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…好きだ

真面目な顔で、静かに呟いた

ッ…

か、風邪?熱じゃないのっ

ない

あ!からかってんでしょ!
いつもみたいに僕のこと!

ほとけ

低く甘い声で名前を呼ばれて

言葉が喉の奥で引っかかって出てこない

なぁほとけ……スッ

えっ…?!

手をそのまま胸元へ押さえつけられ

いふくんの心臓は恐ろしい程に 早鐘を打っていた

これがいつものからかいだって、思うか…

掌から直に伝わってくる鼓動に、 ただ赤面して俯くことしかできなかった

で、その。……お前は…

彼の震えが繋がった手からこちらへと 伝わってくるのを感じ

共鳴するように震えた声を絞り切って

ぼく、も……好き…かも…

ッッ!ギュッ

わぁ?!ギュッ

もう絶対離さん…!

う、ん…ポロポロ

ちょ?!ほとけぇ?!!

幸せすぎるのぉ…!!

そっかぁ〜ヨシヨシ

いふくーん
そこのみかんとってぇ〜

は?自分で取れよ

こたつから出たくないの!

知るか。

はぁ〜?!

あの時はこんなに仲悪くなかったのに

この何年間でめっちゃ言い合いするようになったな〜結構うざいし……

んんっ〜寒い〜!!

しょうがないな〜
暖めてあげるよ〜!

はぁ〜?!体温高いから
って調子乗るなよ〜!ギュッ

んふふ〜
いふくん冷たーい〜!!

…///

やっぱ嘘……///

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