ピピピ ピピピ
場地 圭介
んー、あ?
場地 圭介
朝か…
今日は、あまり目覚めが良くない まだ冬なのに外はだいぶ明るくなっている ん?ちょっとまてまだ冬なのにこんなに明るいのは、おかしくないか?
場地 圭介
っ今何時だ!?
8:07
場地 圭介
はぁ?まじかよ!?
8:07なんて明るいに決まってる
場地 圭介
おふくろ!なんで起こしてくれなかったんだよ!?
場地 母
何度も起こしたわよ
場地 母
アンタが起きなかっただけでしょ
最悪だ あれ、千冬は いつも来んのに
場地 母
そういえば
圭介の携帯メール来てたみたいだけど
圭介の携帯メール来てたみたいだけど
場地 圭介
あ?おう
パカ メールって千冬からじゃねぇか
松野 千冬
俺今日用事あるんで先に学校行きますね!
うわ まじかよ…
場地 圭介
うわぁ…まじかよ…
場地 母
圭介!いつまでやってんの!
遅刻するわよ!
遅刻するわよ!
場地 圭介
もう、遅刻だよ…
はぁ… 今日は、目覚め悪いし千冬いねぇし 最悪じゃねぇか…
場地 母
私は、もう仕事行くからね
場地 母
ちゃんと鍵閉めて家出るのよ
場地 圭介
おー…
場地 母
ほんとにわかってるの?
場地 圭介
わーてるって
場地 圭介
はぁー…
そろそろ家出るか…
そろそろ家出るか…
俺は、重い足を運んで学校まで走った
場地 圭介
あーやっと着いた…
なぜかいつもより道のりが長く感じた いつもと同じ道のはずなのに…
場地 圭介
はよーっす
先生
はよーっすじゃない
今何時だと思ってるんだ
今何時だと思ってるんだ
場地 圭介
あー…8時半くらい?
先生
もう9時だバカ
先生
もう1時限目始まってるんだぞ
早く席につけー
早く席につけー
場地 圭介
へーい
朝からだりぃなぁー
先生
えーでは、ーーー。
ーーーーー ーー
ーーーーー ーー
先生
これで終わる。
授業なんて1ミリも頭に入ってこなかった
場地 圭介
………
木下 真美
あの、場地君
場地 圭介
んあ?
俺がボーッといていると 俺の彼女の木下 真美が話しかけてきた
木下 真美
今日遅刻してきたけど
どうしたの?
どうしたの?
場地 圭介
あー…おふくろが起こしてくれなくて寝坊した
木下 真美
そうなんだね!フフ
場地 圭介
あ?何笑ってんの?
木下 真美
いや、ごめんね
なんか場地君が可愛くて
なんか場地君が可愛くて
場地 圭介
俺は、可愛いくねぇよ
可愛いなんて初めて言われた 可愛いって言われても気分は、良くない
女と話すの苦手なんだよな 気使わなきゃいけねぇし 話しずれぇし
木下 真美
ーーー
ーーーー?
ーーーー?
場地 圭介
ーーーーーーー、ーー
木下 真美
ーーー!
その後も色々と話をした でもやっぱり授業は、頭に入ってこなかった
いつも休み時間の度に教室に来るはずの千冬も来なかった
続く