りぃ
限りなくHappy Endに近い
☘命愛☘ True End
飛び降りた
‘’はずだった‘’
さと
俺の体を空中に浮いていた
乾いた笑みがでる
さと
さと
りぃ
さと
ポタっ…
俺の頬に水が落ちてきた
りぃ
りぃの顔を見ると泣いていた
さと
俺の体が下がる
パシッと乾いた音がした
りぃ
りぃが俺の手を握っていたのを手首に持ち替えた音だった
さと
りぃ
少し体が持ち上がる
りぃ
ポタポタと涙を零す
りぃ
さと
りぃ
俺の隣に涙が落ちる
俺は、嫌なことがあったらすぐ自殺しようとした
こんな必死に生きようとする こいつ見てたら
そんなの失礼じゃないか、
とか思って
さと
生きたい
今ある
当たり前じゃない
世界を
りぃと生きたい
りぃ
俺とりぃの手に
汗が滲んで
もう、ダメかもしれない
さと
りぃを巻き込んで しまうかもしれない、
りぃ
さと
自分でもんなデカい声が 出るとは思わなかった
りぃ
りぃが叫んだ
その言葉でハッとしたんだ
俺はまだ、
りぃに
‘’好き‘’すら言えてない_。
部活終わりの生徒たちだ
その後、すぐに教師が来て 事情を聞かれた
曖昧に応えて、帰ろうとしたとき
帰る頃には真っ暗だった
りぃ
さと
どれだけ長い時間 あそこにいただろうか
一時間?あるいは もっと短かったり?
ふと、りぃを見ると両方の 手首に湿布が貼ってあった
軽い怪我らしい
悪いな、
りぃ
ずっと無言で歩いていて
幼馴染と言えど少し気まずい
それにしても、こいつ
すげぇ、可愛い顔…してるよな…
横顔にしばらく、見惚れた
りぃ
すると、りぃが立ち止まった
俺はりぃに見惚れてたから、 反応が遅れた
さと
だから距離が近くなった
思いの外、近い距離に ドキドキする
りぃ
この近さなんて 気にしてないみたいで
りぃが振り返ってにこって 微笑むから
さと
もっと好きになる
りぃ
さと
りぃ
りぃ
さと
謝るのは俺のほうだし… 謝られることはなにもない
りぃ
さと
どちらかと言うと、巻き込んだのは俺なんだけどな
さと
りぃ
さと
さと
そう言い切ると
とびきりの笑顔で
りぃ
とか言っちゃって
そしたら、また沈黙が訪れた
でもさっきみたいに、 気まずくはなかった
沈黙をやぶったのは、
俺だった
さと
もしも
さと
りぃ
さと
ふざけてなんかない
りぃ
さと
りぃ
いきなり、笑いだした
さと
りぃ
いたずらっ子みたいな顔で 逆に質問する
だから、俺は
チュッ…
短いリップ音がなる
りぃ
さと
りぃ
りぃはポカポカ俺を殴る
さと
りぃ
そんなやり取りをして、
りぃ
家の前についた
りぃは俺の近所だから、心臓病が発覚する前から、登校もふたりでしていた
俺が家に入ろうとしたら
さと
りぃが俺の袖を摘んでいた
りぃ
りぃ
りぃ
真剣に俺を見てる
あやふやにはしたくない
俺でいいのだろうか
さと
付き合いたい
神様、
今日くらい、
自分に正直でいさせてください。
さと
りぃを抱きしめて
りぃはそれに応えた
その日の星空は
今までの人生で一番綺麗だった
花夜
花夜
花夜
花夜
花夜
コメント
2件
んぁぁぁ、すんごい大好きぃ✨(