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竜胆

『んじゃ、最後ね……』

竜胆

『星波へ』

星波

………………ッ、、、

竜胆

…………………………ジー

『星波へ』

『君と出会ったのは……随分前のこと』

『俺たちは満遍なく広がる星空の下で出会った』

竜胆(幼少期)

〜♪

竜胆(幼少期)

(ここはほんとにいいとこだなぁ、、兄ちゃんに邪魔されないし♪)

星波(幼少期)

〜♪♪♬.*゚

竜胆(幼少期)

(……先客?)

星波(幼少期)

……?

竜胆(幼少期)

ぁ………

星波(幼少期)

、、、こんばんは!((ニコッ!

『一目惚れだった』

『星が似合う女の子、輝いて見えた』

竜胆(幼少期)

、、、ぁ、こんばんは……

星波(幼少期)

君も星、見に来たの?

竜胆(幼少期)

うん…

星波(幼少期)

綺麗だよねぇ、、、

竜胆(幼少期)

………………なぁ

星波(幼少期)

ん?

竜胆(幼少期)

……あのさ、名前は?

(思わず聞いてしまった……)

星波(幼少期)

えっとねぇ、、

星波(幼少期)

せな!

星波(幼少期)

星に…波って書くの!

竜胆(幼少期)

(星……波……)

竜胆(幼少期)

綺麗だね

星波(幼少期)

でしょ〜?

『それからと言っては、、毎日のように会いに行ったよな』

星波(幼少期)

あ!竜胆!!

竜胆(幼少期)

星波!

『話せば話す程好きになった』

『それで……』

竜胆(幼少期)

ねぇ、星波

星波(幼少期)

ん〜?

竜胆(幼少期)

俺、星波のこと……すき!

星波(幼少期)

………!

星波(幼少期)

私もだよ!ニコッ

『告白したんだっけな』

竜胆

……………

『でも……あの後引っ越した』

『本当に嫌で、苦しくて、寂しくて……今後星波に会えないかもって思うと……忘れられそうで、、』

『だから、、』

竜胆(幼少期)

……あ、、、

竜胆(幼少期)

………(月のネックレス……)

竜胆(幼少期)

星波にピッタリだ

『星波にネックレスをプレゼントしたんだ』

『これがあれば何処にいてもお互いが通じ合える気がして』

『まぁ、これが星波を苦しめることになるなんて当時は思ってなかったけどな……』

星波

そんなことない……!!!

星波

これのおかげでまた、、出会えたんだもん……!!ポロポロ

竜胆

………星波……

『きっと、星波は竜胆のせいじゃないって言ってくれるんだろうな…優しいから』

『正直、高校で出会うとは思ってなかった、笑』

『しかも高校三年生まで星波は俺の事気づかなかったんだろ?w』

『俺は転校してきてさ、お前のこと見つけて……世界に光が入ったみたいになったっけ』

『それで……』

『星波が俺のことをまた好きになってくれててびっくりしたw』

『……………ごめん、ごめんな……』

『まただ、、幼少期に迎えに行くって言ってさ……』

『高校で出会えて、これからも一緒だって思ってた』

『けどさ……』

竜胆

……話って、?

イザナ

…………

、、そういえば星波は?

イザナ

……………

イザナ

お前らには話しておくことがある

……………

イザナ

星波は、、抗争には連れていかない

イザナ

連れて行きたくない

竜胆

え……星波は弱くないぞ、大将ッ、、!

………違うよ、、竜胆

竜胆

……っ、、でも………そんなことしたら星波が……!!

イザナ

……わかってる、、けどな

イザナ

今回、嫌な予感がすんだよ

イザナ

稀咲と半間……星波を狙う気がする

イザナ

だから、、、

『……俺は知ってたのにな、、本当に最低だ』

『そこから俺らは少年院行き』

『星波をまた1人にさせちまった』

『………でも』

『でも、、』

『また、出会えた』

竜胆

………((トコトコ

竜胆

(あー……変装だる……)

竜胆

………ジー、、

星波

ふぇえ…………((ズーン……

竜胆

え……((ポカン、、

竜胆

(せ、星波!?!?は!?!?夢じゃねぇよな!?)

竜胆

((ギュッ(頬摘む)

竜胆

(………痛え、夢じゃねぇわ……)

星波

……、、((ムカッ💢💢

竜胆

(あ、あの顔……星波怒ってんな、笑)

竜胆

(……………)

ナンパ男

ーーーー〜?

星波

………

ナンパ男

〜ーー!♡♡((ガシッ

竜胆

ッあ、、、

星波

……((ギロッ

モブ男

ーーーー♡♡

モブ男

ーーーー((サラー

竜胆

(星波に……ッ、、、)((ブチッ

モブ男

ーーー、、(

竜胆

おい、

竜胆

嫌がってんだろーが

許さねぇ……

(ミリミリッ……(骨の音)

モブ男

ッ"……!!

竜胆

((ギロッ

モブ男

ひっ

ナンパ男

……逃げんぞッ

……

星波

えっと……ありがとうございます!!

竜胆

……別に………

ありがとうなんて、俺なんかに言ってはダメなんだ

俺は………

俺はッ、、!

竜胆

………

竜胆

ぁ、俺は用事あるのでこれで

星波

はい……!((ペコペコ

竜胆

……………、、、

……どうしたの?りんどー♡

竜胆

………いや、何でもねぇよ兄貴

竜胆

(星波にバレなくてよかった……)

って思ってたのに……笑

星波

あ。

竜胆

………あ。

まさかここに迷い込むとは………

だけど、三途を倒せるくらい強くて安心した

竜胆

(……………俺が居なくても生きていける……)

……………面白

欲しくなってきちゃったー♪

竜胆

……へ

その時、兄貴が少しだけ何かを企んでいるような目をしていたのは気のせいだろうか

……………

まぁ、兄ちゃんのことだから心配ないか

『そこからは、お前が見てきた灰谷竜胆だ』

『星波、本当にごめん』

『守るって何回も言ったのに、結局1度も守れてないよな……』

竜胆

あぁ……

竜胆

口だけの俺だっさ……笑

『でもな、星波』

『俺、星波のことずっと想ってたのは本当だよ』

『だからさ、、』

、、、

『たとえ、俺が居なくなっても』

『幸せになってくれ、星波』

竜胆

『今はただそれだけだ!ニコッ』

星波

………、、

ッ________、、

星波

ポロポロ

星波

竜胆………

星波

ヒグッ……

星波

りんど、、、、ポロポロ

竜胆

………、なんだここ

竜胆

………、あー………死ぬのか俺

竜胆

………地獄ってどっちだ?

竜胆

人いっぱい殺しちゃったしな……

竜胆

………………

竜胆

あぁ……本当に、後悔ばっかりだ

竜胆

みんなにも迷惑かけまくりだし……

俺の人生……真っ暗だったな

竜胆

……………暗闇……

ふと、死に際にも関わらずこんなことを考える

竜胆

……この暗闇の中に、、光が射し込んできたら……

竜胆

………せっかくなら星を見ながら死にたかったわ

竜胆

………って何言ってんだか

暗闇を走って暗闇に堕ちる

そんな人生でも希望はあったんだ

竜胆

……………星波……

唯一の心がかりは星波だ

竜胆

(正直、兄貴とか梵天の奴らとかも心配だけど……)

竜胆

(どうにか立ち直るだろうなぁ)

竜胆

(反社だし)

竜胆

(でも……)

星波はどうなる、、、

本当は反社になんて入れたくなかった。

入れたくなかったから離れた

竜胆

なのに………

竜胆

星波を1人にしてこの世を去るって、笑

竜胆

守れたのはいいけど死にたくないなぁ……笑

ピカッ

竜胆

ッ、まぶしっ、、、

竜胆

……は?

竜胆

、、、ん!?!?

竜胆

いきなり星!?!?

神さん

お主が望んだんじゃろう、?

竜胆

だ、誰だおっさん!?

神さん

失礼な!

神さん

ワシは神じゃよ!!

竜胆

な、なんで神が……、、、は?

竜胆

嘘つくな!!

竜胆

神さんは地獄に居ねぇだろ!?

神さん

お主はまだ死んでないじゃろぉがぁぁぁ!!!

神さん

((バシッ!!!(叩く)

竜胆

あだっ!?

竜胆

……え、俺死んでないの……?

神さん

………はぁ、、、そうじゃ

竜胆

………………

竜胆

……………神さんはすげえな

竜胆

この星空、

竜胆

俺と星波が小さい頃によく来てたところの空だ

神さん

……………

神さん

それはたまたま選んだ場所がそこだっただけじゃ

竜胆

は。?

神さん

まぁ、結果オーライじゃろ

竜胆

ポジティブな神様だな

神さん

………で、本題じゃ

竜胆

……うん

神さん

お主はどうしたい?

神さん

このまま死ぬか?

神さん

それとも愛する人の元へ戻るか?

竜胆

……………え、俺戻れるの?死の淵から……

神さん

それはお主次第じゃ

竜胆

……………

竜胆

………なんで、、、俺は……人を

神さん

愛ほど、美しいものは無いのじゃよ

神さん

それに………

神さん

お主は星波ちゃんを守ったんだし……

神さん

彼奴の兄貴と友人がうるさいからのぉ……

竜胆

え、、、

竜胆

あ、兄貴に友人って……

神さん

………

神さん

後、お月さんが星波ちゃんのこと気に入ってるからのぉ

神さん

だから、お主のことも助けたいんじゃ

竜胆

………………

お月様

星波ちゃんは僕の唯一のお話し相手なんだ

お月様

優しくて、真っ直ぐなんだ

竜胆

え、喋った

神さん

話そうと思えば多分話せるのじゃ

竜胆

多分って何……

お月様

ねぇ、

お月様

君が人間の世界に戻ったらさ

お月様

星波ちゃんと一緒に僕とお話して欲しいな

竜胆

………………

神さん

……ホホッ

神さん

お主の選択はとっくに1つじゃろう?

竜胆

でも、イザナとかに失礼じゃ

バーカ、星波幸せにしないで来たら殺すかんな

そうだそうだー!!

竜胆

………、、ポロポロ

神さん

いい友を持ったのぉ……

神さん

さて、行くがいい……

竜胆

………うん。

竜胆

………

竜胆

(……また真っ暗……)

ズオン

竜胆

ッ、おんもっ……!?

そんくらい、人間の世界に戻るのは難しいっつーことか……

竜胆

(そんなんで諦めるもんかよ……!!!)

待ってろ、星波

この夜が明けるまでには……

きっと俺、戻ってくるから……

待ってて……俺、頑張るからさ、、

この夜が明けたら必ず

君に愛していると伝えたい

次回、♡400

どうかお願いいたします🙇‍♀️

この夜が明けたら、君に愛していると伝えたい

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コメント

2

ユーザー

やばいガチで涙出てきた竜胆の優しさとかがめっちゃ分かる……でもそれで星波ちゃんを守れないとかまじで涙案件続きが楽しみ(⊃ ॑꒳ ॑⊂)ワクワク

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