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彩光
彩光
ドズル視点
ドズルは静かにモニターを 見つめていた その表情はいつものおちゃらけた姿 とは違い静かで苦しげだった
ドズル
ドズル
ドズル
机の下封印された黒い鍵付き ボックスをちらりと見やる そこに入っているのは
緊急停止コードAIを 一撃でシャットダウンさせる非常用キーだった
だがそれを使えばドズル社全体の記録も破壊され再起不能になる 社員の履歴、顧客情報、技術資産 そして仲間たちの "闘いの証"さえも........
ドズル
ドズル
ドズル
ドズル
ドズル
ドズル
ドズル
ドズル
その言葉を残しドズルは椅子に もたれかかった 目を閉じ耳を澄ませる 仲間たちの声は聞こえない けれど彼の中では確かに 4人の奮闘が響いていた
ドズル
ドズル
ドズル
おらふくん
おんりー
ドズル
ドズル
ドズル
ドズル
記録室
AIが残したログの中には ドズルが最後まで緊急停止スイッチに 触れなかった記録が残っていた その記録は後に社の中で こう呼ばれることになる
"沈黙の選択"誰も 知らなかった最初の守り人
彩光
彩光
彩光
彩光
彩光
彩光
彩光
彩光
彩光