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11月11日愛を誓う

11月11日愛を誓う

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11月11日愛を誓う

♥

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2020年01月12日

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ゴーゴリ、あの時言われた言葉に僕は考え込んでしまったのです。

でも、ゴーゴリは僕に傍にいて欲しいと言った

僕も誰に言われようと離れたりしません

僕はゴーゴリの傍で生命を咲かせます

離れない

離したくない

何時もなら、暇で図書室に行く僕ですが、今日は大事な話があると先生に呼び止められたので仕方なく教室にいる。

ドス

………大事な話とは何ですか…

すると、ドアが開き生徒達がざわめく

無論、僕はそれに興味を持たず唯、窓を眺める

先生

転入生を紹介する

ゴーゴリ

ハハハッ!!僕の名はニコライ・ゴーゴリ!!よろしくね!!!!

ドス

………騒がしい方ですね…

僕は初めてゴーゴリという男に興味を持った。

先生

席はドストエフスキーの隣だ。ドストエフスキー頼むぞ

ドス

はい

僕は手を上げ、ゴーゴリを招く。彼はニコニコしながら近づいてくる。

ゴーゴリ

よろしくね!!!!

ドス

よろしくお願いします

先生

ドストエフスキー

ドス

はい

先生

次の時間、体育だが休むか?

ドス

………今日は何ですか?

先生

今日は50m走だ

ドス

………できる所までやってみます

先生

大丈夫か?

ドス

酷くなったら伝えます

先生

分かった

ゴーゴリ

………病気持ち?

ドス

貧血と体が弱いだけです

ゴーゴリ

へぇ!!!あっ!!僕体育館分からないから一緒に行こ!!

ドス

分かりました

先生

次は……ドストエフスキーとゴーゴリだ。

ゴーゴリ

はい!!!!

ドス

………

先生

無理はするなよ

ドス

分かりました

先生

よーいスタート!!

先生の合図で僕は走り出した

ゴーゴリは僕の後ろを走ってる

ドス

はぁっはぁっはぁっ

苦しい。やはり、僕には体育は向いていない。

ゴーゴリ

大丈夫???ドス君

ドス

だい…じょうぶ……で……す

ふわっ

あれ?地面と距離が近くなって……あぁ、僕は倒れているんだ。

ゴーゴリ

?!!!ドス君!!!!

誰かが僕を呼んでいる声が聞こえる。最後に見たのは誰かに抱きしめられてる。そして、僕は暗闇に落ちた

ドス

…………んっ……

ドス

……此処は…

辺りを見回すと、ベットに座りながらウトウトしているゴーゴリが居た。

ドス

………

ドス

僕は初めて貴方に興味を持ちました…

ドス

これを一目惚れか…

ドス

それとも唯の興味心なのか…

ゴーゴリ

一目惚れだね

ドス

?!!!

驚いた。まさか、起きていたなんて……

ドス

どういうことです?

ゴーゴリ

君は僕に一目惚れしてるんだ

ドス

……そうですか

ゴーゴリ

……一目惚れだよ?!

ゴーゴリ

僕も一目惚れしたんだけどさ!!ハハハッ!!

ドス

一目惚れってなんです?

ゴーゴリ

えっ!!!

ゴーゴリ

一目見て好きになった?

ドス

ってことは、僕は貴方が好きと言うことですね笑

ドス

何だか嬉しいです

ゴーゴリ

なっ!!/////

ゴーゴリ

っ/////知ってる?ドス君

ゴーゴリ

恋に時間も距離も長さも関係ないんだ!!

ゴーゴリ

だから、僕達は今日から恋仲だよ!!!/////

ドス

ふふ、そうですか/////

ゴーゴリ

あっ!!体調の方は大丈夫???

ドス

えぇ、大丈夫です

ゴーゴリ

じゃあ、戻ろう!!

ドス

えぇ、そうですね

ドス

あ、先生に報告しなくては行けないので先に行っててください

ゴーゴリ

分かった!!

ドス

………なんです?

あら、気配に敏感なようね

ドス

僕は今から先生の所に行かなくては行けないんです

調子乗ってるわよね!!

ドス

乗ってませんが…

これ以上、ゴーゴリ様に近づかないでくれる?

ゴーゴリ様はお優しくて明るい方なのよ

貴方だけだとは思わないで!!!!

先生

何騒いでるの?

!!……いえ、ドスト君の体調が心配だったのでぇー

先生

あら、そうなの。優しいわね。あ、ドストエフスキーさんは自分のタイミングで授業に受けていいわよ

ドス

……分かりました

僕はチラッと女子生徒の顔を見た。

彼女は嘲笑うように悪魔のように微笑んでいた

ゴーゴリ

あっ!!ドス君遅いよ!!

ドス

すみません笑

ゴーゴリ

次は音楽だから…

ドス

音楽室に行きましょう

ゴーゴリ

うん!!

ゴーゴリ

そういえば、なんで遅れたの?

ドス

………案外大人の話は長いのですよ

ゴーゴリ

ハハハッ!!

ドス

何が面白いんですか

ゴーゴリ

否、ドス君って可愛いよね!!

ドス

んなっ……!!/////

ドンッ!

ドス

わっ……え

身体が宙に浮いてる感じがした

ゴーゴリ

ドス君?!!!

僕は死を覚悟して目を閉じる

パシッ

ドス

?!

グイッ

ゴーゴリ

危ないよ…

ドス

ゴーゴリ?

ゴーゴリ

謝りなよ。今のわざとだよね?

違うよぉ?私は貧血気味でクラっとしたらそこにドスト君がいたんだもん

ドス

((はぁぁぁ苛苛しますね

ドス

僕は大丈夫です

ドス

ゴーゴリが助けてくれたので…

ゴーゴリ

ハハハッ!!ドス君もうちょい照れてもいいんだよ??

ドス

これでも照れてます

ゴーゴリ

嘘っ?!

ドス

嘘です

ゴーゴリ

ドス君ンンンンンン!!!

ドス

そういえばゴーゴリ

ゴーゴリ

ん???

ドス

筆箱はどうしたんです?

ゴーゴリ

え?…………あぁっ!!!!

ゴーゴリ

教室に置いてきちゃった!!!!

ドス

そろそろ授業始まるので僕は先に行ってますね

ゴーゴリ

うん!!!

ゴーゴリは急いで教室に向かった。

ねぇドスト君

ドス

………なんです?

私言ったよね?

ゴーゴリ君に近づかないでって

ドス

…親友なのでそれは無理です

はぁぁぁ???

いい加減にしろよ?

グイッと髪の毛を引っ張られる

ドス

っぁっ!

今はこれだけにしてやる

ドス

………は、い

ゴーゴリ

ドス君!!

ゴーゴリ

階段走り続けるのはキツイね!!ハハハッ!!

ゴーゴリ君先程はごめんね…

ゴーゴリ

………君も気をつけなよ

はい

先生

授業始めますよ

授業を終え、放課後になった

ゴーゴリ

ドス君!!

ドス

なんです?

ゴーゴリ

一緒に帰ろ!

ドス

……良いですよ

ちっ……

ドスト君

ドス

………はい

先生が旧国語科教室に来てだって!!

ドス

そうですか…

ドス

なら、ゴーゴリ。今日は一緒に帰れません。

ゴーゴリ

……分かった!!!!明日一緒に帰ろ!

ドス

えぇ

ゴーゴリ君一緒に帰ってもいい?

ゴーゴリ

いいよ!!

やった!!

ドス

((断って欲しかった……

ドス

では、行ってきます

ドス

失礼します

シーーン

ドス

まだ、先生来ていないのですか…

窓側の方へ行き空いている椅子に腰掛けた

すると、ガチャンと鍵が閉まるような音がした

ドス

なっ!!

ここの鍵は外からかけることが出来る。中から掛けることも開けることも出来ない。

まさに、僕は閉じ込められたということ

全部嘘だった

僕は窓を開け、外を見た

見なければよかった……

早くカーテンを閉めたい

でも、身体は言うことが聞かない

僕はあれだけは見たくなかった

ゴーゴリと女子生徒が口付けをしてる所なんて…

ドス

はぁっはぁっはぁっ

ドス

寒い…

今は秋と冬の境時

旧国語科教室は他の教室よりも寒い

その故僕は元から身体が弱い

ドス

はぁっはぁっ……ゴー……っ……

呼びたくない。呼びたくないのに……彼に助けて欲しい…

ドス

はぁっ………はぁっ……はぁっ…

体が重い…

めまいがする…

口が開かない…

ドス

はぁっ…はぁっ…………ゴーゴリ!!!!………助け…て…………

ゴーゴリ

ドス君遅いな……

ん?どうしたのぉ?

ゴーゴリ

い、いや何も

ゴーゴリ

で、さっきの口付け何??

私ぃ、ゴーゴリの事ぉ好きなのぉ!!

ゴーゴリ………助け…て…

ゴーゴリ

!!!!

ゴーゴリ

ちょっと、忘れ物した!!!

え?

ま、待って!!

ゴーゴリ

何?!

あの人の所には行かないで!!

ゴーゴリ

あの人???

否、……なんでもない…

ゴーゴリ

ねぇどういうこと?

………あのね…

あぁ、腹立つ

ドス君の事情に気づけなかった僕も

ドス君をいじめた奴らも

ゴーゴリ

腹立つ!!!!

っ!!

ゴーゴリ

僕はドス君にしか興味ない!!!

ゴーゴリ

僕にとってドス君は大切な人なんだ!!これ以上の存在だ!!

ゴーゴリ

僕は君達を許さない!!!!

僕はそう言って校舎に向かって走り出した

ゴーゴリ

ドス君!!!

ゴーゴリ

ドス君!!!!

何処だ。

そういえば、彼女は旧国語科教室だって言ってたな

ゴーゴリ

旧国語科教室……

目線を上げると二つ先に旧国語科教室と書かれた板があった

ゴーゴリ

ここだ

ゴーゴリ

ドス君!!!!ドス君!!!!

ドアを叩いても返事がない

一瞬嫌な予感が頭をよぎる

そんなわけが無い

僕は閉められた鍵を開け教室に駆け込む

ドス

………

そこには、倒れたドス君が居た

ゴーゴリ

なっ!!

ゴーゴリ

ドス君!!!!ドス君!!!!

ドス

……っ……ゴー……ゴリ…?

ゴーゴリ

ドス君!!!!目を開けて!!

僕はドス君を抱え、自分の家へ向かった

ゴーゴリ

ドス君………

なんで、あいつの言葉を最優先にしてしまったんだ

なんでドス君にもっともっと耳を貸さなかったんだ

僕はこんなんで恋人と言えるのか

ゴーゴリ

ドス君……

目を覚まして

紫色の瞳で僕を見て

細い手で僕を抱きしめて

その優しい冷たい声で僕の名を呼んで

ゴーゴリ

ドス君!!!!

僕をひとりにしないで

寂しい

悲しい

寂しいと悲しいの他に感情がある

怒りだ

ドス君への僕への怒り

ゴーゴリ

ドス君ってば!!!!

僕に相談してくれなかったドス君への怒り

ドス君にもっともっと声をかけておけばよかったという後悔してる僕への怒り

もう嫌だ

何もかも

ドス

………ゴーゴリ…泣かないで……ください…

ゴーゴリ

?!!!ドス君!!!!

僕は起き上がったドス君にすぐさま抱きしめた

ドス君の匂いが僕を安心させる

ドス

ごめんなさい

ゴーゴリ

許さない

ドス

僕も許しません

ゴーゴリ

ごめんね

ドス君の腕が僕の背中を擦る

すると僕の目から涙がこぼれる

ドス

ゴーゴリ

ゴーゴリ

何ドス君

顔を上げた瞬間ドス君の唇が僕の唇を襲う

ドス君の唇が離れドス君は口を開ける

ゴーゴリ

どうしたの??/////

ドス

消毒です/////

ゴーゴリ

消毒?なん……

ドス

女子生徒に口付けされたでしょう

ドス

その消毒です

ドス

腹が立ったんですよ

ドス

無理矢理とはいえ、貴方なら押し返すことが出来たと思ったんです

ドス

でも、受け入れてるように見えて腹が立ったんです

ドス

後、女子生徒から帰り誘われた時も断って欲しいって思っ?!!

ゴーゴリ

ごめんねごめんね

ドス

もう大丈夫ですよ

僕はゴーゴリから離れない

他の人に渡さない

僕はゴーゴリにベットに押し倒され、ゴーゴリの頬に手を当てる

ドス

僕をひとりにしないで…

ゴーゴリ

僕から離れないで…

ドス

Я тебя люблю

ゴーゴリ

Я тебя люблю

11月11日

僕はゴーゴリの誕生日プレゼントとなった

僕はゴーゴリを愛するとこの日から誓い続ける

この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

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チ───(´-ω-`)───ン

ユーザー

学校バージョンだ……… ドス君、ゴーゴリ君…いい!!!

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