葵
葵は消えていく仲間たちに 必死に手を伸ばした。
だが、掴もうとした瞬間ーー 指先が虚空を掠めるだけで 何も掴めなかった。
錆兎の姿が、真菰の姿が、 胡蝶姉妹の姿が、煉獄の笑顔が…… みんな、みんな消えていく。
葵
葵の絶叫が、 闇の世界に響き渡った。
そして、その瞬間ーー
ーーードクン!!
心臓が大きく跳ねる。
まるで全身の血液が 沸騰するような感覚が葵を襲った。
鬼の王
目の前に立つ「鬼の王」は 嘲笑しながら言った。
鬼の王
葵
葵は顔を上げる。
葵
葵の目が鋭く光る。
葵
鬼の王がにやりと笑う。
鬼の王
その言葉に葵は静かに答えた。
葵
ーーーバチンッ!!!
その瞬間、 葵の全身を光が包み込んだ。
鬼の王
鬼の王が驚きの表情を浮かべる。
葵の髪がゆっくり風に揺れる まるで、 何かが解放されたかのようにーー
覚醒の時が来た。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!