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I NEED U

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I NEED U

6 - I NEED U

♥

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2020年09月27日

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あなた

っ、!?

ジミン

あはは、懐かしいねぇ○○?

だんだん強くなっていく力に、抵抗出来ない。

もちろん息が出来るはずもなく、頭がぼーっとしてくる。

ジミン

昔もこうやって愛し合ってたじゃない?

あなた

うっ、ぐっ…

ジミンに優しく耳を噛まれ、もっと頭がおかしくなりそうだった。

ジミン

あれ、首絞められて苦しいのに感じてるんだ笑

ジミン

ほんと、○○って可愛いよね

あなた

や、めっ…

ジミン

えー、もう終わり??

やっと手を離してくれて、すぐに酸素を取り入れようと荒い呼吸を繰り返す。

ジミン

ねぇ○○?

ジミン

今、後悔してるでしょ

あなた

後悔、??

ジミン

僕と別れて後悔、してるでしょ?

あなた

………………

確かに、後悔してる。

でも今更そんな事言ったってもう遅いから。

あなた

後悔しないように

あなた

生きてる、つもり

ジミン

………ぷっ

ジミン

何それっㅋㅋㅋㅋ

ジミン

結局後悔してるじゃん、お前笑

あなた

……………

ジミン

あー、ほんと面白、

ジミンは、倒れた。

ほんとに急に、何の前触れもなく、倒れた。

あなた

っ、ジミン!?!?

テヒョン

触んな!!!!

あなた

!!

テヒョン

…あっち行ってろ、クソ女

あなた

……………

指示された通り、奥の部屋に入る。

そこは小さな物置部屋だった。

あなた

……はぁ…

ジンさんに、言わなきゃ。

電話を掛けると、ワンコールで取ってくれた。

ソクジン

○○今どこ!?!?!?

あなた

え、あ、

あなた

さっきの男の人といるよ、

ソクジン

はぁ!?

ソクジン

何、○○そいつと付き合ってんの?

あなた

付き合ってない

ソクジン

なら、

ソクジン

なんでこんな夜中からそいつと居るの??

あなた

それは、

ソクジン

…そんなに僕との結婚が嫌だった?笑

あなた

ソクジン

そうだよね、急過ぎたよね、

ソクジン

本当にごめん

ソクジン

もう、海外に戻るよ笑

あなた

ちょ、ジンさん!!!!

電話は、切れてしまった。

なんで、なんで。

こうも上手くいかないのだろうか。

テヒョン

…おい

あなた

あ、はい…

テヒョン

言っとくけど

テヒョン

あの男の所には帰らせないから

あなた

何でですか

テヒョン

こっちにも色々都合があんだよ

あなた

私がその都合に合わせる意味ないじゃないですか

テヒョン

は??

テヒョン

お前、それ本気で言ってんの?

テヒョン

てめぇのせいでジミナはこうなったんだぞ?

テヒョン

なのにてめぇ1人で逃げるつもりかよ

あなた

それは…

テヒョン

なら黙って居とけ

あなた

……………

ここに居ても、ジミンと仲直り出来る保証はない。

もし今戻れば、ジンさんを止められるかもしれない。

…ああ、何だ。

結局私、自分のことしか考えてないじゃないか。

ジミンと仲直りできる可能性と

ジンさんを止められる可能性を天秤に掛けて

代償が少ない方を選びたいだけ。

私は、どちらともちゃんと向き合わなきゃいけないのに

彼等の気持ちを無視して、自分本位で考えているじゃないか。

あなた

…ごめんなさい

テヒョン

は?

あなた

私、ちゃんとジミンと話す

テヒョン

何言ってんの??

テヒョン

ジミナと話す権利あると思ってんの?

あなた

でも

あなた

ジミンと向き合わなきゃ、何も変わらない

テヒョン

……………

テヒョン

今日はダメ

テヒョン

でも、明日なら許可してあげる

あなた

…ありがとう、テヒョンさん

テヒョン

別にお前のこと完全に許した訳じゃないから

そう言ってテヒョンさんは出て行った。

静かに深呼吸して、ジンさんに再び電話をかけた。

でもジンさんは出てくれなかった。

何回かけても、出なかった。

もう駄目なのかな…

テヒョン

おい、○○!!!!!!

あなた

な、何ですか

テヒョン

ジミナが、

テヒョン

ジミナが居ない!!!!

あなた

テヒョンさんの言う通り、部屋には誰もいなかった。

あなた

まだ外にいるかもっ…

家を飛び出して辺りを探しみるも、ジミンは居なかった。

あなた

どこに行ったんだろ…

テヒョン

お前はあっち側探せ

テヒョン

俺はこっち側探すから

あなた

わ、分かりました…!!

曲がり角を右側に曲がり、ジミンを探す。

急に居なくなるなんて、何かあったに決まってる。

せめて、無事でいて欲しいっ…

あなた

ジミン、どこ…!?

ジミン

…あれ、○○じゃん

あなた

ジミン!?!?

あなた

なんで、ここに…

ジミンが居たのは、暗い路地だった。

ジミン

○○と2人きりになりたくてね~

あなた

どういう意味、??

ジミン

これでゆっくり話せるね

あなた

……………

ジミン

ここじゃあれだし、

ジミン

ホテルかどっか行く??

あなた

ホテル!?

ジミン

だって2人きりで話せる所って、そこぐらいしか無くない?

あなた

そう、だけど…

ジミン

じゃあ行こうか

ジミンに手を引かれ、近くのホテルに入る。

ジミン

チェックインしとくから、待ってて

あなた

あ、うん…

大きめのソファに座り、テヒョンさんに連絡しようとしたが

テヒョンさんの連絡先を持ってないため、どうしようもなかった。

ジミン

部屋行こ

あなた

あ、ジミン

ジミン

何?

あなた

テヒョンさんも探してるから、連絡しなきゃ

ジミン

後でしとくよ

カードキーをかざし、部屋の鍵を開ける。

こんなに緊張したのは、久しぶりかもしれない。

ジミン

お風呂入る?

あなた

え、あ、先入っていいよ

ジミン

男が入った後のお風呂なんて入りたくないでしょ

あなた

…分かった、

ジミン

ちゃんとバスローブ着てね笑

あなた

ばか

うるさい心臓を抑えながら、お風呂に入った。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

29

ユーザー

続き楽しみにしてますっ!

ユーザー

続き楽しみにしてます!

ユーザー

もおー続きが楽しみすぎてやばい!!

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