任務会議
マイキー
〜〜〜〜〜〜〜
鶴蝶
〜〜
九井一
〜〜〜〜
九井一
そしたら、咲耶
咲耶
...
九井一
蘭と竜胆三人でいけるか?
咲耶
バカにしてるの?
灰谷蘭
任せて~♡
灰谷竜胆
り
九井一
じゃ解散だ
場所:都内の廃ビル地下フロア ターゲット数:6名(警護含む) 咲耶、蘭、竜胆の3人での合同任務
咲耶
……突入時間は23時。
咲耶
監視カメラは15分前に切れる。
咲耶
騒ぎ起こさないで
灰谷蘭
命令口調じゃん。
灰谷蘭
仕切りたがり?
灰谷竜胆
にいちゃん怖〜笑
灰谷竜胆
でも俺、咲耶さんのそういうとこ、
灰谷竜胆
結構好きだけどね?
咲耶
好きも嫌いも関係ない
灰谷兄弟は同時にニヤリと笑った。
灰谷蘭
はいはい、足引っ張んなきゃいいんでしょ。
灰谷蘭
大人しくしてあげる♡
灰谷蘭
最初はね♡
現場 ――廃ビル地下フロア
咲耶は音を立てずに背後からひとり、ふたりと沈めていく。
ナイフの軌道は最短。
まるで無機質な機械のように、静かに敵を“消す”。
咲耶
...
一方、竜胆は無邪気な笑顔で敵の注意を引き、蘭はその隙にカッと跳び込み、拳で制圧する。
咲耶
派手すぎるボソ
そう思ったとき、蘭が不意に咲耶の背後に手を伸ばし──
灰谷蘭
動くな、
灰谷蘭
そいつまだ生きてる
咲耶が瞬時に察して屈む。
次の瞬間、蘭の蹴りが敵の顎を砕いた。
灰谷蘭
よッと
灰谷蘭
はい、……礼は?
咲耶
お前が倒し損ねただけだろ
灰谷蘭
ハイ正解~。
灰谷蘭
でも咲耶、ちょっとは背中預けてもいいんじゃない?
咲耶
死なない保証があるなら、
咲耶
考える
灰谷蘭
笑笑
灰谷竜胆
マジで刺す時も笑わないんだね、
灰谷竜胆
咲耶さん。怖~笑笑
咲耶
口閉じたら?
任務終了後 ――帰還中の車内
沈黙が続く車内。
咲耶は後部座席で目を閉じ、蘭は運転、竜胆は助手席で音楽をいじっている。
〜30♡