幸 せ な 日 々 は 君 と じ ゃ な き ゃ

a t t e n t i o n NA × YU b o y s l o v e NA 様 誕 生 祭 記 念 f i c t i o n

今日は愛する彼の誕生日。 彼にとっても俺にとってもおめでたい日。

...え ? なんで俺までおめでたい日かって ? そりゃあ、大切で大好きな彼が 俺に巡り会うようになるきっかけを作ってくれた日やからな。 こんな考え女々しいか ? まあ、良いじゃないか。 今日はいつも恥ずかしくて構ってあげられないから 彼を精一杯甘やかすと決めている。

整った顔で見詰められる。 少し恥ずかしいが口に出してみる。

少々熱い頬を気にすることなく彼を見詰める。

慣れない事を言われて固まっている彼氏。 なんだか新鮮だなぁなんて。

少したち言葉の意味を理解したのか 拗ねたように言い放ったないこ。 可愛ええところあるやんなんて意味で頭を撫でた。

自身の腕を大きく開いた俺。

普段はハグは断るが今日は特別に俺から誘ってみた。

やはり俺より身長の高いないことハグするのは 俺のメンタルがえぐられる。 まあ、今日は俺からなのでなんとも言えないが。

ぼそっと感謝を述べる彼。 いつも大きな声でハキハキと喋る彼からは 想像できないほど弱々しい声だった。

溜め込みやすい彼氏。 いつもメンバーやリスナー思いで 絶対に他人のせいにしない優しい彼。 どれだけ忙しくても俺が体調を崩した時は 必ず看病してくれる彼。 自分の事になると疎くて なのに俺やメンバーの事になると鋭くなる彼。

全部の彼が大好きだけど。 やっぱり1番好きなのは

俺にだけ見せてくれる幼い子供のような愛らしい笑顔。

彼にとって一生の思い出になる誕生日になったらええな。

そう思った。

H a p p y B i r t h d a y ， ないこ

な い ち ゃ ん に と っ て 幸 せ な 一 年 に な り ま す よ う に 。