初めまして。 物語を書く際になにかご不満な点がありましたらご指摘して頂けるとこちらも状況を見て改善させて頂きます。 BANANAFISH という漫画を元に作成させて頂いています。 ブルーロックの登場人物が亡くなってしまう、といった過激な描写にする予定ですので、苦手な方は閲覧を控えて頂けると助かります。 また、内容はBANANAFISHで登場人物の何人かをブルーロック内の人物にした、という感じなので出てくる人物や物語はほぼ一緒ですが、自分が覚えている限りで書かせて頂きますので違う点や抜けている点もあると思います。 カイザーは17歳、潔は21歳です。 これらを認知した上でお読みください。
マックス
ベトナム戦争中、兵士達は戦闘の為戦場に送り出される。
周りの奴らは、戦いが少し収まり時間を無駄にしまいと少しどうでもいい話をしながら食事を取っていた。
マックス
グリフ、とはグリフィンの略で俺の友人で一緒に戦っている仲間だった。
周りの奴らはふざけてどっかで死んだんじゃないのか、とか言っていたが俺はそんなことを鵜呑みにする訳もなく、ただじっと待っていた。
少ししたら奥から物音がした。 グリフが帰ってきたのか、と思い入り口の方へと目をやれば案の定グリフが立っていた。
マックス
なぜか入り口から微妙だにしないグリフに何か違和感を感じた。 虚ろな目をして目の焦点があっていない。
マックス
俺が名前を呼んだ時だった。
バンッ
マックス
グリフが俺を打った。
グリフィン
周りの奴らはみんな騒然としている。 俺も状況が分からずにとりあえずその場を立ち上がる。
マックス
バンッ
また銃声が鳴り響く。
だが、次の銃声はグリフのものではなく俺の銃から発せられた音だった。
グリフの体からは血が流れている。 そこから俺の記憶は無かった。 ただ、唯一あるのは、グリフが苦しそうに言ったあの言葉。
グリフィン
グリフィン
夜、路地裏で怒号が鳴り響く。
その声がする方に寄っていくと、もうある程度男が生死をさまよう程度までボロボロの状態で、他に何人かのガタイのいい男がいるだけだった。
kiz
kiz
周りにいた男と目が合う
kiz
kiz
そう言って、俺は銃の引き金を引く。
弾は急所ではなく、足や腰など動けなくなるような場所を目掛けて飛んでいく。
他の奴らはもう気絶しているようだった。が、まだ意識のある奴が俺に銃を向けた。 俺を目掛けて飛んできた弾は腕に力が入っていないせいで軸がずれ、俺には当たらなかった。
kiz
俺は急所を狙ってもう一度、引き金を引いた。
kiz
そう言ってその場から離れようとした時。
声を掛けてきたのは此奴らに殺されかけていた男だった。
ボロボロの手で何かを俺に差し出している。
kiz
受け取ったのは白い粉が入ったペンダントだった。
そして男はたった一言、
そう言って目を閉じてしまった。
kiz
聞いた事がある言葉、 いや、絶対に忘れてはいけない言葉。
俺はそのペンダントを持ち、その場を離れた。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!