食用
食用
食用
食用
食用
食用
食用
食用
正午を回った頃 俺の感覚が間違っていなければ、太宰が瓦礫に呑み込まれる30分程前
この道を真っ直ぐ進んで5分程経てば ターゲットと交戦する頃だったろう しかし今はそれが解っている 敵の位置も、間合いも
中也
太宰
相変わらずの無邪気な声 これから闘うというのに緊張感など一ミリも漂わせないのは此奴だけだろう
中也
太宰
太宰
中也
太宰
そりゃあそうだ 何時もは太宰が敵の位置やその他諸々指示をし 俺が大体を片付けるのが普通だったから
それを全て俺が出来るとは有り得ない話である
勘だ。と言って強行突破するより有言実行をしよう
太宰
相棒の声で頭に合図が送られた
中也
中也
太宰
なんとか全員を片付け一件落着
... と、言いたいところだが 問題である俺が見た太宰の死、そして瓦礫
白昼夢か正夢でも見たのかと思える程俄には信じられないが あの映像は生々しく憶えている
例の崩落まで残り数分
中也
太宰
何かを捜している...ように見えるが...
太宰
その時だった
グラグラグラ
中也
太宰
もう瓦礫が落ちてくる頃だったとは … 否、早まってねェか?
何かが変わったのか?、そう思ったときだった
グラァッ
太宰の頭上、頭の真上から大きな木材が落ちてきたのだ
中也
中也
ドゴッ
太宰
間一髪、異能で破壊し移動させることができた
互いに無傷 嗚呼良かったと、不意に気が抜けてしまう
太宰
太宰
中也
気付くと俺に頭を沈めている相棒がいた
太宰
太宰
中也
成功?憶えてた?
中也
太宰
太宰
太宰がゆっくりと顔をあげる
太宰
私は今まで4回死をなかった事にしたのだよ
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
何ともいえない 太宰には似合わない悲しそうな表情を浮かべながら話を続ける
太宰
太宰
太宰
中也
太宰
一言で言えば、 太宰は太宰の死を堺に死に戻りをしているという訳だ 異能か何かは知らない しかしこの話を聞いて疑問が浮かぶ
中也
太宰
太宰
太宰
………単純………なんだろうか
太宰
目の前で語られる文列があまりにも単純かつ難しい 俺の頭は理解しようとすることで精一杯だ
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
…………用は、 太宰と俺は死ぬ事が解っていて それを回避するために行動した彼奴と俺は今回生き延びたということか?
中也
太宰
太宰
何故かそう云う太宰の顔は明るかった
中也
太宰
そうやってくるりと此方を向いて、あどけなさを含めた笑みを俺に向ける
太宰
食用
食用
食用
食用
食用
食用
コメント
5件
最後の言葉、って…… なんか言ってたっけ……((((おい)))) 今回も良かったです!!✨
どうしてこうなんに神なんですか?