訳ありの2人が霊などの事件を解決する話

……

俺は物心ついた時から何かがついてきているような変な感覚があった

その何かは最初はほとんど見えていなかったが今では黒いモヤ？みたいなのが見えるようになった

そして、黒いモヤが見えるようになってからは寒気や気持ち悪さが出てくるようになった

ガラ

ナニカはきんときといる時は何故か姿を消す

その理由はよく分からないけどいなくなってくれるのならこちらとしては嬉しかったから気にしていなかった

きんときは俺と幼馴染で昔から一緒にいた

そして小さい時からあの怖いナニカかが来たらきんときの元に行くと消えていった

あときんときの家は他とは少し違うらしく少し変な雰囲気がある

なんか特殊な家らしい？

お母さんがいっていた

……

そんな生活を送って行く中で”異変“が起きた

それは俺にとって”大切なもの“を信じることが出来なくなるようなことだった

<シャークん〜

<こっちにおいで〜、シャークん〜

<おいで〜、シャークん

ｷﾞｲｨｨ……

<おいで〜、シャークん

<お〜、顔を見せて？

<……ﾆｺｯ

<おマｴﾊ、ﾓｳ逃げラﾚﾅいﾆﾁｬｧ

<ｻｧ、おイﾃﾞ…ｶﾜいイ坊ヤﾆｺｯ

ﾄﾞﾝｯ……

<ひｯ……

あれからきんときがお札？みたいな物をアニカに貼った

お札をナニカに貼った後にナニカが苦しみ出してその後消えていった

そして、きんときには一連の話をしたそしたら少し険しい顔になっていた

それは少し歪なミサンガだった

……それがあのミサンガをもらった気っかけで生活が壊れて行く始まりだった

ミサンガをもらってからナニカを見ることは減ったけど……

ナニカが”人“に化けて出てくるようになり

それが自分にとって大切な人でお母さんや友達、きんときなど

……だから”信用“することが難しくなった

”最初のミサンガ“は友達に化けたナニカによって壊された

最初のミサンガにはナニカと人間を判断することが出来なかった

そしてまたきんときにミサンガをもらったそのミサンガはナニカだと少し反応するものだった

それで人間とナニカを判別できるようになったけど人と距離を置くようになった

……

だって怖いんだもん

いつも一緒にいる人が人間じゃないなんて

怖いじゃないか？

……

そうして、それの繰り返し………

……