李麻
李麻
オールマイト
オールマイト
望結
そう呟きつつ周りの反応に合わせていく
切島
切島
新米だろうけどね
…言っちゃいけなかったよねごめん
別に何も発していないのに誰かに謝る望結
相変わらず外面以上に内心も大暴れだ
オールマイト
オールマイト
オールマイト
オールマイト
オールマイト
そう言ってなにかスイッチを押すオールマイト。 ゴゴゴゴゴ…と音を立てたあと
オールマイト
1-A
やはり案の定周りにはいい反応が見える。素晴らしい
知っちゃってる私は''お~''としか言えなかったんだけどね
オールマイト
オールマイト
1-A
そう言葉をこぼして更衣室へ向かう
色々記憶がある私でもコスチュームにはテンションが上がる。
だってこういうの新鮮だし…なんか楽しいじゃん♪
みんな様々なコスを身につけていく。
目に馴染んでいるのか似合っている。
あ、ちな私のコスのイメージはそこまで買い被っていない。
正直私には服のセンスがないのだ。
パンツかと思うくらいの短パンが隠れる真っ白のTシャツに 革のベルトで少しばかり縛る。 軽くワンピースだ。 今流行りのベルトなのだろうか…真ん中が輪っか状だ。可愛い。
黒マスクを着用し、被りではないチャック式の黒いパーカーを着て前はとめずフードを被る。 腰のベルトには小さいくも大きくもない物入れポーチを付属するところがあり、そこには写真と、薬、その他諸々なにか入れるためのスペースをあけている。
首にはペンダントのように青く綺麗に光る縦長い円状の中にまた青い宝石をはめ込めたものが着いている黒いチョーカーのようなものを付けている。
言い忘れていたがこれはいつでも付けている
まあ、白状するとオシャレな見た目での制御装置でもあり、形見のようなものなのだ。
制御装置にできるよう改造したった←
黒ストを履く足は何気に色気を醸し出している気もするが、望結はそんなこと気にしてもいないし気づいてもいない。
靴にも概念はないが、紐など、外れるようなやつは避け、 少しヒールのあまり脱げないような紺色のブーツのようなものを履いている
そこにもまた青く光る宝石のボタンのようなものが4つずつ着いており、それを押すとなにかが起きたりするのだとか。
麗日ちゃんみたいなブーツでもあるがふくらはぎ辺りまであるブーツは締め付けないように開いているというか…オシャレというか…
V字型のようになって開いている。 ある意味おしゃれだ。うん。
さらにTシャツだからと言って侮ってはいけない。
腕も外に出させたくないらしい望結は
薄いミッドナイト先生のようなものを下に来ていて中指にリングを通し、指は露出しているような素材になっている。
念の為Tシャツの下に黒色のスポブラのような形のものを履いているので、(決してスポブラではないと信じている)暑くなれば、パーカー、Tシャツを脱いでしまえばいい。
前髪をピンで止め、後ろ髪をポニーテールにくくるとほとんど準備は完了だ
それにしてもあんなに露出して落ち着かなくないのだろうか
なんて考えながらヤオモモをみる。
ヤオモモ達とは話していてなにげに仲が良くなったのだ
透明人間の葉隠ちゃんの場合はもう露出ってレベルじゃないけどまあ仕方ないだろう。
普段着でも完全防御の私は最近少しオシャレとやらに興味を持ち立ち、友達に誘われた時用のおしゃれ対策を施し、 まだコスチュームもダサくはないほどのものになった。
早速 グラウンド・β に着く
オールマイト
オールマイト
まあ、一理ありますね
なんて内心つぶゆきながら お~ と少しゆるい声を出す
戦闘訓練って記憶上では… でっくんとかっちゃんが色々繰り広げるチキン肌ものの~!!!
オールマイト
望結
まあ、分かってはいたけど飯田くんは真面目ゆえ質問は欠かさない。
そこが彼の魅力かもしれないね。
飯田
という飯田くんの発言に対し
望結
望結
と関心の声を漏らす。
何回も言うけど、 残念ながら私は特別学校指定推薦入学者。
そういうのはやれていないのだ。
麗日
と、私の言葉に反応してくれたお茶子ちゃんは、コソッと驚いた様子で尋ねてくる
望結
望結
とはぐらかすように言ってしまうのは許して欲しい。
麗日
と納得するように頷くお茶子ちゃん。
正直嬉しいけど、小っ恥ずかしい。
苦笑したあと
望結
と話をそらす
それに対して
麗日
と真面目に聞こうとするお茶子ちゃんはどう考えても可愛いでしかないと思う。
オールマイト
と飯田くんの問いに返答していたところだった
なるほどなるほど
聞くところによると どうやら 敵組 と ヒーロー組 に分かれて 2対2の屋内戦を行うらしい。
なるべく敵がいいかも。だって…
なんて考えてるとすかさず梅雨ちゃんが質問をした。
蛙吹
まあ、ごもっともといえばごもっともだ。
オールマイト
とマイト先生は言った
相手は人間、手加減も必要になってくるよね。
続々と質問をされていくオールマイト
オールマイト
というコメントに私はつい笑ってしまう
なんか、それ好きw
まあ、聞いた話をまとめてみると、 敵が核兵器を建物内に隠す、 ヒーローはそれを処理しなければならない。
ヒーローは時間制限に敵を捕まえるか核兵器を回収、または触れること。 そして敵は時間制限まで核兵器を守るか、ヒーローを捕まえる。
まあ、単純だ。
コンビと対戦はくじで決める。 私は別にそこに興味なんて持たなかった。
誰とでもいいし希望はないからね。
とりあえずくじを引こうと手を入れる。
私が入ったことで奇数になるからなんか、大丈夫なのかな。
なんて考えながら手に取ったものを見る。
……何も書かれてないッ…!?
え、え、え、これは…どうしよう。かなり焦る。
望結
絶望に充ちた目でオールマイトを見る。
そんな私を見てオールマイトは HAHAHAと笑いながらこういってくれた。
オールマイト
オールマイト
オールマイト
なるほど…なら…
望結
と尋ねる。グループに入ってるみんなはそれぞれ敵がヒーローかの相手がいるが一人でやるとするとクラスメイトのどこかひとつのコンビか何かは2回でなければならなくなるだろう。それでいいのならいいのだけど。
オールマイト
オールマイト
なるほど…一対一はそれなりにきついけど…力にもなるよね…
望結
望結
望結
オールマイト
オールマイト
と言ってくださった
望結
といえばオールマイトは ああ! と言ってくれた。
楽しみであり、不安でもある
ヒーローって毎日こんな感覚なんだろうか。そう思った
同ビル地下モニタールーム
オールマイト
オールマイト
といえば戦闘が開始したらしい。
まあ、原作を読んでる人ならわかる通り 1回戦は 緑谷×麗日 VS 爆豪×飯田 の戦いだ。
内容はほとんど知ってるし見る必要は無い。 とりあえず全員と戦った時の対策法などはそれぞれ考えた方がいいだろう…
と、早速自分の戦いを想像しイメージを作っていってる
筋肉増加 と 重力操作 の2つの個性と思われてるだろう。
それならそれを利用するまで!
そんなことを考え、ふと耳に入ってきた言葉を聞いてモニターを見る。
切島
オールマイト
どうやら決着が着いたようだ
ボロボロで倒れる緑谷くんたち、まさにヒーローチームの勝利だった。
リカバリーガールのとこに行っただろう緑谷くんは 恐らくとびきり怒られるだろう
オールマイトも、ね。
なんて思いながらいつの間にか私の番が来たらしい。
どうやら立候補の人はまだ決めていないためすぐには始められない。
まあ、でっくんは残念ながら除外だ。 色々な意味で無理だろう。
一通り説明が終われば
オールマイト
と、マイト先生はいってくれた。
案の定ほとんどが手を上げる。むしろ全員だ。
小さい小さい峰田くんから優秀な轟くんまで。
……ですよねぇ~…
と、苦笑の笑みを浮かべながら
望結
と尋ねる
オールマイト
オールマイト
と、元気よくみんなにも聞いてくれた
望結
と、みんなの方を見ると
切島
といい人感の切島くん
八百万
と言い放つヤオモモ
みんないい人だなぁ~
なんて思いながら
望結
と、早速決めようとみんなの顔を見渡す。 戦闘してみたい人を選びたい。
爆豪くん、轟くん、尾白くん、障子くん、峰田くん、ヤオモモ、耳郎ちゃん、お茶子ちゃん、葉隠ちゃん、なんか、もうみんなと戦いたい……
大半項垂れながら悩んでいると…
オールマイト
と案を出してくださった。
望結
と微笑めば
望結
と轟くんにほほ笑みかける
轟
と素っ気なく返されるも想定済み。別にどうってことないさ。
さてと…ヒーローか敵かは決めていいのだろうか… と思いオールマイトに聞いてみると ななななんと!決めていいそうだ!!
轟くんに、
望結
と聞いてみる。
こいつちょっとおかしいだろみたいな顔をされるも了承してくれた。
だってだって
敵ってあんまり味わえないし…それに… なんて言ったって建物とか気にしなくていい!壊し放題! ある意味ストレス発散だよね!
というヒーローらしからぬ発送からだった。
早速位置につくと、少し緊張する。 今頃みんなに見られてるのだろうと思うと、少し、ね。
軽く体操的なのをすれば自身の近くに核兵器を置く。
一対一だし、轟くん相手だ。離れたら終わりだと思う。 なんとなくだけどさ。
私はただ待っとくだけ。なんて思っていたら はじまりの合図がなった
とりあえずたちながらプラプラと当たりを散策しつつ、気配を感じ取りながら…
轟くんの強固性なら正面突破でも別に余裕って発想が生まれて当たり前だと思う。だって、本当に強いんだもん。
すると少し冷気が漂う
-パキパキ
……この音はまさに氷ですね。
来るの早いなぁ~なんて思いつつ戦闘態勢をとる。
時間制限内に守るか、轟くんをねじ伏せるか。 どっちをとるっていったら、私は問答無用で、ねじ伏せる方を選ぶ。
やられるまえにやる
早速重力操作魔法を使い、轟くんの重力を重くし、圧をかける。
不意打ちだったのか轟くんは驚いた様子でもがいていた
おっと…制限しないと息が出来なくて臓器停止で死んじゃうやんあかんやん。
と思い自身がギリギリ耐えれまレベルまで圧をかけると轟くんと距離を詰める。
圧をかけて身動きを封じたからって安心してはならない。個性は使えるんだから。
案の定、床から凍らせてきた。
少し焦りつつもジャンプし回避をする。
望結
冷や汗をたらりと流しながら一息つくと どうしようかと悩む
このまま制限時間まで待つと言ったら轟くんの体力の消耗がえげつないだろう。
気絶してしまう
みんなの思いこんでる筋肉増加では、どうも足掻けない
応用する方法はないかな…
とりあえず浮遊魔法は使っとこう。床から動けなくなったら負け確定だし。
筋肉増加に似ていて、あの測定を出来たような…
すると想像を使い轟くんの腕あたりに鉱物の輪っか上の鎖らしきものを落とす。
身動きを封じれば…捕獲ってなるよね?
なんて曖昧な感じでそうしつつ圧を取り消し 警戒しながら轟くんの背中に周り跨る
そして最後に言霊…
望結
轟くんは不思議な顔をするも、個性を使おうとしたらしい。
使おうとしたのに出ないから謎に思った轟くんは焦っていた。
この言霊は本当に消えてしまわないように制限時間かけてるから急がないと…
望結
と微笑めば、捕獲証明のテープを巻き、 捕獲完了と認定されたのだろうか。
オールマイトの終了の声が聞こえた。
さて。みんなにはどう誤魔化そうかな。まだ個性あるんだよって言ったら気持ち悪がられて離れていっちゃうかな。
最後にオールマイトが一言言えば解散とされ、大急ぎで出ていくオールマイト。焦ってますね
知っちゃってる私は色々とやばいんでしょうけど…
更衣室に向かう途中にやはり色々話しかけられた。
麗日
純粋に聞いてくれるお茶子ちゃん。 苦笑しながら
望結
耳郎
おぉ…ごもっともこと言ってくださいますね…
まあ、今は…
望結
と微笑む。
意味深な言い方だろうが誤魔化すにはこれしかなかった。
緑谷
と通常運転でブツブツと分析している出久くん。 相変わらずでなんか安心するよ。
そのあとはみんなで反省会。 爆豪くんを除いての…ね(笑)
その爆豪くんを追いかけるようにして緑谷くんは去っていった。 原作通りで安心した。
ここですれ違いしたままでいい方向に転がるとは到底思えはしないから。
そして、私は忘れてたんだ。
こう素敵な日常に酔ってる中、裏で潜む恐ろしい闇の存在に……
コメント
3件
でっくんが漫画そのまんまで好き( ˙-˙ )(* ̄ii ̄)
キターーーー(゚∀゚ 三 ゚∀゚)