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どタイプすぎるのだ...
雰囲気めた大好物です…💀🩷
四限目の終わり
教室の片隅,弁当を食べ終わって窓際の席で本を開く。
私は静かにページを捲っていく。
__心の中では,いつも通りの自分だけの時間。
誰にも邪魔されないとか,そういう訳じゃない。
みんな気まずくて話してこないだけ。
ur
et
背後から声がして振り返ると,黒瀬ur。
こいつは例外
笑ってる,いつものあの余裕顔。
…って,目が合っただけで少し胸がざわついた。
馬鹿みたい
et
そう答えて顔を背ける。
心臓が変にドキドキしてるのに
urには悟られたくない。
ur
ur
からかうようにurは言った。
そのくせに,近くまでふわりと寄ってきて
私の机の横に立ってきた。
et
ur
あ~,ほんとに嫌な笑い方するの
でもなんでか
イラついてるのに目が離せない
ur
et
ur
et
言い返したら,また笑ってきた
ur
ur
その言葉に,胸がぎゅっとなった
面白いことって何?
馬鹿にしてるのかしらないけど
et
小さく言って,また本に目線を移した。
ページが少しクシャってなるくらい手に力を入れる
ur
またニヤッと笑ってからかってくる
__やっぱり腹立つ。腹立つけど
目線を追ってしまう自分がいる。
ur
urは軽く笑いながら私の頭に触れて他の場所へ行った
背中を見送る間,複雑な感情が心を通った。
放課後
帰り支度をしても,何となく胸のざわつきが収まらない
本の内容よりも,頭の中の"あの言葉"が離れない
『かわいい』
et
思わず首を横に振る
あれはただのからかい。
黒瀬は誰にでもああいうこと言う
陰キャな私をからかってるだけだから
そう,自分に言い聞かせた。
na
明るい声
振り返るとnaが走りながら来た。
私の唯一の友達
na
et
et
na
naは笑って,隣に並んで靴を取り出す
na
et
na
naはクスッと笑ってきた
でも私はその笑いには乗れない
na
et
na
et
na
naが屈んで靴を履きながら,ちらっと私を見る
その視線が,何となく見透かしてるみたいで苦しい
na
et
すぐに否定した。
それでもnaはクスッと笑うだけ
na
et
na
困る
naに見られると全部バレる気がする
urの声,挑発した笑い方,距離の近さ
思い出すだけで心臓が返事するように跳ねる
__違うって言いたいのに,違わない気がする
naは靴を履いて,私の肩をぽんと叩いてきた
na
et
その一言が,胸の奥に重く沈む
わかってるよ,わかってるのに
なんであの顔を思い出すだけで苦しくなる?
na
その瞬間,靴箱の角
人影が一瞬動いた気がした。
et
誰もいない
大丈夫,きっと聞かれてない
でも,また胸が変な音立てて鼓動が早くなる
自分でもわかるし,naに聞こえそうなくらい
高瀬et タカセ 17
黒瀬ur クロセ 17
笹木na ササキ 17