テラーノベル
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分厚いカーテンの隙間から、朝陽の光が漏れ入っていた。
乱れまくったシーツの上で、申し訳程度に薄い掛け布団を手繰り寄せて寝落ちしていたみたいだ。
隣を見ればもちさんが、年相応のあどけない寝顔を晒していた。
そっと髪に触れると、もちさんが目を覚ます。
mochi
hr
僕も挨拶を返そうとするが、僕の喉からは声にならないノイズのような音しかでなかった。
mochi
hr
僕はパクパクと口だけを動かす。
mochi
僕は黙って目を反らす。(というか声が出ない!)
mochi
もちさんが耳元で囁き、唐突に指をパチンと鳴らす。
僕の身体がビクンと反応する。
hr
mochi
もちさんが嬉しそうな笑顔を僕に向ける。残念ながら僕はこの笑顔に弱い。
mochi
もちさんの唇と僕の唇が重なる。
mochi
そんな他愛のない会話を交わしながら、僕たちは寝室を後にするのだった。
- 完 -
コメント
3件

こんな時間に供給が来るなんて!!昼夜逆転の生活も悪いことだけじゃないなぁ〜 これ系ってやっぱ次の日やその数日後も覚えてるのがいいですよね(*´艸`)
うわあ、朝から甘々ですね…! 声枯れするほどだった昨夜のことを思わせる会話の流れが、なんだか妙にリアルで照れてしまいます。「だ・れ・の・せ・い・だ・よ!」と口パクで抗議する甲斐田くんがいじらしくて、それに「かわいい、大好き♡」とストレートに返すもちさんの距離感が、もう完全に恋人同士って感じでほっこりしました。日常に戻る朝の空気がすごく好きです。完結おめでとうございます、素敵な物語をありがとうございました!