いつもの放課後
誰もいない音楽室
そこで私はピアノを弾いている
音寧
~🎶
私は音ノ瀬音寧
放課後になったらいつもここにいるの
木葉
音寧ここにいたんだね
音寧
あ、木葉
琴葉
私も居るよ
音寧
琴葉まで!
琴良
私もいるよ~!
音寧
琴良ちゃんまで!
木葉
まぁみんな揃ったし一緒に帰らない?
音寧
うん!
木葉
それじゃあまた明日
琴葉
また明日ね音寧
琴良
またね~!音寧先輩!
音寧
またね!
まあいつもこんな感じで過ごしている
音寧
ただいま…
おかえり音寧
音寧もうすぐ音楽フェスティバルがあるのは知ってるよね?
音寧
まあ…知ってるけれど…
ピアノ弾くの?
音寧
まだ弾くのは分かってないけれど
そうなのねまぁゆっくり考えなさい
音寧
ふぅ…
私の家庭は音楽はあまり賛成では無い
音寧
(本当はやりたいけど…反対だろうな…)
だから言うのが怖い…
音寧
(明日二人に相談してもらおうかな…)
音寧
おはよう木葉
木葉
おはよう音寧
木葉
なんか元気ないけれど…
音寧
…音楽フェスティバルあるじゃん?
木葉
まぁあるね
音寧
ピアノ弾きたいの怖くて…
木葉
あー…音寧のところ音楽関係厳しいもんね。
音寧
うん。
琴葉
あれなんか音寧元気ないじゃん
音寧
う、うん。
琴葉
なんかあったの?
木葉
まぁかくかくしかじかあったのよ
琴葉
なるほどね。
琴葉
音寧だったら絶対に行けるよ
音寧
ほ、本当?
琴葉
うん!
音寧
が、頑張るよ!
木葉
それでいつ言うの?
音寧
前日に言おうかなって。
木葉
まぁいいじゃない?
琴葉
私も賛成よ
音寧
本当!ありがとう!
音寧
よし!この調子でピアノがんばるぞ!!
けど…
これで良かったのかな…?
音寧
(これで良かったのかな…)
音寧
(いや親に音楽を認めて貰いたいから)
音寧
(ピアノのを弾かないと)
私がピアノを興味をもったのは
小学生4年生だった
学校の帰りの時にいつもきいてた
そのメロディーはとても綺麗だった
私もやりたいと思ったけど
けど親に反対された…
それでも私はピアノをやりたかった
だから毎日
弾いた
だから私は
音寧
弾き続けないと…
琴良
音寧先輩おつかれです~!
音寧
あ、音寧ちゃんお疲れ様
琴良
音寧先輩なんか無理してないですか?
音寧
え、そう?
琴良
うん
琴良
もしかして親のことですか?
音寧
なんでわかるの?
琴良
まぁ私も分かりますよ
琴良
私の家系はまぁ厳しくて
琴良
まぁあまり自由もないですよね。
琴良
まあけど琴葉姉はそれでも従うけどね
琴良
私はまぁ少し厳しいかな。
琴良
けど私はやりたいことをやりたいから
琴良
まぁ従うけどね
音寧
琴良ちゃん…
琴良
まぁ音寧先輩も頑張ってください!
音寧
そうね
音寧
ありがとう琴良ちゃんこれで決心ついたわ
琴良
いえいえです~
琴良
それじゃあ私は失礼します~
音寧
…お母さんに伝えよう
音寧
ただいま…
おかえり音寧
音寧
あのお母さん私
音寧
音楽フェスティバル参加したい!
音寧
ピアノでね!
…
音寧
(果たして返事は…)
いいわよ
音寧
!
音寧
ありがとう!
頑張りなさいよ
音寧
はい!
音寧
~🎶
木葉
良かったねお母さんに説得して
音寧
うん!
琴葉
そうそう
琴葉
残りわずかだけど頑張ってね
琴良
先輩頑張れ!
音寧
はい!
音寧
2人も出るんだよね?
琴葉
そうだね
琴良
(・ω・(ヾ)YES
音寧
そっちも頑張ってね
琴葉
ありがとう音寧
琴良
私も頑張ります!
音寧
(緊張するな…)
音寧
(琴葉と琴良ちゃんの演奏会上手だな。)
音寧
(あ、終わった見たい)
音寧
おつかれ琴葉琴良ちゃん
琴葉
ありがとう音寧
琴良
ありがとうございます!
音寧
めちゃくちゃ完璧だったね!
琴葉
まあね…
琴良
私は緊張してて…失敗が多かったけどね。
音寧
でも凄いよ!
琴良
(*´ ˘ `*)エヘヘありがとうございます!
琴葉
次音寧の番でしょ
琴葉
行ってきなよ
音寧
うん!
音寧
…
音寧
(みんな私のこと見てる)
私は今ステージの中にいる
けどあの3人のおかげで
私は今
ここにいる
だから感謝しないと
それにお母さんも認めてくれた
私はピアノを弾く
そのために生きている
私はここで誓った
一生
ピアノを弾くことをね
END