テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
……重たい空気
まぶたの裏に、鉄の匂いがまとわりついてくる
桜
目を開けると薄暗い天井
狭い コンクリの壁 窓も時計もない それだけじゃない
両手首に何かが巻かれている 本革製の拘束具
それがベッドの両端に固定されていた。
桜
身をよじるたび革が食い込む だが外れない
固定されているのは両手だけじゃない
右足首 左足首 両方
桜
焚石
扉のほうから聞こえてきた声は 焚石だった
白いシャツの袖をたくし上げながら 静かに部屋へ入ってくる
焚石
桜
焚石
桜
その後ろから、もう一人の足音。
無言でドアを閉め 桜のほうにゆっくり近づいてくる
棪堂
桜
棪堂
焚石
桜
焚石は容赦なくシャツの前を引き裂く
棪堂がすぐ隣に立ち 無表情でメモ帳を開く
焚石
棪堂
桜
まだ快楽は始まっていない
けれどこの空間には“逃げられない” という事実が桜の全身をじわじわと侵食し始めていた
焚石
棪堂
桜
焚石
ばんわぁ〜♡
小説風って結構面倒だね
♡1000⤴︎︎︎コーシン