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7話-消えた夢-
楓
瑠花
瑠花は俺を離して
いつもより軽くキスをした。
楓
楓
瑠花
瑠花は黙ったまま、
俯いていた。
目を覚ますと
病院にいた。
自分の手を見ると
骨が浮き出ていた。
楓
医者
医者
医者
楓
時計を見ると
最後に寝た日から
1年がたっていた。
医者
医者
楓
医者
何故か、左手に違和感があった。
俺は、
腹いっぱいになるまで飯を食べた
その後、
リハビリをした。
それを毎日続けていって
1年前のように
自由に身動きが取れるようになった
でも、俺が現実に戻ってから
夢を見なくなった。
それと同時に
左手の痛みが増してくる。
それに、
瑠花の声が聞こえない。
医者
楓
医者
医者
楓
医者
医者
医者
楓
久しぶりに家に帰ると
父親はいなかった。
俺は念の為
近くの神社にお祓いに来た。
お祓いをしてもらう途中
すごく耳鳴りが酷かった。
鼓膜が敗れそうなぐらい。
その日から、毎日
耳鳴りがするようになった。
1年前より酷い現実
こうなら、戻ってこなきゃ良かった