主
ごめんなさい
主
休日でも明るい太陽
機型かい
かいは朝から大掃除モード エプロン姿で歌いながら、 床をピカピカに磨く。
機械だけど、こうゆう日常を ちゃんと楽しんでいる
途中買い物に出て、スーパーで 野菜を吟味
通りすがりの子どもに
子ども
と笑いかけられ、全力で手を振って 返す。
機型かい
__午後はお菓子作り
マドレーヌが焼き上がる頃、 スマホが鳴る
良菜さん
かい
ちょっと不器用なインドア休日
良菜はベッドにうつ伏せで本を 読みながら、時々スマホを見て、 ため息をつく。
コラス良菜
誰か誘った方がいいのかな……
でも声をかける勇気が出なくて、 ずっと悩んでいた。
本屋にも行きたいし、甘いものも 食べたいでもひとりだと、ちょっとさみしい。
そんなとき、かいからの返信。
良菜
かいちゃん
スマホの画面を見て、 小さく笑う。
コラス良菜
おしゃれしてしよう
休日は鍛錬と、ちょっとだけ やわらかい時間
荊棘は朝から道場で汗を流す
碧荊棘
一通り鍛錬を終えたあと、 家に帰ってシャワー
昼食はインスタントラーメンと おにぎり
__そして、ベランダに出て紅茶を 飲みながら、小さくため息
碧荊棘
スマホを見ると、グループチャットに通知が
かい
良菜
bara
bara
口元がゆるむ。
碧荊棘
午後:本屋とカフェにて
3人は合流して、町のちいさな本屋へ
良菜は真剣な目で小説コーナーを見て かいは料理本を抱えて嬉しそうにしている 荊棘は雑誌をぱらぱらしつつ、2人の様子を見守っていた。
その後立ち寄ったカフェで、かいが 焼いたマドレーヌを2人に手渡す
機型かい
コラス良菜
碧荊棘
3人はゆっくりとした時間を 過ごした
__休日の空気
魔法も戦いもない、穏やかな午後
でもきっと、こんな日々が、
彼女たちを強くしていく
夜の帰り道
それぞれの道へ帰りながら、良菜が ポツリとつぶやいた
コラス良菜
かいがにっこりと笑う
機型かい
呼んでくださいっ!
荊棘は小さくため息をついて、 前を向く
碧荊棘
ゲームとかあるし
__休日も、彼女たちの絆を 少しづつ深めていく







