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みちょ
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ことみ
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らん
らん
褒めて貰えるかもしれない。
期待から浮足立って帰宅して一番にリビングに居た兄弟に伝える。
すち
すち
返って来たのは、“こさめ 優先”の言葉。
らん
ソファで すち の膝枕を受ける こさめ の様子を見て、慌てて声のトーンを落とした。
すち
すち
いるま
なつ
なんだ、変わらないじゃん。
らん
らん
らん
らん
ばっかみたい。
期待して浮足立つなんて。
そんなんで変わるなら、もうとっくの昔に変わっているのに。
いるま
らん
らん
らん
いるま
なつ
今日も、“行ってらっしゃい”すらないんだ。
鞄を廊下に置き去りにして、家から飛び出た。
丁度リビングに行こうとして階段を降りていた時に聞こえて来た らん の声。
みこと
嬉しく思う みこと とは裏腹に上兄弟三人は当然だとなじる。
あぁ……それでも変わらんのや……。
らん の様子を見ようと考えて階段を降り切った所で らん がリビングから飛び出してきて鞄を置いて家から出ていく。
みこと
ショックやんな……。
毎日変わるかもって思って一生懸命なのに……。
みこと
みこと
スクールバックの中身を確認すれば、内ポケットに仕舞われたままの吸入器を見付けた。
手に取って、慌てて らん の後を追いかけて家を後にした。
数分程で見つけた らん は路地裏に蹲って苦しそうな呼気を零していた。
みこと
らん
みこと
みこと
らん
みこと
吸入器を見せて らん の近くに座る。
フルフルと首を横に振って膝に顔を埋めてしまった。
みこと
らん
みこと
みこと
諦めないで欲しい。
生きて欲しい。
らん にとってはそんなの苦痛でしかないと分かっているけれど、どうしても生きていて欲しいのだ。
みこと
らん
みこと
みこと
みこと
みこと
らん
みこと
みこと
みこと
苦しそうな呼気を零しながら頷いてこちらを向く。
吸入器を口に加えさせればちゃんと薬を吸い込んだ。
それに酷く安堵して汗が吹き出て来た。
みこと
らん
みこと
抱き着いて来た らん を抱きしめて、一緒になって涙を流した。
コメント
7件
泣ますよホントに!!! 最高です。ありがとう御座います!