TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

息抜き

一覧ページ

「息抜き」のメインビジュアル

息抜き

2 - 赤組

♥

61

2022年06月12日

シェアするシェアする
報告する

ないこ

〜〜〜〜!w

りうら

www〜〜?

災いはいつも突然やって来る

ドンッ

りうら

え_____

気づいた時には地面が見えていた

もう手遅れだな

そう思ったその時

ないこ

りうら!!

後ろから引っ張られた

俺は後ろに倒れた

とっさに前を見た

ないくんは_______

ドンッ

りうら

………………………え?

りうら

ないくん………?

気づいた時にはもう遅かった

俺を庇って階段から落ちたないくん

もうピクリとも動かない

ないくんが

死んだ

りうら

あっ……………、ポロッ

りうら

ないくん……?ポロポロ

りうら

返事してよ…グスッ

返事をするわけがない

だって階段から落ちたんだから

モブ

誰か倒れてる!

モブ

救急車を呼べ!!

ガヤガヤ

俺は周りの声を無視して泣き続けた

りうら

あぁ……ポロポロ

りうら

ないくん……!ポロッ

りうら

なんでぇ……ポロポロ

あれからないくんは救急搬送された

通報が遅かったのかそのまま死んでしまった

それから俺は不登校になった

行こうと思っても行けない

そして毎日毎日泣いている

そんな日々が続いた

俺がちゃんと後ろも見ていたら良かった

ないくんの代わりに俺が死んでいたら良かった

毎日毎日後悔していた

なんで俺らに災いが訪れたの?

なんで俺を突き落とそうとしたの?

なんでないくんは俺をかばったの?

毎日自分に問いかけているように頭の中でグルグルする

なんで俺を突き落とそうとしたの?

なんで?

俺のどこが悪かった?

何がいけなかった?

ずっとずっと考えていた

りうら

…………もしかしたら…

もしかしたら…

ないくんを殺そうとしていたのかもしれない

ないくんは優しいから絶対に俺をかばうたろうと考えて

俺を突き落としたのかな

いやないくんを突き落とそうが俺を突き落とそうが

絶対にないくんは死んでしまっている

全て悪いのはあの突き落としたやつだ

殺してやる

りうら

ないくんを殺したんだから…!

りうら

絶対に………

今すぐ殺すから

ザシュ

グサッ

りうら

これでいいんだよね

りうら

だってないくんを殺したんだから

殺されて当然だよねw

この作品はいかがでしたか?

61

コメント

19

ユーザー

好きだわぁッッッ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚