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H.

っ……あ、痛ッ

猛烈な 痛みで 目が覚めた。

目の前の景色がかすむ。

身体が動かない。

痛い。

さまざま 感情が一気に頭を駆け巡る。

……なんでこんなことに なってるんだろう

ふと、そう思った。

H.

……あッ、

そうだ。 そうだった…

確か、クラスメイトに……

H.

はは、惨めだなぁ…ッ

乾いた笑いとともに、自虐的な言葉が漏れる。

H.

ぅ、痛ッ…

ちょっと動いただけで 耐えられないほどの痛みが 腕に 走る。

かなり、深くまで切られてしまったみたいだ。

H.

だれか、たすけてよ……、

……

そんな言葉は、静寂の中に 静かに消えていく。

返事なんて、救いなんてやっぱりない。

H.

はぁ、どうやって、帰ろう…

なんとか 立ち上がってみたが

目が回るような感覚がして、倒れそうになる。

幸い 倒れるギリギリで 屋上のフェンスを掴めたのはいいものの

これじゃあ、帰れそうにないな。

S.

いむくん!!
あっ、良かった居た……!

え、しょうにぃ?

もしかして、探してくれたのかな。

心配、してくれたのかな?

そんな 淡い期待が浮かぶ。

N.

本当だ!居た、って……

I.

そこで 何してるの?
…飛び降り?

Y.

それにその腕…リスカ、?

お兄ちゃんたちの目が すうっと、細められる。

H.

ち、違うッ、違うよ

N.

はぁ誤魔化さなくていいから…、

……なんで、疑うの?

確かに、フェンスに手をかけてるとことか。

この腕の切られた傷とか、

まぁ、お兄ちゃんが言うことのように 見えなくもないけど……

信じてよ。

どうして、そんな冷たい目線を向けるの、?

Y.

心配して損したな

I.

…帰るか

なんで、なんで…ッ

去っていくお兄ちゃんたちの 背中を ただただ 見つめる僕。

心配してくれたのかな、なんて 期待をしてしまったことがダメだったのかな。

僕は、どこで間違えたんだろう。

H.

あはは…、違うか、

どこかで間違えたんじゃない。

きっと…最初から

生まれてきたこと、それ自体が 間違いだったんだ。

ごめんね。

こんな弟で。

こんな、謝罪すら

きっと 誰にも届かないんだろうけど。

りりん

久しぶりですっっ

りりん

いや 本当に投稿サボっててすみませんでしたぁあ

りりん

あ、余談なんですけど
X入れました!!!

りりん

良ければ絡みましょー♪

りりん

DMとかで🎲とか語りたいなーと思ってます!!

りりん

テラーは基本フォロバしないんですけど

りりん

Xはめちゃくちゃ仲良くしてくれた人は
どんどんフォロバさせてもらいます👍🏻 ̖́-‬

りりん

じゃあ、また次回の投稿で〜
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