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蘭
蘭
三途
蘭が 俺の顎先を掴む。
三途
ち、近っ…
蘭
…俺、蘭にキスされんの…？
ﾄﾞｸｯﾄﾞｸｯ…（ 心臓の音 ）
心臓が波打つ音が 耳に響いて うるさい。
その間にも 蘭の顔は近づいてくる。
まじで…キスすんの…か…？
蘭
蘭が 俺の耳元でそう囁いた。
三途
蘭
そう ニコッ と小悪魔のような 笑顔を浮かべる蘭。
一方の俺は
え、しねぇの…？？
なんて 間抜けな顔を浮かべていた。
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
そんな台詞を ぺらぺらと 話すと 蘭は
でも… ２回目はダメだからね。
なんて ニコッと笑い 自室へと戻ってしまった…。
三途
調子狂う……
三途
？？？
三途
ま、まさか……
三途
三途
俺から キス…したっていうなら
蘭が寝てる隙にキスした …あの時しかない。 （ 17話 参照 ）
三途
俺は顔を真っ赤にしながら そう叫ぶ。
蘭の部屋の方から
「寝込み襲うとか、三途変態〜」
なんて声が返ってきたが もうそんなのどうでもいい。
全部、バレていたのだから。
三途
三途
三途
勘違いしちまうだろ…バカ…。
そう、アイツは俺のことを
"好き" じゃないんだ。
それなら、変に期待するなんて 馬鹿な話だろ？
期待するだけ無駄なんだよな…。
今なら、何故あの男があそこまで 女にモテるのか
身をもって分かる気がした。
三途
俺は 大きく溜息を付いた。
一方、蘭はというと…
蘭
蘭
何故だろう。
竜胆と三途がキスしていた景色が 脳裏にこびりついて離れない。
蘭
蘭
蘭
ﾋﾟｺﾝッ♪
俺がそう呟くと同時に
タイミング良く 静かな一室に スマホから通知音が鳴り響く。
蘭
蘭
この音の正体は 竜胆からの通知だった。
コメント
36件
勝手に完結してると思って読んでたアタシが馬鹿でした。すみません。 何を言いたいかと言うと 続き待ってます。
え？？つ、続きは、？
いつまでも待ち続けます！
