はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
春千夜
武道
春千夜
春千夜
春千夜
武道
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
大きな声と共に飛び起きると、 懐かしい人物が腕を組み、俺の前に立っていた
春千夜
謎のドヤ顔でそう言った。いやいや。待て待て。梵天? 日本最大の犯罪組織じゃん。え、なにそれ。怖い
武道
春千夜
武道
佐野万次郎君、 俺が、今一番助けたい人物だった
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
足には、太めの足枷がつないであり、 この部屋しか行き来できないようだった. どうしてマイキー君は、こんなことを…
春千夜
武道
春千夜
春千夜
少し悲しそうに目線を逸らし、 三途くんはそう言った。 三途くんはきっと、この運命になってしまった俺を心配してくれているのだ
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
マイキー
武道
春千夜
武道
春千夜
マイキー
武道
マイキー君は、泣きながら俺を抱きしめた
武道
春千夜
マイキー
マイキー
マイキー
春千夜
三途くんは、 高そうな靴を鳴らして部屋を出た
春千夜
コツコツと、何もない廊下には俺の足音が響く
春千夜
花垣武道。俺は昔からあいつが嫌いだった
あの目は、あの青い瞳は、 全ての人類を虜にする。 マイキーもその瞳と笑顔に惚れた。 あの瞳が憎い… マイキーをおかしくさせたあの目が
春千夜
マイキーのあんな優しい顔、久しぶりに見た。 俺がどんなに頑張ったところで、花垣には敵わない
春千夜
蘭
竜胆
春千夜
竜胆
蘭
春千夜
竜胆
春千夜
蘭
竜胆
春千夜
春千夜
蘭
竜胆
武道
あの後、マイキー君が俺の名前を言いながら,俺を優しく抱きしめてきた。 こんなことでマイキー君を救えるのならば どうして最初からしなかったのだろう。 そう思いながら,俺はソファに座っていた
武道
重い足枷をひきづりながら,俺は部屋を見る。 高そうなシャンデリア、 真っ白なソファ。 大きめのベッド。 高級感のある風呂。 清潔なトイレ。 広いキッチン。 とても高そうな部屋だった
武道
こんな広い部屋に,いつまでも1人なのは少し,寂しい。 お世話がかりとして三途君が来てくれるみたいだけど、それは常にではない
武道
春千夜
蘭
竜胆
春千夜
蘭
竜胆
春千夜
竜胆
蘭
春千夜
竜胆
春千夜
春千夜
蘭
竜胆
春千夜
花垣の部屋を開けると, ふわりと優しい匂いが香った。 腹の空いた俺には それがとても食欲をそそった
春千夜
武道
春千夜
俺は初めて, こいつにみんなと同じ 「笑顔」 を向けられた
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
春千夜
俺は花垣に流されるがままに、 風呂に入った
春千夜
少し温い風呂に入る。 こうやってのんびり風呂に入るのはいつぶりか。 最近は疲れすぎで,シャワーだけでサボっていた
春千夜
頭の中で、あいつの笑顔がぐるぐると渦巻く。 なんでマイキーは、あんなやつ好きになったのか, 微塵も理解できない。
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
花垣は、 ソファに座り,俺をそこに呼んだ
春千夜
武道
春千夜
武道
手慣れた手つきで髪を乾かす。 こんなに誰かに触れられたのは、初めてかもしれない
春千夜
武道
あはは, と呑気に笑って見せる。 こいつ,監禁されてることわかってんのか?
春千夜
武道
春千夜
ドライヤーの音が鳴り止み, 花垣は足枷を引きづりキッチンへ向かった
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
俺はキッチンのカウンターの椅子に座る 意外にうまそうなカルボナーラが出てきた
武道
春千夜
武道
口の中で卵黄が絡み合い、 なかなかに美味だった
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
コロコロと表情が変わる。 ガキみてぇ
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
武道
春千夜
こんな奴の隣にいることは,気分が悪い。 だけどなぜか。居心地は良かった。 昔から1人の,孤独の辛さを知っていたから、俺は断ろうとはしなかった
春千夜
武道
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
マイキー
春千夜
武道
マイキー
武道
マイキーは、花垣のおでこにそっとキスをした
武道
春千夜
マイキー
武道
春千夜
俺も続いてドアノブに手をかけた
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
俺は,何も言わずにその場をさった。 暖かいあいつの部屋を出た瞬間、 暗い廊下と冷たい空気に、喉が詰まる感覚がした
武道
あの日から一年, 三途くんは約束通り,俺の料理を食べにきてくれる。
武道
ウキウキしながら支度をする。 すると,ドアがガチャリと開いた
武道
春千夜
武道
あの日から、しっかりお風呂に入ってくれるようになり, あの独特の血の匂いは, 優しいフローラルな香りになった
春千夜
武道
彼の入っているシャワーの音を聞きながら, 俺は彼の大好物の,カレーライスを作った。 三途くんはとてもいい人だ。 ツンデレだけど,優しくて,嫌々言いながらも,ちゃんと俺のところに帰ってきてくれる
武道
口に出すと,一気に顔が熱くなる。 俺は、あの人が好きだ。
武道
美味しいカレーをつくるために、俺は張り切った
春千夜
俺が部屋に戻ると, 花垣はソファに寝ていた
武道
武道
春千夜
俺は,花垣の頬に手を添え, 顔を近づけた
春千夜
春千夜
俺は,マイキーがいつもこいつにしていることを、しようとした。 今思えば, 愚かな行動だろう。 マイキーはいつも,寝ているこいつにキスをする。 こいつはマイキーのものだ。 俺が手を出していいものじゃない。
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
いつも通り髪を乾かし, いつも通りカウンターに座る。
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
俺はまた、何も言わずに部屋を出た
春千夜
春千夜
こんなことになるなら、 あいつに俺も愛してるって、抱きしめてやりたかった
春千夜
もし俺が、マイキーより先に出会って、 あいつの恋人でいられたなら、あの時、マイキーなんか気にしないで、あいつを抱きしめてやれば, あいつは、あんな、 泣きそうな顔をしなかったのに
俺は、昔から本当は, あいつが好きだった。 俺にも,あの笑顔を向けて欲しかった。 あの笑顔を、独占したかった
俺に好意がなくても、少しでも、俺を見て欲しかった。 せっかく俺も、あいつも思い合っているのに
俺は, もう、 あいつに、 「愛」を 伝えることができない
春千夜
春千夜
頬を伝う水滴を忘れ、 俺はポケットからヤクを取り出して、 それを空中へ投げた
春千夜
竜胆
蘭
クソ兄弟は、俺のヤクを奪い取り、俺の手を掴んだ
春千夜
竜胆
蘭
春千夜
蘭
竜胆
竜胆
春千夜
蘭
春千夜
春千夜
蘭
春千夜
俺はムカつくけど、 この兄弟を頼った。
竜胆
蘭
春千夜
竜胆
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
ポロポロと、涙が頬を伝う
マイキー
春千夜
蘭
竜胆
マイキー
春千夜
蘭
竜胆
マイキー
マイキー
春千夜
マイキー
マイキー
春千夜
マイキー
春千夜
俺は、ひたすら、走った。 あいつの元へ
マイキー
蘭
竜胆
マイキー
マイキー
蘭
竜胆
武道
武道
俺は、 手のつけられなかったカレーの片付けもせず ベッドへ潜った
武道
武道
マイキー
マイキー君は、俺を心配そうな目で、見つめ、そして、俺の元へ走ってきた
マイキー
武道
マイキー
武道
俺は、グッと歯を食いしばり、 心の声を、 声に出した
武道
マイキー
武道
マイキー
武道
マイキー
マイキー
マイキー君は 俺にグイグイと近づいてくる. 心配そうな、顔をして
武道
マイキー
マイキー
武道
武道
武道
マイキー
マイキー
武道
マイキー
武道
武道
マイキー
武道
武道
マイキー
武道
マイキー
マイキー君は、俺の首をしめた
武道
マイキー
マイキー君の涙が、俺の顔にあたる。 俺も,自然と涙が溢れ出した
マイキー
マイキー
武道
マイキー
武道
俺は、泣いている彼の頬に手を当てた. 正気を取り戻したように、俺の顔を見つめる、
マイキー
武道
マイキー
武道
マイキー君は, 手を緩めて、 ベッドをでた
マイキー
武道
マイキー
マイキー
武道
マイキー
武道
マイキー
武道
武道
マイキー
マイキー
マイキー
マイキー君は、 悲しい顔をしていたけど, 笑って,部屋を出て行った
武道
春千夜
武道
武道は、ベッドに座りながら、真っ赤になった目を擦っていた
春千夜
武道
春千夜
春千夜
俺は、自然と武道を抱きしめた
武道
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
そういって、 あおいキラキラした目を輝かせながら、笑った
コメント
15件
受験合格おめでとうございます!
見るの遅れたぁぁ😇 合格おめでとうございます!! 今回の話も最高でした٩(*´◒`*)۶
合格おめでとうございます!!!!!そして、どの話も本当に最高です😭