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おめの桃赤です。 ちょっと書き方変えてみた、どう? 1テキストに全部書いてあるから タップしたら戻ってきてね〜🙋
「赤先輩」 何度目かの、先輩の名前を呼ぶ どうかしたの?と微笑んでいる。 分かってるくせに 今はなんといっても卒業シーズン。 そんな中、赤先輩は卒業式に出ず 都外に行くらしい。 だから今日が、高校2年生のうちで先輩と会える 最後の日。 「おっきくなったねぇ、俺の身長超しちゃって」 「それは元々超してます」 「そうだっけ?」 なんて、他愛のない会話をする。 こんな会話も普段なら、とても大事にするだろう。 でも今日は違う。 電車が来るの時間も決まっているのだから 時間がない。 あと一年、会えない日が続くかもしれない。 そんなことを意識していくうちに 今更悲しくなってきた。 俯いて動かない俺の顔を、 先輩が覗き込んでくる。 相変わらずの綺麗な顔に瞳が 何故か今日はやけに儚く見えて たくさんの涙が、溢れてくる。 先輩は「あぁ〜w」と笑い、 世間で言う萌え袖というものにし 俺の涙を拭ってくれた。 それでも俺の涙は止まってくれなかった 「も〜w永遠にさよならじゃないんだからね? 迎えきてよ、王子のごとく」 なんて、挑戦的に笑う先輩。 俺らは演劇部に所属していて、 一回だけ、王子と姫役が入る劇があった。 そのとき、俺らが付き合ってるのを知っておた 部員は気を引かれてくれてか、俺らは その役につかせてもらったことがある。 「うん、、絶対に迎えいきますから。 他の人のところには行かずに待っててください」 「それはこっちのセリフ」 珍しく、先輩の方から抱き着いてきた。 先輩と離れると思うと 寂しさももちろんあるが、 やっぱり好きな人の言葉の効果なのか。 不思議と不安は取り除かれていっている ような感覚がした。 しばらく抱き着く合っていると 先輩は急に俺の腕の中から抜け出し、 「じゃ、待ってるからね。」 とだけ言い、先輩は俺に背を向けた 突然のことで困惑しつつも、 待っててくださいとは言えた。 電車が来るまでまだ時間あるのにな、と なんだか名残惜しくて、 遠く小さくなっていく背中に目を離せなかった 少し早歩き気味で駅へ向って行っていた先輩は 少しずつ歩くスピードが遅くなり、 ついには足を止めた。 不思議に思い、先輩をじっと見つめていた。 そして、手を顔で覆ったかと思えば、 勢いよくその場に座り込んだ。 俺は反射的に先輩に駆け寄った。 先輩と目線を合わせるようにしゃがみ、 顔を覆っていた手を優しく離した そこには大粒の涙を流している先輩がいた。 理由は分からない。 分からないけど、 先輩も同じ気持ちだったのかなと どこか思った。 俺がさっき別れた人は、"彼女"ではなく "先輩"だったんだのかなと自分の中で納得をする。 後輩が目の前で泣いているのだから 先輩が泣いちゃだめってきっと、 我慢してたんだ。 申し訳無さと愛しさが同時に来て、 つい笑ってしまった。 なぜ俺が笑ったのは状況を掴めていない 先輩が顔を上げる。 大きい瞳に涙でまつげが濡れている。 俺はそっと、袖を伸ばし 彼女の涙を拭いた
これ、意外に書くの大変で時間かかるんだよね。 普通のほうというか、チャットノベルのほうがいいかな?🤔
コメント
36件
神だぁぁぁぁぁ!!!!
なんでそんなに尊いんですか🫠 てか書き方が、なんというか凄い人の書き方だ!!!!
は、はわ…。🙄😭… 美しい………✨✨✨ りうちゃんこんな書き方も出来ちゃうのほんと天才〜😭😭💗❤