テラーノベル
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練習の準備をしていたところに , 声を掛けてきた先輩 。見上げると , 腕を組んでいる様子 で
ああ , もしかして 。
愁のこと , 聞かれるのかな 。
近所の人からも よく好評だった彼に関して , 私を伝って 話を聞かれていた 。
「貴女 , 愁くんと幼馴染 なんでしょう ? 愁くんの 連絡先教えてよ 」 と言われたことは 片手では収まらないほど ある
時には , 手紙を彼に渡して欲しい なんて言われることも あった
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手紙の内容を見て , そう言う彼 。 きっと 告白的な文章を 書かれていたのだろう
私が 手紙を片手に話しかけた時 , 少し目を輝かせていた気がしたけれど 今は逆に 暗い表情をしていた
先に読み取ったつもりで 口を開くと , その言葉は あっという間に 消えていく
「 前髪長いから , よく顔が見えなかったのよね 」と 言いながら 私の前髪を 斜めに流す 先輩
私の目を見て , 優しく笑う 先輩
なんだか 気恥しくなって , 俯いた 。
耳があつい , どうしよう 。 返答に困っていた
別の場所へ視野を向けると , 来ていた先輩達 や 愁 , あの双子も 此方を見ていた
mnz
snic
双子は 驚愕していて
mtmr
ss
なんて返せば 良いのだろうか
愁はずっと , 何も言わず 此方を見つめていた
その時 , 先輩に手を握られて
そう言われて , ついて行ってしまった .. もうすぐ 集合かかるよね ?
mtmr
ss
私の前髪は , 眉上2cm .3cmほどの オン眉と なってしまったのである 。 少し揶揄うように 笑う監督
後ろから 「ごめん - .. !」 と聞こえてくる 先輩の声
そう 呟いた
mnz
集合が 終わり次第 , 此方を見て 手を叩いて 笑う 兄弟 もう 思う存分 笑ってくれ
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部活帰り , 彼が 尋ねてきた
更衣室で ゴミ箱を持って 目を瞑る私と , 真剣にハサミを手に取り 私の前髪に 通す先輩 もう 悟っていた 。 申し訳なさそうな先輩の声と , 長く切り捨てられた髪
今度は 私が , 彼に 尋ねた
すると , 私の前髪に 触れて
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その言葉に また私は 頭を抱えるのだ
コメント
6件
最高すぎます
ニヤニヤが止まりません。
うふふふぐふふふんんんへへへふふん あ、続き待ってます