渚(なぎさ)
もう9時か
時計の針の音だけが部屋に鳴り響いて どんどん私を置いてけぼりにする
渚(なぎさ)
早いな
渚(なぎさ)
お風呂入ろ
お風呂も上がり
渚(なぎさ)
ご飯は、作った方がいいな
ご飯も作り終わってラップをして
渚(なぎさ)
退屈だな
渚(なぎさ)
最近はなかった孤独がまた襲ってくる
ピロン
渚(なぎさ)
ん?
鶴蝶
渚、大丈夫か?
渚(なぎさ)
うん
鶴蝶
マイキーから伝言で飯作っといてくれだって
渚(なぎさ)
言われるかなって思ってもう作ったよ
鶴蝶
ありがとな
渚(なぎさ)
ううん全然
鶴蝶
あと俺たち多分2時ぐらいに帰るからな
渚(なぎさ)
リョーかいっ
鶴蝶
ん
渚(なぎさ)
自分の部屋行こ
渚(なぎさ)
あ、ギター、
渚(なぎさ)
竜胆の部屋だっけ
私が見たのは竜胆の部屋のドアから うっすら見えるギター
渚(なぎさ)
竜胆には申し訳ないけど失礼します
渚(なぎさ)
弾いてみよ
渚(なぎさ)
好きになってく
渚(なぎさ)
君を好きになってく
渚(なぎさ)
出会った日より手が馴染むのに気付く
渚(なぎさ)
揺るぎなくて切なくなる
渚(なぎさ)
胸が痛む場所と同じ場所で
渚(なぎさ)
久しぶりに弾いたな
渚(なぎさ)
今日は沢山弾いとこ
渚(なぎさ)
スゥ 君は愛そのものだ
渚(なぎさ)
故に
渚(なぎさ)
ユーエンミー
渚(なぎさ)
ユーエンミー
渚(なぎさ)
ユーエンミー
渚(なぎさ)
ラブラブ
渚(なぎさ)
ユーエンミー
渚(なぎさ)
ユーエンミー
渚(なぎさ)
ユーエンミー
渚(なぎさ)
ラブラブ
渚(なぎさ)
ユーエンミー
渚(なぎさ)
ユーエンミー
渚(なぎさ)
ユーエンミー
渚(なぎさ)
ラブラブ
渚(なぎさ)
スゥ 君の見る景色を全部
渚(なぎさ)
僕のものにしてみたかったんだ
渚(なぎさ)
君を忘れられんなぁ
渚(なぎさ)
なんか歌ったら眠たくなってきたなぁ
渚(なぎさ)
、、、
渚(なぎさ)
Zzzz
私は竜胆の部屋に居るまま眠りについた
鶴蝶
(流石に渚も寝てるよな)
ココ
俺渚が寝てるか見てくるわ
蘭
流石に寝てるんじゃない?♡
ココ
おい渚いねぇーよ?
鶴蝶
でも靴はあるぞ
竜胆
俺ちょっと自分の部屋行ってくる
竜胆
、、、は?
俺が見たのは俺のベッドで ギターを持ちながら寝ている 渚の姿があった
その渚の顔には何滴もの涙があった
竜胆
渚、、、
俺は渚の頬を優しく撫でた
渚(なぎさ)
ん、、、、?
竜胆
起きた?
渚(なぎさ)
り、んどう
竜胆
そうだけど
渚(なぎさ)
ん、ごめん勝手に入って
竜胆
別にいいけどどうしたその涙
渚(なぎさ)
え、あぁ
渚(なぎさ)
なんでもないよ
竜胆
なんでもないわけないだろ
渚(なぎさ)
ほんとにだいじょう、、、え
俺は渚の頬にキスをした
竜胆
1人で抱え込むなお前は1人じゃない
渚(なぎさ)
うん、笑
竜胆
じゃあ俺風呂入ってくるから
渚は自分の部屋で寝ろよ
渚は自分の部屋で寝ろよ
渚(なぎさ)
うん、おやすみ







