ピピピッピピピッ
そんな音が聞こえて
僕は目を覚ます
時計の時間は時々狂って
僕を困惑させるくせに
朝はしっかりと僕を起こす
まるで朝が苦手な僕への復讐かのよう
ゆっくり起こす体は
重りがあるかのように重い
すぐさま着替え僕は下の階へと向かう
同じことを繰り返す毎日だった
君が現れるまではね__。
るぅ
そうポツリと呟いた言葉は
家のだれにも届かない
コンビニでいつもの様に
いちごミルクを買う
このいちごミルクは 甘すぎずなんなら酸っぱいくらいで
こんな僕には丁度いいくらいだ
いちごミルクを喉に通しながら
僕はいつもの様に学校へ向かう
僕に友達なんか居なくて
1人でもいいその言葉が 僕を1人にさせてしまう
教室に入ると
いつもの様に 喋りあっている
先生が入ると
その声はピタリと止まり
椅子の引く音だけが耳に入る
先生
そんな一言も興味がなく
教室のドアが空く
ころ
ころ
そんな声が聞こえて
教室中は歓声が広まる
先生
指示した席は僕の隣だった
ころ
そんな笑顔も
モブ
そんな言葉も
ころ
僕は大嫌いだ
モブ
モブ
先生
そんなこんなで
一日の半分が終わろうとしている
お昼一緒に食べる人なんて居なくて
居ない方が気楽で良かった。
でも
ガチャ
ころ
ころ
ころ
ころ
ころ
僕が1番嫌いなタイプだ
僕が答える前に隣に座り
黙々とご飯を食べる
ころ
ころ
たしかに美味しいが
なぜここで答えなきゃいけないのだろうか…
やはり僕はこの人が嫌いだ
ころ
勝手に持ってゆく君
るぅ
思わず出てきてしまった言葉に
僕は僕自信に困惑が出る
黄瀬
こいつに僕は興味がある
好きとかそういうのじゃなくて
なんだか見ていて面白い
僕は無意識に君に構ってしまいそうだ
るぅ
そう発した君
顔と声はまるで一致しなくて
ころ
そんな声がでてしまった
透き通っていて
可愛い声をしている君
やっぱり僕は君に興味がある
ころ
ころ
るぅ
ころ
ころ
るぅ
ころ
るぅ
君の顔が赤くなる
多分耳まで赤いだろう
ころ
るぅ
ころ
るぅ
可愛いな
虐めたくなっちゃう
やっぱり嫌いだ
こういう人は僕の事をどう思っているのだろうか。
喋ることは昔から嫌いじゃなかった
君と喋って
久しぶりに人と接したこと
今の僕に褒めを入れたくなってしまう
喉を通したいちごミルクは
すこしだけ
甘く感じた
キンコンカンコン
その音が一日の終わりを僕に教える
この高校は
水曜日に部活がないので
水曜日は皆一斉に下校する
下校時間をすぎても
6時まではこの高校は空いている
6時、門が閉まるまで
僕は音楽室へ籠る
音楽室には僕の引いてるピアノの音色だけが聞こえる
ころ
るぅ
ころ
るぅ
ころ
ころ
ころ
るぅ
ころ
ころ
ころ
この人は何を言っているのだろうか
可愛い?僕は男だけども
そんな返答をする前に僕の隣に座った君
ころ
ころ
そんな言葉に僕は反応してしまった
ころ
意外だった
すごいと思った
こんな感情僕には無かったのに
君は僕をこんな感情にさせる
るぅ
僕達は6時まで音楽室に閉じこもった
るぅ
ころ
ころ
るぅ
ころ
ころ
返答をしなくてもどうせ一緒に帰るくせに
るぅ
ころ
ころ
ころ
るぅ
ころ
るぅ
るぅ
るぅ
ころ
るぅ
ころ
るぅ
ころ
君は僕の隣の家だった…
投稿サボってすみません! あ、あとこのお話の終わりが見えないですw 私は終わりが見えないお話を書くのが得意なのでしょうか?? できれば下書き投稿したいんですが 下書きはちょっとやばいので 頑張って書きます^^; それでは
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ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙♡