シクフォ二 短編集

シャー

俺はすち

この家の三男だよ

親は末っ子が生まれた事を合図に亡くなってしまってこの家は6人で暮らすことになってしまった

今は親の分も幸せに暮らしている

この家はそれぞれ担当を決めて動かしている

俺は基本的にみんなのご飯作ったり担当してるよ

家賃はらんらんといるまちゃん

お洗濯はみこちゃん

お風呂洗いはひまちゃん

こさめちゃんがお皿洗い

共同空間のお掃除は気づいた人とか気になった人がするようにしてて

各々のお部屋はどうなってるかわかんないけど 片付けるようには言ってるつもりなんだけどね

俺は朝５時に起きて朝ご飯を作って

みんなを起こしに行くのが毎日のルーティン

と、色々喋ってるうちに朝ごはんが出来上がった

ｺﾝｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬ

ｺﾝｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬ

さて次は一番の難関の試練、その名も 『こさめちゃんを起こす』

彼は起きない。死んでるかと疑うほどに。

最後に起こすのもありだが残ってるのは一番寝起きがいい2人。

あの二人よりは先にこやつを起こしとかねば

ｺﾝｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬ

シャー

全力で話しかけて全力で揺さぶる

これは毎日の日課

だけど今日の俺はひと味違う

必殺！ねむいの飛んでけこちょこちょ！（？）

ｺﾝｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬ

なんでだろうか、、

らんらんがいるまちゃんの部屋で寝ている

隣にいるまちゃんもいるから

夜中らんらんが寝ぼけてここに来たんだろう

らんらんあるあるだからなぁｗ

ｶﾞﾁｬ

ｶﾞﾁｬﾝ

ｶﾞﾁｬﾝ

今日はみこちゃんが学校だからお洗濯やっちゃって、お買い物行って、、、

あ、今日お昼からバイトもあるんだった

今日はやることが沢山あるからなぁ

少しだけ寝よっかな

眠すぎる

この先生の声、話し方、全部普通に眠くなるし

そのおっとりした喋り方やめて欲しい

こさめは数学以外受け付けないから全部眠い

理科なんてやって何になんのさ

将来役にたつのか？

寝てしまったようだ

4限目 体育

8

分

後

さらに

数

分

後

やばいもう結構無理

こいつはこさめの体力の無さを分かってない、、

正直結構致死量走った

やばい、、殺される、、

もう、、い、しきが、、