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コメント
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続きが出たら見ます👀
ああもう、3話読んだよーー!!😭 楓が「そばにいる」って書き続けるシーンに撃ち抜かれたんだけど……正解分かってるのに変えられない楓の強さが切なくて泣ける。折り目だらけの答案を差し出すあかねと、最後に隣の椅子を運ぶ静かな寄り添い方が尊い。教室の明かりひとつだけで語られるふたりの時間、好きすぎるよ……⋆
卒業してからも、あかねは楓を探していた。
ふたりで寄り道した公園。 楓が気になって入った、小さな雑貨屋。 雨の日に半分ずつ使った、バス停の屋根の下。
どこにも、楓はいなかった。
かばんには、あの答案が入っていた。
捨てようと思って取り出すたび、折り目だけが増えていった。
ある夕方、あかねは学校へ戻った。
自分の机に、楓からの手紙が残っているかもしれない。そんなことを考えたのは、ほかに探す場所がなくなったからだった。
校舎の窓に、ひとつだけ明かりがついていた。
ふたりの教室だった。
あかねは階段を駆け上がった。
閉まったドアの向こうから、声が聞こえた。
楓
楓だった。
あかねはドアを開けた。
あかね
教室には、机がひとつだけ残されていた。
楓が顔を上げる。
楓
以前と同じ声だった。
あかねは駆け寄りかけて、足を止めた。
楓の机には、答案が何枚も積まれていた。消しゴムは小さくなり、鉛筆は持ちにくそうなほど短かった。
あかね
楓
楓は、手元の紙を見た。
楓
問題は、一問だけだった。
紙
楓は、その下に書いていた。
『そばにいる』
赤いばつ。
次の紙にも、その次の紙にも、同じ答えがあった。
あかね
楓
楓は笑った。
楓
あかねは、かばんの持ち手を強く握った。
あかね
楓
あかね
楓の指が止まった。
あかねは折りたたんだ答案を取り出した。
開く途中で、薄くなった折り目が少し破れた。
ごめん
楓は紙を受け取らなかった。
しばらくして、小さく聞いた。
楓
あかね
楓
楓はまた、鉛筆を持った。
あかねはその隣へ、余っていた椅子を運んだ。