。
伏見
剣持
伏見
僕が手に持っていた包帯を見る。
伏見
伏見
目を見開き驚く彼
剣持
剣持
剣持
必死に誤魔化そうかと言い訳をしたがバレていないだろうか、
さっきまで驚いていた彼は少しだけ安心したのか、見開いていた目でゆっくり瞬きをした。
伏見
伏見
伏見
伏見
剣持
おかしな会話をした後に、会計を済まし、店を出た。
伏見
伏見
剣持
プルルルッ
僕が曖昧な返事をした直後に彼のスマホがなった。
伏見
申し訳なさそうにカバンからスマホを取り出した彼。
剣持
剣持
剣持
伏見
剣持
剣持
伏見
伏見
早口で会話をし、僕は少し離れた公園へ向かった。
剣持
大きなため息を吐き、僕はベンチに腰かけた。
ガクくんが電話をしている間なにしよ...
青く晴れた空を見上げ ボー っとする
優しく吹く風に揺られる髪。
眩い日光が僕を照らす。
僕を照らす日光が嫌いだ。
こんなに綺麗な地球。
だが、そこに人間がいるせいで汚れていく。
人間なんて、消えてしまえばいいのに。
ぁ~、、なんだろうこの感情 。
心の中が真っ黒に染っていくように感じる。
今すぐに、自分を傷つけたい。
消えてしまいたい。
あ、そうだ、
僕、今
死にたいんだ。
誰にも必要とされなくなったんだから
もう、いいよね 。
誰も気づかないよね 、
ッ、、辛い、
分からない、自分が、
自分が怖い。
目元が熱くなり、俯く。
剣持
剣持
地面に向かって汚い言葉を吐き捨てる。
目から一筋の涙がこぼれた。
剣持
目からこぼれる涙。
いつからこんなに弱くなっちゃったの?
剣持
必死に涙を抑えようと空を見上げる。
早くガクくん来ないかな、
なんて
考えちゃって...
剣持
伏見
剣持
剣持
電話を終えた彼が僕の方へ小走りで向かってくる。
伏見
剣持
微笑をうかべ彼を見つめる。
伏見
剣持
伏見
伏見
剣持
伏見
剣持
どうしよう
帰りたい、
帰りたいけど、何故かガクくんから離れたくない。
なんで、、?
今までに抱いたことの無い感情、
最近分からない感情ばっかりだな、
僕はどうしたいんだろ、
剣持
伏見
剣持
伏見
伏見
伏見
剣持
剣持
伏見
考えることよりも先に口にだしてしまう。
だが、不思議とそれが正解かのように気分が少し楽になった。
伏見
剣持
きっとこれでよかったんだ。
そう実感できた。
何度も地獄を見たこの場所。
トラウマで手が震える。
ガクくんと固く手を繋いでいるのは言うまでもないだろう。
彼の手を握りしめる。
彼の温もり。
今僕の手が冷えきっているのがよく分かる。
僕は周りを見つめながら彼と同じスピードで、歩き続けた。
伏見
伏見
彼は部屋をぐるぐる見まわりながら資料を探す 。
どこだ、どこだ と何度も呟いている 。
伏見
1番手っ取り早い結論にたどり着き、次はスタッフさんを探す。
僕も彼からはあまり離れすぎないようにしながら、スタッフさんを探す。
伏見
伏見
スタッフさんをようやく見つけ、声をかける。
スタッフさんも はっ としたように気づき、返事をする。
収録の細詳について会話をしては、資料を受け取るガクくん。
その場にいるのが少し気まずい。
数分の会話を終え、彼とともに部屋を出た。
目の前が見えないほど、フードを深くかぶり、歩く。
もし転びそうになったら隣にいるガクくんが助けてくれるでしょ 。
彼に頼りながら歩いていく 。
ざわざわ と騒いでいる事務所 。
どうせ 僕のことでしょ ?
視線が僕に向いている気がする。
怖いなぁ 、
まぁ、もう手遅れだし 諦めるしかないんだけどね 。
数時間後
剣持
剣持
体を張るようなことはしていないはずなのに 疲れているように感じる。
最近ろふまおの収録 行ってないしな ~ 、
体力減っちゃったのかな?
はぁ ゛ .....
剣持
ベッドの上に横になっては、スマホをいじる 。
ストレス発散 方法
スマホで検索する 。
運動、勉強、.....か 、やりたくないなぁ、
効果はありそうだけど.....
1人で悩みながら画面をスライドしていく。
ぁ、そういえば.....
ベッドから勢いよく立ち上がり、コンビニで購入した包帯を手に取る 。
リスカ........やってみよ 、
椅子に座り、カッターを棚の中から探す 。
見当たらない、
荒々しく物をどかし、探す。
ぁ、あった 。
カチカチカチ 、
カッターの刃を出し 、手首に近ずける。
肌に刃を優しく当てて、そのまま手首を切った 。
剣持
剣持
初めてだから力加減を間違え深く切りすぎてしまった。
剣持
次は先程より弱い力で手首に傷を刻む 。
剣持
最初は痛みがあったが、やっていくうちに気持ちよくなってくる 。
剣持
気がつくと、腕には大量の傷がついていた。
机の上は血まみれ 。
剣持
剣持
血をティッシュで吸い、捨てる。
めんどくさいなぁ 。
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主