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300タップ越え書けるのマジで尊敬します…✨太陽様のガッツポーズ姿…想像できますw後まさかのまさかの前世に太陽様がいたとは…それだけあってスマさんと似てるんだなぁって思いました!
ほんとに好きですッ✨いつも拝見させてもらってます.ᐟ.ᐟ活動頑張ってください.ᐟ
暖かくて寝ちゃうの可愛いし寝起きが可愛すぎる!!ぶるさんとすまさんがくっついてるのも可愛いけどなかむの為にも早く夏が来ると良いなー!すまさんは前世の事伝えたれてどうするのか気になる!!続き楽しみにしてます!
白尾 なかむ(nakamu)
先生
保健の先生は優しく微笑む
白尾 舞流(Brooook)
先生
白尾 桐(きりやん)
俺はスマイルに起きた出来事を説明した
する先生はなにかに気づいたようにスマイルに近寄る
鳳 須磨(スマイル)
先生
先生
白尾 桐(きりやん)
先生
超音波のせいでなっているらしい
俺の方が近くで鳴らされたのに
それは遠くの方が威力が上がるって
その魔物特有の能力だって
白尾 桐(きりやん)
白尾 なかむ(nakamu)
白尾 舞流(Brooook)
鳳 須磨(スマイル)
こいつは普段人の話を聞いてないけど
勘はいいみたいだ
先生
先生
その言葉を聞いて安心した
スマイルに状況説明をしたあと
部屋を去った
白尾 なかむ(nakamu)
白尾 舞流(Brooook)
なんとはなしに感じ取れる
これ指輪外したら頭読めるしよくね?
そう思った俺は指輪を外すことにした
白尾 桐(きりやん)
鳳 須磨(スマイル)
俺がそう答えると驚いていたが指輪を見て察してくれた
白尾 舞流(Brooook)
篠井 太陽(主人公)
みんな各々に会話する
すべては分からなかったが降りるみたい
すぐに準備をすませみんなについて行った
馬車内
鳳 須磨(スマイル)
俺は孤独感に蝕まれていた
みんなの声
環境音
何もかも聞こえず
世界に俺一人だけになって
目の前の光景がスクリーンのように感じ取れる
周りの空気は冷たい
白尾 なかむ(nakamu)
篠井 太陽(主人公)
白尾 桐(きりやん)
白尾 舞流(Brooook)
ずっと
目の前の景色は明るいのに
俺の心は暗くなっていく
みんなの楽しそうな顔を見ていると
俺も楽しまなきゃ
そんなプレッシャーが乗っかる
鳳 須磨(スマイル)
俺は歪な笑顔を作った
白尾 桐(きりやん)
白尾 なかむ(nakamu)
心を読めばいい
でもこの人数
頭が壊れる
ビュウッ…
隙間からの風
耳が聞こえないおかげで色々なことに敏感になっている
ブルッ…
鳳 須磨(スマイル)
色々なことを考えていると
目の前が光った
白尾 桐(きりやん)
鳳 須磨(スマイル)
その言葉だけ
その言葉だけで俺の孤独感は一気に消え去った
黙って頷くと
なかむはぶるーくに何かを指示するように指を指す
揺れる馬車の中
ぶるーくは立ち上がって俺の手を握ってくれた
白尾 舞流(Brooook)
ぶるーくはほんとに暖かくて
みるみるうちに寒さが溶けてゆく
それと同時に眠気も襲ってくる
鳳 須磨(スマイル)
ウトウトと頭を揺らしていると
それに気づいたぶるーくは軽く頭を撫でてくれる
暖かい
瞼が重くなっていき
そのまま眠りについた
寝起きのスマさんは
少しふわふわとしている
鳳 須磨(スマイル)
白尾 なかむ(nakamu)
白尾 なかむ(nakamu)
まるで子供みたい
まだ寒いのか分からないけど
僕の腕を握っている
先生
今パッと思いついたけど
耳が聞こえないってすごく眠くならない?
そりゃこんな感じになるよなぁ…
……
いや寝起きがこんなのスマさんだけだわ
先生
先生
先生
先生
白尾 桐(きりやん)
白尾 なかむ(nakamu)
先生の話が終わり
ここら辺はザワザワとしだす
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
白尾 なかむ(nakamu)
篠井 太陽(主人公)
なかむは束縛激しそう
白尾 舞流(Brooook)
白尾 なかむ(nakamu)
白尾 桐(きりやん)
あ、そっか
寮はしばらくの間掃除などするため
各自の屋敷に帰らなければならない
白尾 舞流(Brooook)
鳳 須磨(スマイル)
スマイルは僕の目を見ている
鳳 須磨(スマイル)
心を読めるって便利…そして可愛い
白尾 舞流(Brooook)
篠井 太陽(主人公)
白尾 なかむ(nakamu)
白尾 なかむ(nakamu)
白尾 桐(きりやん)
篠井 太陽(主人公)
あー…
この子はほんとに空気を読むのが上手いな
そう思った
白尾 桐(きりやん)
きりやんはスマイルに文字を見せると
スマイルは少し嫌そうな顔をした
鳳 須磨(スマイル)
鳳 須磨(スマイル)
篠井 太陽(主人公)
白尾 なかむ(nakamu)
白尾 桐(きりやん)
僕らも太陽のことを信用してるし
スマさんのことを取ろうとしないから
別に邪魔なんて思わない
篠井 太陽(主人公)
スマイル…
その目は断らせる気ないね
鳳 須磨(スマイル)
篠井 太陽(主人公)
ほんとにずるい
他の人にそんな目見せたら許さない
スマイルは僕らのものだし
白尾 桐(きりやん)
きりやんは文字を作り出した
その文字を見たスマイルは
ふにゃっとした笑顔を見せた
白尾 なかむ(nakamu)
篠井 太陽(主人公)
なんで泣いてるんだ
白尾 桐(きりやん)
きりやんは何かを察したような顔をする
白尾 桐(きりやん)
篠井 太陽(主人公)
太陽はガッツポーズをみせる
何が何だかよくわかんないけど
まぁいいか
白尾 舞流(Brooook)
また馬車内
鳳 須磨(スマイル)
白尾 なかむ(nakamu)
すごくひっつきたい
でも俺の体は冷たいし
そんなことしたらスマイルが寒がっちゃう
夏だったらいいのにな
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
急になんだ?
白尾 なかむ(nakamu)
太陽は少し緊張したように俯く
白尾 桐(きりやん)
白尾 桐(きりやん)
白尾 舞流(Brooook)
篠井 太陽(主人公)
言うのを渋っていた
言えないこと?
言えなかったこと…?
白尾 なかむ(nakamu)
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
いつの間にか呼び方も「くん」呼びになっている
距離が近づいたような
でも少し遠い感じ
白尾 桐(きりやん)
太陽は覚悟を決めたように正面を向く
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
白尾 なかむ(nakamu)
なんでそんなこと知ってるんだ
まず前世?
そんな非現実的なこと
白尾 舞流(Brooook)
俺らの困惑を遮るように話し出す
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
静かな馬車の中
ゆっくりと話してくれた
どこに行っても
いくら死にたくても
ずっと生きなければならなかった
鳳 須磨(スマイル)
悪いやつ
悪いやつ
鳳 須磨(スマイル)
スマイルくんは隠してた
篠井 太陽(主人公)
生徒
生徒
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
鳳 須磨(スマイル)
どこかオカシイとは思った
でも
分からない
ほんとに分からないんだ
篠井 太陽(主人公)
鳳 須磨(スマイル)
悪いやつ
悪いやつ
鳳 須磨(スマイル)
鳳 須磨(スマイル)
スマイルくんの家庭はあまり良くなくて
それは知ってたんだ
よく俺の家に招待してた
俺は家からスマイルくんを遠ざければいい
そう勘違いしてた
篠井 太陽(主人公)
鳳 須磨(スマイル)
どんどん増えていく傷
それだけで気づかない俺が本当に嫌いだ
親
親
親
鳳 須磨(スマイル)
親
家では罵倒、暴力はいつもされてて
鳳 須磨(スマイル)
悪いやつ
悪いやつ
悪いやつ
学校では複数人に暴力を受け
生きなきゃと思っても氏ねと言われて
死ななきゃと思っても生きろと言われて
何もかも分からなくなる
よく言われた
鳳 須磨(スマイル)
鳳 須磨(スマイル)
君はいつからか指示されないと動けなくなっちゃったね
もちろん衣食住はする
でも何も手付かずになってしまっていた
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
鳳 須磨(スマイル)
多分俺のこの言葉も
プレッシャーになって
より生きづらくなってたんだと思う
君はいつも人の目を避けて
ずっとずっと
外によくいる猫や犬に懐いてた
人が嫌い
きっとそう思ってたんだ
そんな君は猫を助けて引かれちゃった
親は警察署に来ることはなくて
オレはよく一緒に居たって理由で呼ばれた
ほんと理不尽な親
その時初めて知った
君は虐められてた
事故のとき持っていた鞄から
たくさんの破かれたノートや教科書
中にはマッキーなどでの罵詈雑言
篠井 太陽(主人公)
俺は
篠井 太陽(主人公)
太陽の目からは大粒の涙がこぼれていた
返す言葉が見当たらない
聞いた事のないものの名前
くるま…?
馬車みたいなものなんだ、きっと
白尾 桐(きりやん)
白尾 舞流(Brooook)
白尾 舞流(Brooook)
白尾 舞流(Brooook)
…確かに
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
腫れた目でニコッと苦笑をする
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
白尾 桐(きりやん)
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
言葉を失った
あまりにも酷い
白尾 舞流(Brooook)
白尾 舞流(Brooook)
篠井 太陽(主人公)
…
話の内容的に嘘なわけもないし
でも何でスマイルの前で話さないんだろう
白尾 なかむ(nakamu)
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
また俯いた
少し疑問に思う
白尾 なかむ(nakamu)
篠井 太陽(主人公)
白尾 桐(きりやん)
白尾 桐(きりやん)
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
白尾 舞流(Brooook)
白尾 舞流(Brooook)
白尾 舞流(Brooook)
太陽は少し渋っていたけど
安心したような表情をして
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
篠井 太陽(主人公)
白尾 なかむ(nakamu)
篠井 太陽(主人公)
少し目線をそらす
嘘の付き方
スマイルとよく似てる
鳳 須磨(スマイル)
白尾 なかむ(nakamu)
ちょうどいいタイミング
膝の上で拳を握りながら
太陽はスマイルに向かって話しかけた
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし