TaniYuuki
ただいま〜、、えっ?!
どうしたどうした?!

◯◯
グスンッ…おかっ…グスンッ…えり

◯◯
上司に…怒られたっ…グスンッ

TaniYuuki
あぁ…それは辛かったね。
頑張った頑張った

◯◯
あたしには才能なんてないし、…人生お先真っ暗だよっ

◯◯
ゆうきには歌とか作曲の才能があるのに…私にはなにもないのっ。おまけに職場の環境も良くないっ。

大事なのは環境?
類い稀な発想?
才能ってなんでしょう?
TaniYuuki
そんなの誰がわかるの。
○○の人生の結末なんて

◯◯
絶対そういう運命だよっ。何やっても上手くいかない

TaniYuuki
じゃあ俺と○○が出会えたのは?たまたまの偶然?

きっと運命?偶然?人生なんてそんな不明瞭なものじゃない。
◯◯
でもっ、先が見えないのっ…私このままじゃ真っ暗。

TaniYuuki
そりゃ当たり前じゃない?

TaniYuuki
目の前に道があったらそれ通りのつまらない人生になるだけ。

TaniYuuki
日々変わって、闘って、抗って、そうやって辿って来た軌跡が人生の道になるんだよ。

◯◯
私だって私らしくいたいし、自分を変えたいと思ってる…

TaniYuuki
自分の人生、自分で物語の幕を開けなきゃ誰が開けるの?

TaniYuuki
ここだって時の選択は無限にある。でも人生は有限。今変わらなくていつ変わるの。

◯◯
怖いの…わからない明日が、どうなってるかわからない未来が。

TaniYuuki
それは皆そうだよ。俺も。

TaniYuuki
だって誰1人見たことがないんだから。

◯◯
今まで努力しても孤独になっても、なにも変わらなかった。

○○が努力しているのは知っている。
毎日誰かの為に頑張ろうとする姿はこの目で何度も見てきた。
◯◯
もう夢なんて、叶うはずないよ

TaniYuuki
誰が決めたんだよ。
正解なんてないよ。

TaniYuuki
○○の人生の物語、主人公は○○しかいないんだから。

TaniYuuki
一緒に頑張ろう、まだ見ぬ明日に向かってさ。

まるで今の○○は過去の俺を見ているようだった。だけどそれはきっと、○○がまだ自分の物語を始められていないだけ。
◯◯
ゆうきと出会えただけでもう物語は新しく始まってるのかも。ありがとう。

TaniYuuki
じゃあ、運命の幕開けだね。

ゆっくりでもいい、一緒に自分の人生に
自分で軌跡を作って行こう。