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時刻は午前1時 ニキと飲み始めてからかれこれ4時間。 お互いアルコールが回って、かなり酔ってしまっていたらしく、口数は減っていっている。というかニキに至ってはいつもより酔っとるしな。
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俺とニキは活動仲間以前に恋人である。 別に終電を逃した所で構わない、と言うより、むしろ嬉しいくらいにはニキと一緒にいることが好きだった。
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そう言いながら楽しそうに目を細めつつ自分の横を手で軽く叩いて、俺を誘導するニキ。 酔ってる時は可愛くなるのか。口は悪いけど
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いつもは呼ばれたらすぐに行くことを心掛けているが、 今日はニキがどんな反応するのか見たくて少しいじわるをしてみた。
そしたら案の定、あからさまに不貞腐れたニキはぶっきらぼうに「じゃあ、いいや。」と言い放ち、先程開けないと言ったばかりだと言うのに新しい缶に手を伸ばしていた。
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そう言っても次の缶を開けようとするから無理やり取って、水を渡した。ニキはそれが不服だったらしく、嫌だと頬を膨らませ、駄々をこねる。ガキかよ。
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そう言いつつ水の入ったコップを手に取り、ニキの口の前に持っていった。 が... こいつ一向に口を開けようとせんな。 なんや、お前が飲ませろって言ったんやろ ほんま酔っ払いの対応だるいわ
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ニキが唇に指を当てて上目遣いで俺を見つめる 口で言えばいいものを。 意地でもこっちからやらせたいんか まぁこんな事言うことは覚悟は出来てるってことやろな
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これだからニキと酒を飲むのはやめられない