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彼女が21歳の誕生日を迎える前の日にプロポーズをして、

彼女も幸せそうにうなずいた。

誕生日に婚約指輪を贈ろうと決めていた俺と彼女は、

当日2人でディナーに行くために駅まで歩いていた。

ちょっと奮発をしてホテルのディナーレストランを予約していたので、

その時に指輪をサプライズで彼女に渡すつもりだった。

そんなに奮発しても大丈夫なの?

無理させちゃったね。

💖

大丈夫だよ?

と申し訳なさそうに

でも、嬉しそうに彼女が笑ったその瞬間、

横にいた彼女が

俺の目の前で

中に浮いていた

後ろから暴走してきた車に跳ねられて

吹っ飛ばされてしまったのだ

もうあれから何年たっただろうか

あの時の光景は、今もスローモーションで焼き付いてる

彼女はしばらく息があり、俺は必死に叫んでいた。

泣きながら、震えながら。

💖

❤っ…❤っ…

なすすべもない自分を はがゆく思いながら

彼女は言った。

泣かないでっ…

💖くんが無事で良かったっ…ニコッ

💖

ダメだよっ…

「❤っ…」

今もずっと考えている。

あれが俺だったら。

良かったのに…と。

彼女を車道側に歩かせたことを

ずっと。

後悔して、後悔して、

ずっとこれからも後悔し続けるのだろう。

"渡せなかった婚約指輪"は

今もずっと持っている。

死ぬまでずっと後悔し続けて生きるのだろう。

それが唯一彼女にしてやれることなんだと思っている。

💖

大好きだよっ…ニコッ

「永遠にっ…。」

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コメント

12

ユーザー

久しぶり( ´ • ω • ` ) すしすしすしっんごっこ

ユーザー

りのん久しぶり…?w めっちゃ切ない… 私が轢かれれば良かったのに()

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