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助けて

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助けて

1 - 助けて

♥

129

2021年08月27日

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……

あんな事したからかな…

普通の日常が送れなくなったのは…

おいっ…

なにしてんだよ…

あの日俺は体育倉庫に荷物を置きに行った

そしたら目の前で誰かが暴力的な虐めを受けていた

なにして…

イ・ジメッコ

あ?

確か冷たくて怖い声だった

イ・ジメッコ

なんだよお前

お前こそ…

何してんだよ……

イ・ジメッコ

ア "ァ"?

イ・ジメッコ

今は俺が質問してんだろうがよ!?

??

_________…

っ……

来て!!!

??

!?

なんで俺あの時助けたんだろ

なんで無駄な正義感出したんだろ

なんで俺は手を引いたんだろう

次の日

教室に入るとビシャっと水の音がした

へ……?

気が付くと全身びしょ濡れ

保おけていると周りの声で我に帰った

「うわ汚いね…」

「早く出てってくれないかな…」

「アイツがあの子虐めてたんでしょ…?」

俺は周りの声に唖然とした

だって身に覚えがない事を永遠と言っていた

そうすると

イ・ジメッコ

おいお前のせいで______が大怪我してんだけど!?

イ・ジメッコ

よくそんな顔で登校出来たな!!!

は……?

アイツはあの時の虐めっ子だった

だがアイツが何を言ってるか理解出来なかった

あ…

先生…

先生

赤さんは今すぐ校長室に来て下さい

へ……?

校長

君が赤くんだね?

はい…

校長室に入ったら空気が重かったな

息が詰まる程

校長の隣にあの子がいた

??

……

あの…

校長

とりあえず君に質問したいのだが

校長

良いかな?

はい…

校長

_____さんがね

校長

君に虐められてるって言ってきてるんですよ

校長

そしてこの痛々しい傷

校長はあの子の腕を見せてきた

??

……

校長

_____くんを貴方は虐めましたか?

虐めてません!!

なんの事ですか!?

逆に俺は昨日っ…!

校長

昨日体育倉庫に行きましたね

えっ…

行きましたけど…

校長

体育倉庫で_____くんが倒れていてね

校長

それで昨日体育倉庫に向かったと言う証言で君が言ったと皆言っていてね

校長

そして君自身も認めている

校長

今の所君が虐めたと私達は思っているのだが

違う…

俺は虐めてなっ…

ねぇ俺虐めてないよね!?

??

っ……

校長

___くん

校長

君は本当に赤くんに虐められていたのかい?

??

っ……

??

はいっ…

へっ……

校長

そうかい…

校長

とにかく我々も赤くんがそんな事をしないとは思っているのだが

校長

こういう事もあるからね

校長

ちょっと全校生徒にアンケートを取るのだけど

校長

良いかな?

……

はい…

そして放課後にアンケートの紙が配られた

そこにはごく普通の虐めがあった時のアンケート

俺は素直に書いた

誰があの子を虐めていたか

だが

そのアンケートの結果約全ての生徒が俺の名前を書いていた

「赤くんが___くんを虐めていた」

と…

そして次の日から俺は地獄を味わった

……

次の日に学校に来たら

俺の机に

死ね

消えろ

ウザイ

ブス

クソ虐めっ子、等…

隙間無く暴言で埋まっていた

そして周りから冷たい視線と静かな笑い声

辛かった

次の日学校に来ると

机に昨日消したはずの暴言

そしてビリビリに破れた何か

余りにもビリビリに破かれていて元の原形を留めていない

悲しかった

次の日

昨日と同じ机だった

昼にお弁当が無い事に気づいた

ゴミ箱にぶちまけられてるのに気づいた

勿体ないと思った

次の日

この机にも視線にも慣れてきた

椅子に座ろうとした時

いたっ…!

画鋲が椅子にくっ付けられていた

椅子から画鋲が取れなかった

先生に無理やり座らせられた

椅子が赤く汚れた

掃除面倒臭い

次の日

授業で体育館に来たら

皆からボウルをぶつけられた

フラフープで叩かれた

暴言を浴びせられた

無駄な1時間だった

次の日

美術の授業で美術室に来た

色々な色が混じった水を飲まされた

味が解らなかった

はぁ…

俺は地べたに座り

下を見て流れる血を見ていると

??

何してんの?

……

??

君だよ君

??

赤くん

……

俺は声がした方を向くと

誰か立っていた

……

なに…

石でもぶつける…?

それとも殴ったり蹴ったり…?

それとも肉便器……?

??

違う

んじゃなんの用…?

??

とりあえず自己紹介だけど

俺は紫

3年生

……

それで3年生様が俺になんの用ですか…?

俺と喋ってると貴方も虐められるよ…?

俺は悪い人だからね…

喋りたい人は俺で決めるから

そうですか…

紫と名乗る人は俺に近づく

そして俺の横に座った

……

飛び降りようとしてたでしょ

……

1人で逝の怖いよね

けど今も辛いから逝きたい

そう思ってるんでしょ?

だったらなに…

さぁね

俺も知らない

だけど

俺はコイツに顎を持たれ

上を向かされた

俺の視界には青く晴れた綺麗な空が広がった

あぇ…?

折角良い天気なんだよ

見ないのは勿体ない

下向いてたら綺麗なモノに気づけないよ?

……

……

赤くんは死にたいの?

……

辛いの?

悲しいの?

……

じゃあ…

生きたい?

やだ

……

……

それじゃあ死にたいの?

……

そっか…

紫は俺から手を離し

俺と同じく空を見上げた

……

俺さ…

あの時見たんだよ…

名前も顔も忘れちゃったけどさ…

あの子いっぱい殴られた跡が合ってさ…?

いっぱい泣いてて…

凄く辛そうな顔してて…

あの時俺凄く怖かったけどさ…

ただ…

助けたかっただけなんだよ…

なのに…

なんで俺はこんな目に遭わなきゃいけないんだよ…

俺がなにをした…

俺の何が…

俺は言葉の続きを言おうとすると

俺は誰かにギュッと強く

だけど優しく抱きしめられていた

それに俺は思考が止まったが

それが紫がしている行為だと数秒経過して理解した

悪くない…

赤くんは悪くない…

赤くんは悪くないんだよ…

それは久しぶりに感じた温もりだった

背中には大きく温かい手で包まれていて

知らない人なのに安心する

ずっと抱きしめて欲しいと思うのに

なにかが足りない

本当に安心するするのに

なにかが足りない

だけど何が足りないのか分からない

……

ギュッと強く優しく抱きしめられている

そして抱きしめている本人は泣いている

なんでだろ

ねぇ…

ん…?

一緒にいって欲しい

へ……

嫌ならいいよ

ただ…

俺も助けて欲しいな

……

うん…

あの時助けてくれてありがとね…

助けてくれたから好きな人も尊敬出来る人も出来たんだ

それでその人の為にならなんでもしたいって思って来たの

うん…

そっか…

うん

じゃあ手出して

手?

うん

俺が手を出すと

紫は俺の手を強く握った

あの時は腕を掴まれたけど

今度はちゃんと手だよ

にこっと優しく柔らかい笑顔を向けてくれた

そして…

❦ℯꫛᎴ❧

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コメント

4

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泣いた(´;ω;`)

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