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フィクサーとはフィクションの訳なの? 名前が面白い😆
白い天井。
綺麗に整った部屋。
薬品の匂いが鼻につく。
理解するのに
時間は掛からなかった。
wrwrd!国の医務室。
医療係さんの顔が僕をのぞく。
硝子のような瞳。
波ひとつ立たない
静かな深海のような瞳。
その瞳は
僕を映していた。
まるで僕が
深海に沈む沈没船のように。
口を開く。
sn
sn
sn
「久しぶりだな。」
心の中で呟いた。
あの頃とは大差のない顔だ。
ただ、ひとつ言うとすれば
雰囲気が暗くなっただけ。
少し安心した。
sn
背筋が凍った。
氷のような冷たい声が
部屋に響いた。
sn
sn
kn
kn
kn
まっすぐで青い瞳。
虚像で塗れた瞳。
氷のような瞳だ。
黒い瞳孔が僕を覗く。
疑われている。
だめだ。
今怯んでしまったら
バレる。
必死に平常心を装った。
無駄だろうが、
sn
sn
sn
やはり変わらず優しいな。
少し心の中で微笑んでしまう。
明るい声色。
暗い雰囲気とは
真反対。
でも
今の僕にとっては
神様のような救世主だった。
kn
kn
kn
kn
流石、勘が鋭い。
僕は君を見て
あの頃のことを思い出したから
怖がったんだ。
いや、でもそんなこと思ったら
僕がこいつのことを
怖いと思ったと認めてしまうな。
sn
kn
kn
sn
sn
恐らく案内する場所は
総統様のところへだろう。
久しぶりに会うな。
なんて顔をして
会えばいいんだろう。
いや本来
会う資格もないはずだ。
会って良いのだろうか。
いや
今会わないでどうする。
僕は気がつくと
激しく鼓動する胸を
押さえつけてた。
kn
kn
嗚呼
なんて美しい城なんだろう。
いや
城というには
あまりにも残酷な場所だ。
この城は
人の血肉でできてる
といっても過言ではない。
悪魔の住処。
こう呼ぶのが正しいのだろう。
だが
そう呼ぶにはあまりにも
楽しすぎるところだ。
そう。
楽しい場所だった。
きっとそうなのだろう。
僕は、
kn
いきなり話しかけてきた。
心の声が遮られたかのうようだった。
心臓がまた早く脈打つ。
kn
kn
確かにそうだ。
僕は店にいた。
苺のパンケーキを食べて
食べ終えたら眠くなって、
目覚めたらここの医務室にいた。
気づきもしなかった。
恐らくknは
このことを聞いてくるのを
待っていたのだろう。
kn
kn
何故教えてくれないのだろうか。
自分から聞いたくせに、
ガチャリ
kn
rb
小さな身長。
古風な着物が床についてる。
小さいのに堂々としている。
生意気なやつ。
rb。
rb
rb
rb
rb
相変わらず短気だ。
3時間、
そうか僕は3時間寝てたのか。
いや、待て
総統様。
rbのことを総統様と
言ったのか。
総統様。
総統様は?
あの人は?
rb
rb
rb
sha
sha
kn
kn
総統様。
rbが代理で総統。
総統様は。
今どこにいるんだろう。
shaはkn相変わらず護衛か。
二人は強いもんな。
当たり前だな。
少し不安もあったが
納得はした。
rb
rb