なな
りさー
りさ
んー?
なな
りさは好きな人とかおる?
りさ
なに、急に笑
なな
いや、気になっただけ笑
なな
おる?
りさ
んー、今のとこいないかな
りさ
(嘘ついちゃった…)
なな
そっか!
なな
実はね私…
りさ
うん?
りさ
(嫌な予感…)
なな
レン君が好きなの!
りさ
え、レン君って伊藤レン?
なな
そう、りさの幼なじみの
りさ
そ、そうなんだ…
りさ
(やっぱりか)
りさ
( 私には幼なじみが2人いて、
1人は白石ユキ。色白で、
小さい頃から物静か。いわゆる
猫系男子。)
1人は白石ユキ。色白で、
小さい頃から物静か。いわゆる
猫系男子。)
りさ
(もう1人は伊藤レン。とても
フレンドリーで友達が多い。
女子に大人気だ。いわゆる
犬系男子。
そして私の好きな人。)
フレンドリーで友達が多い。
女子に大人気だ。いわゆる
犬系男子。
そして私の好きな人。)
なな
うん!
なな
この前ね放課後、先生から頼まれた資料を探してたら、バランス崩して倒れそうになったのを
レン君が助けてくれたの!
レン君が助けてくれたの!
なな
それでね…
りさ
(ななとレンののろけ話なんて
聞きたくない。。。)
聞きたくない。。。)
りさ
ね、ねえ
なな
なに?
りさ
ちょっとトイレ行ってくるね
なな
分かった!
なな
早く帰ってきてねー
りさ
わかったよー笑
りさ
(なんてね。本当はトイレなんて
行きたくない、でもこれ以上
あの話を聞いてられなかった)
行きたくない、でもこれ以上
あの話を聞いてられなかった)
りさ
(私はトイレの個室に入った)
5分後
りさ
(ガチャ)
りさ
わっ!!
レン
うわっ!!
りさ
びっくりした…
りさ
なんだ、レンか
レン
「レンか」ってなんだよ笑
りさ
別に、
レン
お?機嫌悪いのか?笑
りさ
別に、
レン
なんでそんなに機嫌悪いんだよ笑笑
りさ
関係ないって言ってるじゃん!
りさ
(あ、レンに八つ当たり
しちゃった)
しちゃった)
りさ
ご、ごめん…
レン
おい。本当にどうしたんだよ
りさ
大丈夫!
りさ
(そう言って足早にその場を
去った。このままじゃもっと
レンに酷い事をいいそうだから)
去った。このままじゃもっと
レンに酷い事をいいそうだから)
レン
なんだアイツ…
つづく…