百
百くん が そう言う
今日 は 僕 と 百くん が 復縁 して 3年 記念日 だ
藍
僕 が 少し 微笑み ながら 言うと 百くん も 少し 微笑み ながら 返す
百
藍
6年前 の 7月
ある日 突然 僕 は 百くん に 振られた
今 でも 鮮明 に 覚えて いる
花火大会 の 帰り道 百くん は 不安そうな 顔 を して
百
と 言った
藍
僕 は 冗談半分 で 受け取っていた
百
百
冗談 とは 思えない ほど の 真剣な 眼差し
さすが の 僕 でも 焦り 、 どんどん 心音 が 大きく なって いった
百
お願い だから
その後 は なにも 言わないで
藍
百
僕 が いちばん 言われたく なかった 言葉 。
僕 は 百くん 以上 に 相応しい 人 が いない から 今 こうして 一緒にいるのに
僕 は 幸せ だから 百くん と 一緒 に いるのに
どうして ?
藍
藍
藍
百
藍
百
僕 が 何 を 言って も 百くん は 謝る ばかり で それ 以外 に なにも 言わない
僕 が 何 を 言って も どれだけ 止めても
百くん の 意思 が 変わること は なかった
藍
僕 は 諦めて その日 百くん とは お別れ すること に なった
百
藍
3年半前 の ある日
らいん も いんすた も 繋がって いない のに 百くん から フォロリク が きた
僕 は その日 まで 百くん の こと を 忘れること も なかったから 承認 して お互いフォロー した
すると 百くん から DM
百
僕 は すぐ に 返信 した
藍
百
そう 送られて 正直 驚いた
でも 自然 と 都合 の いい風 に 使われていると 全く 思わなかった
藍
百
百
5日後 僕 から 百くん に 連絡 した
藍
藍
すると すぐ に 返信 が きた
百
すぐ に お礼 を 言う 君 。 当時 と なにも 変わっていなかった 。
百
彼 は 朝 が 弱い から デート の 時 も 基本 午後 から だった
また なにも 変わっていないね
藍
百
百
藍
👍🏻
そして 遂 に 会う日
百
僕 は その声 を 聞き 顔 を 上げる
容姿 は なにも 変わっていなかった
中身 は どうだろう
藍
僕も そう 言い 早速 ランチ に 向かった
そこでは この 3年半 の 間 で なにが あったのか
どんな 大学生活 を 送っているのか
など の たわいもない 会話 だった
百
藍
藍
百
藍
百
藍
そんな 会話 を して 終わり 、 次 は カフェ に 向かう こと に した
そこ で 僕 は 勇気 を 振り絞って 聞いた
藍
すると 百くん は こう 言った
百
百
百
藍
彼 は あの日 と 全く 同じような 眼差し だった
でも 中々 の 告白 は もらえず 僕 の こと 本当 に 好きなのかな
このまま キープ なの かな
とかも 思いつつ 百くん とは 何度か 会っていた
久しぶり に 会った 半年後
別れ を 告げられた あの 花火大会 に 百くん と 一緒 に 行った
その日 進展 が なければ 僕 は 百くん から 離れる
そう 決めていた
帰り道 、 明らか 様子 が 違った
藍
百
そのまま 歩いて いると
百
と 彼は 言う
また たわいもない 会話 を して 時間 も 時間 だったから
藍
と 僕 は 言って 立ち上がる
百
百くん は その 言葉 と 同時 に 立ち上がり 僕 の 腕 を 掴む
僕 は 急 だった のも あり 少しばかり 動揺 していた
百
百
百
僕 は 急な 告白 に 動揺 を 隠せなかった
自分 の 気持ち を 落ち着かせてから
藍
藍
2人とも 笑い合い 手 を 繋いで 帰った
その日 僕達 の 関係 は リスタート した
そして 、 その日 から 3年 経った 今日
僕達 は また あの 花火大会 に 行った
百
藍
百
藍
その花火大会 の 帰り道
明らか 百くん の 様子 が 違った
藍
百
百くん は 僕 の 家の前 まで 送って くれた
藍
百
藍
僕 が 笑顔 で 手 を 振り 家 の 中 に 入ろう と すると
百
藍
百くん は 別れ を 告げてきた とき くらい 不安そうな 顔 を していた
僕 は 恐る恐る 聞いてみた
すると 彼 は ポケット から 指輪 を 取り出した
百
百
百
百くん は いつも 急だ
変わらないね
僕 は 嬉しさ で 涙 が 溢れ すぐ には 返答 出来なかった
ほんの少し 間 を 開けた
藍
僕 は そう言い 指輪 を 持っている 百くん の 手 を 優しく 包み込んだ
百
藍
百
お互い 大号泣 していた
なぜか 詳しく は わからないけど
なんだか通じ合える 気がした
百
藍
僕 は 百くん に 指輪 を 付けてもらい
唇 を 重ね その 日 を 終わらせた
僕 は 百くん を もう 絶対 離さない
コメント
2件
この作品 めっちゃ 好み 😇🫶🏻 すあちゃん ほんと書くの上手で 尊敬する ‼️ あたしも そろそろ 書かなきゃなぁ …