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達也
いじめっ子1
達也
いじめっ子1
達也
僕はそんなことを思いつつも笑顔を見せた
達也
いじめっ子1
相変わらず僕の笑顔はぎこちないらしい
……前に僕の笑顔は不気味だと言われたことがある
いじめによるからかいなのか
───それとも
いじめっ子2
達也
上履きを取り出そうと下駄箱を開けた時だ
達也
バラバラと画鋲が飛び出してきた。
僕は思わず下駄箱から後ずさりした
いじめっ子1
いじめっ子2
心配した口調だが顔を見ればわかる
笑っている
達也
いじめっ子1
周りを見ても見て見ぬふりだ
まあそれが当たり前だ
手伝ってくれたとして、その人もいじめの標的になってしまう。
そういうのを恐れて助けに来ない。
そういうのには慣れた
むしろ手際よく片付けられるくらいにはなった
いじめっ子1
いじめっ子2
達也
お前らがやったんだろ、
こころでそうボヤきつつ画鋲を集めた。
達也
黙々と画鋲を集める。
ひとつ手に画鋲が刺さる。
僕は手を止めない
あいつらからクスクスと笑い声が聞こえる
達也
達也
嫌でもやめろとは言えない
前に言ったことがあるけどもう酷い目にあったものだ
二度と言わない……いや…
二度と言えない……