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前からずっと隠してきた、
このトキメキ。
この想いは、きっと━━━━━━…
これは、恋のはじまり。
とある夏の日のことだった。
担任
全員
奈留
ガタガタッ
担任
奈留
ガラガラガラガラッ
担任
翔吾
パチパチパチパチ
担任
奈留
翔吾
奈留
翔吾
翔吾くんは私の目を見て、 ニカッと笑った。 不意打ち過ぎるその笑顔に、 私はドキッとした。
担任
私はこれから始まる 新しい日々の予感に戸惑いを隠せなかった。
その日の体育の時間
担任
翔吾
奈留
翔吾
翔吾くんがコートに入ったあと、 親友の凛音が私の隣に座った。
奈留
凛音
奈留
凛音
奈留
凛音
男子A
翔吾
担任
シュッ
全員
男子A
男子B
翔吾
奈留
凛音
男子B
翔吾
担任
翔吾
ダァンッ!!
全員
奈留
凛音
奈留
凛音
奈留
凛音
奈留
すると翔吾くんが私の方を向いて、 さっきの爽やかスマイルを見せた。 その爽やかスマイルは私のハートにクリーンヒットした。
奈留
凛音
奈留
凛音
奈留
凛音
奈留
凛音
奈留
凛音
奈留
凛音
奈留
凛音
翔吾
奈留
翔吾
奈留
凛音
奈留
翔吾
奈留
恋って、こんな感じなんだ…。 そう思った私の心臓は、 うるさいままだった。
翔吾
転校初日はかなり疲れる、 なんてことは全くなく、 とても楽しかった。 特に、隣の席の奈留ちゃんは 優しくて笑顔が可愛い女子だった。 バスケの時に見た、あの笑顔がまだ頭から離れない。
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
奈留はニコッと微笑んだ。 俺はその微笑みにキュンッとくる。
翔吾
このトキメキは恋なんだろうか? 奈留を見るたびに顔が真っ赤になっていくのがわかる。 俺はこのドキドキを必死に抑えていた。
そのあと、LINEを交換したり、 一緒に帰るようになったりと、 どんどん仲良くなっていった私達。 そして、時は過ぎ、卒業式の日。 私は翔吾に告白する。 短い間だったけど、翔吾といると、ドキドキする時間が増えたり、 一緒にいたいと思うようになった。 今日を逃せば私はきっと後悔する。 翔吾にこの想いを伝えるために、 悔いが残らないように、 私は翔吾に告白する。
今日は、卒業式だ。 昨日は一睡もできなかった。 俺は奈留に告白する。 初めて奈留と会った時のあの笑顔は今でも鮮明に覚えている。 ふと、奈留の顔が頭をよぎる。 卒業したら、奈留とはもう会えなくなるのかな…。 そう考えると、すごく苦しかった。 俺は、どうしたい? 俺はあの笑顔を、奈留を守りたい。 奈留とずっと一緒にいたい。 だから、俺は奈留に告白する。
卒業式のあと、一緒に帰ろう。 私は翔吾と会う約束をした。 凛音はそのことを聞いて、 チャンスだよ、翔吾くんに気持ちを思いっきりぶつけちゃえ! と応援してくれた。 まもなく待ち合わせの時間だ。
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
不意打ち過ぎる言葉だった。 だんだん涙が込み上げてくる。
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
ここまで来たら、返す言葉は、 ただ一つ。
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
翔吾
奈留
自然と涙がこぼれた。 私も、翔吾も、笑顔になった。
翔吾
奈留
前からずっと隠してきた、
このトキメキ。
この想いは、きっと、
私たちの心の中に、 あり続けるだろう━━━━━━━。