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創作達の行事遊び

1 - 現ルユイアの七夕

♥

258

2023年07月07日

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ダンボール

こんにちは。今日は七夕?らしいですね

ダンボール

どうせなら…と言うわけで、七夕小説作りました。

ダンボール

(普段は行事とか無視してるのにね)

ダンボール

誤字脱字注意ですよ〜

ダンボール

とりあえず、登場人物紹介します

ダンボール

これはイービル・ビレイアト(イメージ)簡単に言えば、記憶喪失…のような状態ですね。

ダンボール

キラキラ…………なんとかメーカー3で作りました(漢字読めない)

ダンボール

これはファルケ君。鷹モチーフの子

ダンボール

他人から魂を奪って(抉り出して)使役できる能力を持ってるよ。

ダンボール

アイコンは私の手描きだね

ダンボール

まぁ、登場人物は途中で増えるかもしれませんが…

ダンボール

とりあえず、二人の七夕。どんな感じで過ごしているのか

ダンボール

見てってくださいね〜

イービル

ファルケー!何処だー!?

ファルケ

…イービル?

イービル

あ、居た…!探したぞ!

ファルケ

……声量を落とせ。

イービル

す、すまない……

イービル

ファルケ、今日は何の日か、わかるか?

ファルケ

ゼルト失踪から3年

イービル

違う!!…え、そんなに経ってたのか?

イービル

ほら、星に願い事をする…

ファルケ

流れ星か?

イービル

言い方が悪かったな。短冊に願い事を書き、星に願うんだ

ファルケ

星座の奴等は、自我を持った警察。

ファルケ

我の敵だ

ファルケ

敵に願い事をするのか?

イービル

う、うーん……ある物語が元になっていてな。
とりあえず、そう言う、願い事をする行事の日と思ってくれ

ファルケ

わかった。

イービル

その行事を、私達でやってみようと思うんだ

ファルケ

…先程、短冊とやらが要ると聞いたが

イービル

ふふ……私を見くびって…あ、たかばっているのか?

ファルケ

謀(タバカ)ってなどおらぬ

ファルケ

……と言うより…侮る(アナドル)が適切だと思うぞ

イービル

難しい漢字を使う事に憧れただけだ

ファルケ

…後で勉強会だな

イービル

ファルケにも勉強は必要だと思うが

ファルケ

人間の文化など覚えても得g

イービル

よし後で勉強会だな

イービル

…かなり脱線したが、短冊はこちらで用意している

イービル

心配するな

ファルケ

そうか…

イービル

だから、後はペンと消す奴だけで良い

イービル

それと願い事もな

ファルケ

願い事は一つだけで良いのか?

イービル

通常は一つだけだが…

イービル

どうせなら、二つ三つ願おう

ファルケ

それは叶わないからか?

イービル

叶わなかった時の保険

ファルケ

強欲だな

イービル

なんか…ごめん…

ファルケ

謝らなくて良い…

イービル

…あ、ここに居る鳥達にも願い事を書かせるか?

ファルケ

…あぁ。

イービル

ふふっ…じゃあ、後で短冊を渡そう

イービル

願い事を書き終わったら、見せ合おうじゃないか

ファルケ

気恥ずかしい

イービル

そ、そうか…じゃあ…

イービル

恥ずかしい奴は、先に短冊を着けるって事で良いか?

ファルケ

あぁ…………って着ける?何かに着けるのか?

イービル

…後で詳しく教えてやろう

ファルケ

……

イービルからの説明を一通り聞いた後、ファルケは1人悶々としていた

ファルケ

…願い事…願い事……

ファルケ

だめだ。さっぱりわからぬ

とりあえず、いつも涼しい図書室に来てみたものの、ファルケの期待するような本は無かった

ファルケ

…うーむ……

そこに、一羽の人外がやってくる

シマエナガと呼ばれる鳥の人外。 それは、この組織で図書室の司書として役割を担っている

名はラッヒェ・フリューゲル。

フリューゲル

こんにちは、ファルケさん。

フリューゲル

何か本をお探しですか?

フリューゲルは、ファルケが仕事を行った時に手に入った副産物だった

ファルケ

タナバタの願い事を決めに来た

フリューゲル

タナバタ……では、コレなんてどうでしょう

フリューゲルは小さなノートを持ってきた

ファルケ

…それは?

フリューゲル

他の鳥達が書いた願い事を、了承を貰ってまとめたんです

フリューゲル

タナバタの期間は割と短いです

フリューゲル

その間、本を長々と読む時間は…残念ながらありません

フリューゲル

だから、このノートを見た方がてっとり速いかと思いまして

フリューゲル

勿論勿論勿論、気に入らなかったら本を読んで頂いても構いません。なんなら今からでも願い事に関する本を一緒に探して楽しむのも良いと思いますし、その探してる間に自分が気になる本を探すのも

ファルケ

わかった。

ファルケ

協力してくれてありがとう

ファルケ

ノート、借りてくぞ

フリューゲル

わかりました…!
また今度、本を探しに来てくださいね…!

ファルケはカウンターから離れ、読書スペースにてノートを広げた

ファルケ

(……初手から結構な量だな…)

ファルケ

(皆は、もうこんなに決めているのか)

ファルケは一つ一つ読んでいく

「たくさんあそびたい」

「平穏が続きますように」

「てんかをとる!」

私(フリューゲル)  「皆が本に興味を持って欲しい」

「しやあせに、なります、ように」

「死ぬ迄遊び尽くす」

「平穏が続きますように」

「手合わせが続きますように」

「皆がファッションに興味持ってほしい」

ファルケ

…多いな…

ファルケ

というか、案外何でも良いのだな

ファルケ

……そうだ。

ようやく書く願い事を決めた様子のファルケ。

ファルケはカウンターに戻り、フリューゲルにノートを返す

そして、素早く図書室から出て行った

ファルケ

イービル?

イービル

ん……ファルケも書きに来たのか?

ファルケ

あぁ。貴様は?

イービル

私も今からだ

ファルケ

一緒に書くか…

イービル

あぁ

イービル

お前は何を書くんだ?

ファルケ

後程に言う

イービル

後で見せ合いっこだな!

ファルケは少し嫌そうな顔をしつつ頷き、二人で短冊に願い事を書いた

そして、書き終えた瞬間ファルケは、素早くこの場から離れようとした

イービル

ファルケ〜♪見せ合うぞ〜♪

ファルケ

ぐ……

イービル

観念するんだな♪

ファルケ

はぁ…

ファルケ

何だか楽しそうだな?

イービル

あぁ。行事なんて始めてやったからな

イービル

嬉しいんだよ

ファルケ

そうか…

ファルケ

(その気持が我のせいなど、口が裂けども言えぬ)

イービル

じゃあ、私からだな!

ファルケ

良いのか?

イービル

どっちにしろ、最後には見せ合うんだ。後攻先攻関係ないだろう

ファルケ

あぁ……そうだな…

イービル

じゃあ、私の奴を見せるか

イービルは、自分が書いた青い短冊をファルケに渡した

ファルケは手元の青い短冊を見てみる

「ゼルトが帰ってきますように」

ファルケ

ゼルト……

イービル

裏もあるぞ

ファルケ

裏?

ファルケは短冊を裏返しにして見てみる

そこにも文字があった

「ファルケが死にませんように」

イービル

あはは………よ、余計なお世話かもしれないが…

ファルケ

…気持ちは貰っておこう

イービル

ありがとう……

イービル

……

イービル

なんかむず痒いな

ファルケ

やはり恥ずかしいものなのか…

イービル

お前も道連れだぞ?

ファルケ

ゥ……

イービル

じゃあ…見せてもらおうか!

ファルケ

…ほら

ファルケは、自分が書いた黄色い短冊をイービルに渡した

イービル

え………これは……

「せると の ことなき ぐゎんたつ」

イービル

すまない、どう言う意味だ?

ファルケ

…ゼルトの無事を祈る、と言う意味だ

※主のクソザコ解釈なので間違っている可能性大

イービル

私と一緒だな…!

イービル

……………裏、何か書いてるかな

ファルケ

何もないぞ

黄色い短冊の裏には文字がある

イービル

あるじゃないか!

ファルケ

ぅ…

「いーひる さえ ふりがたしこそ ぐゎんたつ」

イービル

…うん。どう言う意味だ?

ファルケ

貴様はそのまま変わらないでいい。と言う意味だ

※主のクソザコ解釈なので間違っている可能性大

イービル

…………???

ファルケ

わからないならわからぬままで良いぞ

イービル

なんだそれ…?

ファルケ

わからぬとも良い

イービル

そ、そうか

ファルケ

あぁ……

ファルケ

………次は竹?いや笹?だな

イービル

準備しているぞ

ファルケ

速いな

イービル

…ふふっ♪

イービル

もう外に…中央の庭に出してあるぞ

ファルケ

はや…

イービル

皆が手伝ってくれた

イービル

皆良い奴だよ

ファルケ

…そうか。良かったな

イービル

あぁ……

イービル

とりあえず、1回外に出よう

ファルケ

あぁ

ファルケ

…もう夜なのだな

イービル

速いなぁ…………?

イービル

珍しく曇ってるな

ファルケ

…ここが曇るだと?

ファルケ

…何故だ?

イービル

そんなに不思議か…?

ファルケ

………

イービル

…にしても、今回は天の川を見るのは難しそうだ…

ファルケ

天の川?が出ないと、願いは叶えられぬのだったか?

クロナ

織り姫と彦星とか言う奴か

イービル

そうそう…………て誰だ!?

ファルケ

………敵か?

クロナ

マジで言ってんのかお前ら…

イービル

だって、お前は見た事無いし…

ファルケ

知り合いでも無い筈だ

クロナ

手厳しいねぇ

クロナ

俺はお前達と初対面だが知り合いだ

イービル

えどういう事?

ファルケ

知らぬ

クロナ

手厳しいなお前ら…

イービル

勿体ぶらずに正体を言え

クロナ

ゼルトだゼルト…今はクロナに変えてるが……

イービル

ゼルト!?

ファルケ

無事……ではないな。明らかに姿が変わっている

イービル

あの、よくわからない天使の羽はどうした?

イービル

イメチェンか?

ファルケ

イメチェンで済ませる程の変化では無いと思うが…

イービル

あの羽、もしかしたら取り外せたかもしれないじゃないか

ファルケ

いや無理だろう。取り外し可能なら飛ぶ事なんて不可能だ

イービル

不可能なんてこの世界に存在しない!

ファルケ

そうか……

クロナ

楽しそうだなお前ら

イービル

ぁ…ごめん………

イービル

お前ほんとにゼルトか?

クロナ

…まぁ、信じてもらえなくても良い

ファルケ

…感情の起伏がちょっと4んでないか?

クロナ

ファルケにも疑われるのかよ

ファルケ

あいつ、普段はもっとうるさい筈だが

クロナ

お前そういうふうに見てたのか…

イービル

落ち着きが無かったよな

クロナ

否定はできない

イービル

と、とりあえず…お前、ゼルトは何があったんだ?

ファルケ

信じるのか?

イービル

ここに来れるのは警察かゼルトだけだ

ファルケ

…一か八かか?

イービル

うん

クロナ

何があったか、か………

クロナ

何かあったけど消された。以上

ファルケ

ますます怪しくなったな

イービル

ゼルト、長々とした説明が嫌いなのはわかるが…

クロナ

制限時間を説明に取られるのは嫌なんだよ

ファルケ

制限時間?

ファルケ

………あいつの仕業か

イービル

ファルケ?

ファルケ

…知人に、こういう事ができそうな奴が居てな

イービル

知人…え、まさかそいつのせいって事か?

ファルケ

あぁ、多分………って何してるんだ貴様

クロナは笹の方に向かっていた

曇って暗くなった庭がクロナの黒い服装と相まって、よく見えない

クロナ

……へぇ。

ファルケ

クロナ?何勝手に短冊なんか見て…

クロナ

…お前ら、案外ゼルトの事気にかけてたんだな?

イービル

そりゃ仲間だしな

ファルケ

特定に時間がかかり過ぎている感はあるが…

イービル

三年だからな…

クロナ

三年?そっちは三年なのか?

クロナ

…あぁ、そうか

ファルケ

自己完結速いな

イービル

とりあえず、ゼルト。速くこっちに来て…

イービル

ファルケは兎も角私は人間なんだぞ…

クロナ

魔法を使える人間は魔法使いじゃないのか?

ファルケ

…よく見えない

イービル

ファ、ファルケ?

イービル

大丈夫か?

ファルケ

ゼルトの周りだけが、靄がかかっている…

イービル

え?

クロナ

多分時間切れだな

ファルケ

…霧が強くなってきている

イービル

じ、時間切れになったらどうなるんだ?

クロナ

…お前達も俺も、この事を忘れるだろうな

クロナ

邪魔してワリィな。んじゃ。

ファルケ

…見えぬ

イービル

ゼルト…!!

クロナを覆う霧は濃くなっていき、最後にはクロナごと消えていた

イービル

…ん?

イービル

なんで中庭なんかに…

ファルケ

笹を見に来たのでは無かったか?

イービル

あ、そうだった…っけ?

イービル

うーん、暗い…

イービル

ファルケ、私の代わりに笹を見てくれないか?

ファルケ

わかった………ん?

イービル

どうした?

ファルケ

…明らかにおかしい短冊がある

イービル

え?

ファルケ

…黒い短冊など無かった筈だが…

イービル

ちょ、ちょっと読んでみてくれ…

イービル

黒い短冊……凄い見にくそうだが…

ファルケ

白い文字だから、割と見やすい

ファルケ

……

ファルケ

……………

イービル

読んだのか?どんな内容だった?

ファルケ

イタズラかわからぬが…………と言った事が書かれていた

イービル

そうか……仮にイタズラでも、それは良いイタズラだな

ファルケ

…そうだな

イービル

次七夕が来たら、その時は黒い短冊も入れといてやろう

ファルケ

あぁ。

ファルケが見た黒い短冊には、こう書いてあった

「ファルケとイービル、二人共幸せに過ごせますように」

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