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先生
先生
この日は私は屋上から飛び降りようと決心した日。
もう後悔はないと決めた日。
この世から必要とされていないことを強く思った日。
私は＿＿＿
今から屋上に向かおうとした。
自分のために＿＿。
大切だったゆあんくんのために＿＿＿
えと
青い空。
白い雲。
そして、めまいがしそうなほどの輝いた太陽。
私にはふさわしくないな……
せめて、暗い天気が良かったな、笑
私はもう完全に病んでる……
えと
大切な人が記憶を失って
自分のことも分からなくて
じゃあ、私はいらないじゃん、笑
えと
えと
空に居るお母さんに問いかけた
えと
私がいなければ、ゆあんくんはもっと幸せだったよ…
えと
えと
今から私も、お母さんのところへ行くから……
待ってて
えと
じゃぱぱ
えと
えと
のあ
のあ
えと
えと
のあ
えと
えと
じゃぱぱ
じゃぱぱ
えと
のあ
えとさんには生きる価値はあります
のあ
私とゆあんくんを助けてくれたのは えとさんじゃないですか
のあ
それを無駄にするんですか？
えと
えと
のあ
私とゆあんくんを笑顔にしてくれたのは えとさんじゃないですか
のあ
のあ
えとさんがいなくなったらどうすれば良いですか？
のあ
えと
えとさんは、人を笑顔にできる とてもいい人です‼︎
のあ
のあ
人生は前を向いて歩んでいくんです
じゃぱぱ
のあ
私はいつまでもえとさんの笑顔が見たいんです……‼︎
のあ
のあ
絶対にどこかで見てますよ
のあ
えとさんの活躍するところを……！
えと
えと
のあ
のあ
えと
『記憶はないかもしれないけど…』
『絶対にどこかで見てますよ』
『えとさんの活躍するところを……！』
『えとさんは、人を笑顔にできるとてもいい人です‼︎』
『人生は前を向いて歩んでいくんです……！』
のあさん、本当にありがとう。
こんな私を助けてくれて。
のあさんにもらった言葉……
いつまでも絶対に忘れないから
ゆあんくんの病室では……
ゆあん
ゆあん
どこかで見たことがある……
ゆあん
ゆあん
ま、気のせいかな
ゆあんくんの記憶が戻るのは…
近づいて来ているのかもしれない
