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第五話
結々
大崎
結々
結々
大崎
結々
大崎
結々
大崎
私は自分のスマホを取り出すと、カラオケで撮った証拠写真を写す。
結々
大崎
私はスマホをしまうと、ニコッと笑ってみせる。
大崎
結々
大崎
結々
結々
大崎
紬
紬
私は日直の仕事を終わらせると、 野球部のバットとボールのぶつかる音に耳を傾ける。
紬
少しの間試合を眺めていると、教室のドアが開く音がする。
大崎
紬
大崎
紬
大崎
紬
大崎
大崎
紬
大崎
私は大崎くんに優しく微笑みかける。
大崎
すると大崎くんは、気まずそうに顔を背けたと思うと、 再び教室のドアが開く。
紬
結々
結々
そう言って、結々は小悪魔のような笑みを浮かべる。
私は、ここで全てを察する。
紬
私はゆっくり結々に近寄る。
結々
紬
紬
結々
私は鞄を握りしめると、教室を飛び出す。
結々
大崎
結々
結々
大崎
結々
結々
私は、夕日に照らされる教室の中で、 窓に手をかけ、暑苦しい太陽の光に炙られる。
______紬ちゃんが必要としない私なんて、価値が無い
時折入ってくる心地よい風に、髪の毛が絡まる。
私は紬ちゃんの恋愛を、青春を、邪魔してしまったのか
そんなことを考えているうちに、頭が空っぽになり、全てが上の空になる。
ガラッ
突然教室のドアか勢いよく開けられる。
その瞬間、風に乗せられたカーテンが、 ふわっと舞い上がり、私を囲む。
窓から差し込んだ夕日に照らされながら振り返ると、 そこには息を切らした青年が、食い入るようにこちらを見つめていた。
結々
橘 空
橘 空
橘 空
橘 空
結々
橘 空
結々
結々
続く