部屋王終了後───
轟冷花
ふぁ…眠い
轟焦凍
終わったか?寝ていいか?
飯田天哉
うむ!ケーキを食べたので歯磨きは忘れずにな!
緑谷出久
終わるまで待ってたんだ
轟冷花
じゃあおやすみ
轟焦凍
ああ
麗日お茶子
あっ、轟くんたち!ちょ待って!
轟冷花
?
麗日お茶子
デクくんも飯田くんも…
麗日お茶子
それに切島くんに八百万さん、ちょっといいかな
部屋王から解放されて さて寝ようと言う時、
麗日さんに呼び止められた。
呼ばれたのは爆豪くん 救出作戦に参加したメンバーだ。
不思議に思いつつも 眠気を押し込んで、
呼ばれるがまま寮の外に出た。
麗日お茶子
あのね
麗日お茶子
梅雨ちゃんが皆にお話ししたいんだって
蛙吹梅雨
……私思ったことは何でも言っちゃうの
蛙吹梅雨
でも何て言ったらいいのかわからない時もあるの
蛙吹梅雨
病院で私が言った言葉、憶えてるかしら?
「ルールを破るというのなら、 その行為は敵のそれと同じなのよ」
轟冷花
!
病院での蛙水さんの言葉が 脳をよぎる。
蛙吹梅雨
心を鬼にして辛い言い方をしたわ
蛙吹梅雨
それでも皆行ってしまったと今朝聞いて、とてもショックだったの
蛙吹梅雨
止めたつもりになってた不甲斐なさや、
蛙吹梅雨
色んな気持ちが溢れて…
蛙吹梅雨
何て言ったらいいのかわからなくなって、皆と楽しくお喋りできそうになかったのよ
蛙吹梅雨
でもそれはとても悲しいの
顔を上げた蛙水さんの 大きな瞳から涙が溢れ、
ポロポロとこぼれ落ちる。
蛙吹梅雨
だから…まとまらなくってもちゃんとお話をして、
蛙吹梅雨
また皆と楽しくお喋りできるようにしたいと思ったの
轟冷花
……、
麗日お茶子
梅雨ちゃんだけじゃないよ
麗日お茶子
皆すんごい不安で、拭い去りたくって
麗日お茶子
だから…
麗日お茶子
部屋王とかやったのもきっと、デクくんたちの気持ちはわかってたからこそのアレで…
麗日お茶子
だから責めるんじゃなく、またアレ…なんていうか…ムズいけど…とにかく、
麗日お茶子
また皆で笑って…頑張ってこうってヤツさ!!
切島鋭児郎
梅雨ちゃん…
切島鋭児郎
すまねえ!話してくれてありがとう!!
八百万百
蛙水さん!
轟焦凍
蛙水、すまねえ
飯田天哉
梅雨ちゃん君!
轟冷花
蛙水さん、ごめんなさい
緑谷出久
あす…ゆちゃん!
蛙吹梅雨
ケロッ
轟冷花
ごめんさい私、爆豪くんを救けなきゃって事しか考えてなくて、
轟冷花
もっと皆の気持ちを汲むべきだった
皆戻そうと 頑張ってくれていたんだ。
いつもの、ヒーローを目指し 切磋琢磨する、日常へ。






